和太鼓 トランス なんでも取り込んでしまう日本のシステム 銀座シックス(GINZA SIX) |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
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昨日の、続きですが・・・
日本文化は実に不思議です。
ここ最近、日本そのものに興味を持っている外国人が増えています。

銀座にオープンした銀座シックス、これも、日本の伝統文化が、テーマと、テレビで紹介されていました。
草間彌生さんのart が、天井から、吊り下げられ、同じ画像が2度は現れないという滝のバーチャルの画像が24時間流れ続けています。

外国人用に、道路の邪魔にならないように、バスの乗り降り=バスストップが、ついています。
地震などの有事のさいのために、数か月分の食料などが備蓄されています。

銀座には、以前の私の会社の支店があり、よく行ったものです。今は、もうありませんが。


ところで、日本に興味を強烈に持っている外国人。


昔からなんとなく興味があったのは、事実でしょうが、ここ最近のアニメや日本漫画の大ヒット、あるいは、日本の古典(岡倉天心 鈴木大拙 新渡戸稲造 などなど)などで、日本に強い興味を持つ人が増えています。ネットのおかげも、当然あります。

日本のアニメや、漫画、だけではなくて、物流システムやら、ロボット技術、小さなロケット部品開発会社、缶詰の製法、日本城のシステム、数寄屋造などなど独特の建築方法、伊勢神宮などの数千年もの歴史を持つ歴史、ギリシアの悲劇はテキストは残っていても、すでに舞踏そのものは廃墟と化したギリシアに比較すると、日本の能は今だに当時そのものと同じく再現されていることの凄さ、などなど、その他たくさんの日本の不思議、不思議の日本に世界が注目しているわけです。

その日本が、長い長いインプットから、今や、アウトプットへ、力を入れ始めていますね。
素晴らしいことだと思います。

世界で活躍しています。kodo
Kodo - "O-Daiko" - HD (japanese drummers - Taiko - tambours géants Japon)


イタリアでかなり話題になりました。



日本の楽器は、聞いていると、あるトランス状態に入っていけます。
西洋の曲はリズムで、泣かせるが、日本の三味線にせよ、太鼓にせよ、独特の神秘感があり、
やはり、そこには、神様を感じるような、おそらく古代の日本を想起させるような「何か」さへ感じてしまいますね。

繰り返しの中に、演奏者は、汗をかき始める。
というか、汗が吹き出てくる。

演奏者と聞いているものが、一体となり、一つのトランス状態のような錯覚にとらわれてきます。

神道には、聖書のようなバイブルもなければ、規則やルールなんかもありません。
なにもない。
それなのに、世界中のクズやゴミや、宝物や、その他諸々の物質、非物質、命、魂、が
鬼が集めてくるようにして、集まり、そしてそれらは、長い年月をかけて、日本人がおおおおっと感じるような心の中に染み入るものになってしまう。

日本だけが、特別な国ではないと、よくいう人がおり、テレビなんかは、ほぼ、西洋文化に浸透されているかのように見えながら、実は、全てが、神道に包み込まれているのが、日本なのです。

こんなシステムを持つ国は、やっぱり、誰がなんと言おうと、日本だけです。






音楽は、魂の調律師とも言われます。

生活の中から、自然に立ち上がってきて、生活に喝を入れてくれるのが音楽です。

やがて、それらは、その国特有の、リズムとダンスを伴うようになって、伝統化していきます。




コルトレーンが、(アメリカの黒人jazzメンのほとんどが、アメリカ生まれなのだと聞いたことがある)、魂の故郷である、アフリカに、音の採取に晩年、しょっ中、行っていたことは知られていることであるが、若くして、逝ってしまい残念としか言おうがありませんね。






このjazzもまた、日本が取り入れれば、日本流のjazzになってしまう。




今なら、誰しも、バークレー、バークレーだけれども、日本人として初めて、バークレーに行って、jazzを弾こうとしたのは秋吉久美子さんですね。


秋吉敏子。 穐吉敏子・・・ 30年間もフィリピンの山奥に隠れ戦後、戦争が終わった事も知らずに日本のために戦った小野田少尉を描いた作品は今でも感銘を私にくれる。 また、「水俣」も。


