オープンネットワーキングは名刺交換会ではない。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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自宅前(東小池町)のポッカサッポロの自販機。

事務所(小池町)を構えてからはすっかりご無沙汰でしたが、

久々に缶コーヒー(aromaxブレンド)を購入したら、なんと当たり!

 

「こりゃあ、朝から縁起が良いわい」と思いながらのスタートです。

 

 

 

 

今朝は、私が所属するリファーラルマーケティング組織『BNI手筒チャプター』のミーティングがありました。

 

 

BNIでは、毎年4月と9月に役員が入れ替わります。

倫理法人会では、9月。ライオンズでは、7月といった具合に。

全てのメンバーが何かしらの”役”を担えるようにという措置です。

 

なので、本日が今期(第24期)最後のミーティングでした。

来週から、新しい期(第25期)がはじまるのですが、

私は来期も引き続きスライド係(作成・操作)を仰せつかっています。

かれこれ5年以上もこの役を担っていますが、本日はそこについて言及はいたしません。

 

先日、リファーラルについて少しぼやきましたが、

本日は『オープンネットワーキング』について、ちょいと思うところを話してみようと思います。

 

※リファーラルについてのぼやきはこちら

 

毎週のミーティングにおけるアジェンダ(進行次第)の第一番目にくるのが

このオープンネットワーキングです。

一般的に『ビジターを出迎え、メンバーへの自己紹介する時間』と捉えられているのではないかと思います。

これが、対面であれば、『名刺交換の時間』とも言えるでしょう。

でも、それだったらわざわざ『オープンネットワーキング』なんて仰々しい名前を付ける必要はないと思います。

 

個人的には、名刺交換ってあまり得意ではありませんし、好きでもありません。

異業種交流会とかで、とかく多数の名刺交換をしますけど、

じゃあ、この後、この名刺交換した相手と何かあるか?と言われれば、まず以て何もありません。

よく名刺交換した際に、「何かありましたらよろしくお願いします。」とおっしゃいますが、

『何もありませんから!残念!!』と斬ってしまいたくなることもしばしば。

ぶっちゃけ、そんな短時間で、どうしてこの人と一緒に仕事をしようと思えましょうか。

信頼関係も何もないのに。もちろん、何かしら担保されていれば別かもしれませんが。

 

じゃあ、このオープンネットワーキングって何なのか?

そもそも、何を『オープン(開く、開示する)』するのか、『ネットワーキング』でしょう?

『ネットワーキング』って何さ?

それは、あなたの人脈だと私は思います。

互いに自己紹介するときに、

『私はこのような人脈を持っています。

 この中に、あなたのお役に立ちそうな方はいらっしゃいますか?

 よろしければ、ご紹介いたしますよ。』って、持っていくのです。

もちろん、いたずらに人脈を開示することはリスクではありますが、

BNIにおけるビジターは、メンバーの紹介がなければミーティングに参加できないので、

そこのリスクヘッジはできているのではないかと思います。

だから、安心して”人脈の開示”つまりは、オープンネットワーキングして良いのではないでしょうか。

 

で、ここで問題なのは、私たちがその開示すべき人脈を整理できているかどうか。

おそらく、メンバーの大部分(手筒に限らず、全国で、私も含めて)ができてないと思います。

いわゆる『40名のリスト』(ディレクターは100名のリスト)です。

このリストがない状態でオープンネットワーキングをしたとしても、

何の意味もない、

それこそ『何かありましたら、よろしくお願いします(いや、何もねぇよ)』で終わるのではないでしょうか。

お互いにリストがあれば、そのリストの中から、この人紹介してくれないか?というハナシになるのではないでしょうか。

それこそ、ビジネスに関係はなくても、夢や目標の達成に必要なヒトがそのリストの中にいるかもしれない。

これが本当のオープンネットワーキングなんだろうと思います。

 

 

 

私も10年間BNIメンバーやって、やっと最近分かってきたような気がします。

で、このリストをちゃんと持っているメンバーが集まっているチャプターは

間違いなく強いし、ビジネスも活性化しているのだろうと思います。

ってか、本来、メンバーになるときに、メンバーシップ委員会の審査でこの点は言及されているはずなんです。

ところが、努力目標になってしまい、放ったらかしになっているのだろうと思います。

特に歴史の古いチャプターでは、これを必須にしたら荒れるでしょうね。

逆に、これから立ち上げる、立ち上がったばかりのチャプターは、きっちり作らせるのが良いと思います。

 

そもそも、このリストがちゃんとできさえいれば、

この間、ぼやきましたけど、リファーラルも、ビジターも困らないと思うんですよね。

BOD(ビジネス・オープン・デイ)って、そういう人脈の棚卸し、

40名のリスト作成においても良い機会だと思うのですが、

どーしても、なぜか、いや、間違いなくそこを避けがちです。

それで、どうしてリファーラル、ビジターが増えましょうか。

BODが成功しましょうか。

 

そんなことを思いました。