以前も記事にしましたが、1956年だから私が二歳のころ、彼女は身一つ、羽田からアメリカに飛ぶわけですが、着物を着て演奏したりして最初はアビールしても人気はいまひとつ、かなり苦労したはず。




よくテレビで、とある番組で、イタリア人が、「やっぱりこの地方の料理は最高よ。世界で一番おいしもの」とか女性たちが、叫んでいるのを見ていると、どこの国も、基本は、自国の料理や音楽や映画や文学を一番愛していて、祖国を愛しているのです。

聞いた話では、イタリアの共産党は熱狂的にイタリアを愛しているとも。(自分の国だから当たり前なのであるが、確か、塩野七世だったかなあ。ボケ頭なので忘れてしまいました)


今や、やっと日本人は自虐の歴史観から逃れて、自国を誇りに思う人が増えてきたと思うますが、
私の小さな頃は、日本人は外国人に対して、みんなあらゆるところに、コンプレックスを持っていたと思います。

プラス、自虐歴史観。

それが、不思議と、自浄されてきたのもお天道様のおかげかもしれません。

その辺は、日本は、面白い国で、好奇心の塊みたいなところがあり、どんな国の料理でも、音楽でも、文化でも、取り込んで、換骨奪胎して、日本流にしてしまう。

それがまた、無意識の神道の力なのだと、個人的には思っている。



神道。それを調べつつ。それにこだわらず。それこそが、神道ですから。
私の日本研究の道は、続きます。・・・・・・・・・・・・・・・^^












◉資料  銀座シックス(GINZA SIX)
銀座の象徴、世界を驚かす、日本最高の施設

 発表に合わせ、GINZA SIXに関わる4社の代表が出席し、それぞれの「GINZA SIX」にかける意気込みが語られた。
森ビル株式会社 代表取締役社長 辻慎吾氏

 森ビル 代表取締役社長 辻慎吾氏はGINZA SIXが「銀座の象徴」と位置づけ、GINZA SIXの「6」には「5つ星を越える6つ星級のクオリティ、五感を超えた価値」があるとし、「東京の新たな磁力になることを目指す。GINZA SIXにはそのポテンシャルがあり、なくてはならない存在になる、そんな意気込みでやりたい」と思いを語った。
L Real Estate マネージングパートナー マシュー・ルボゼック氏

 LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)グループのL Real Estateのマネージングパートナー マシュー・ルボゼック氏は、「銀座というのは最も重要な立地のひとつ。特に、リテーラーにとってはそうで、銀座に開店・開業をすることを夢見ています」と特別なエリアであることを強調、「素晴らしいパートナーがいなかったら、ここにいることはできなかった」と述べ、J.フロント リテイリング、森ビル、住友商事に対して感謝の言葉を述べた。
住友商事株式会社 代表取締役社長の中村邦晴氏

 住友商事 代表取締役社長の中村邦晴氏は「インターネット販売は拡大し、消費者マインドは変化し、ただ、モノを売るだけの商業は厳しくなる」と語り、「松坂屋銀座店は長い歴史を刻んできた。新しい時代を牽引せんとして、百貨店の枠を越え、新しい商業施設への挑戦を決断していただいた」と百貨店から業態変更したことを評価。GINZA SIXについては「世界を驚かす、日本最高の施設だと確信」と期待を寄せた。
J.フロント リテイリングの代表取締役社長 山本良一氏

 J.フロント リテイリングの代表取締役社長 山本良一氏は、「今後、10年で日本の経済社会はかつてないほど変化をとげる。これまでの50年間の成功体験やビジネス体験が通用しない局面が増えてきた」と分析、「新たな成長には、過去の延長線上でない、非連続な成長へ、経営のかじを切り、道なき道を歩んでいかなければならない」と訴えた。

 店舗については「どこよりも、各ブランドの世界観をメッセージするとともに、どこよりも早い情報発信、どこよりも豊富な商品展開、どこよりも上質なサービスの提供を実現したい」とコンセプトを示し、「その最たるものは、中央通りの6ブランド」と説明した。
4社の代表が手を組んだ