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備忘録のような、独 白のような。 誰かに送った手紙のような。
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挑戦者という立場で
何かを成し得た瞬間から、その価値は古くなっていきます。
でも苦労して手に入れた少しのものに執着するあまり
次の場所へ踏み出そうとしない。
この小さいものを大事にしまっておくことに腐心すると
人は挑戦をやめてしまうのだと思います。
貯めておくようなものはきっとそんなに大事なものじゃない。
本当に大事なものは、今使えるものなのではないでしょうか。
だから挑戦者はいつも言います。
「失うものはないんだから」
戸惑いながら生きていくんだ
確固たる足取りで生きている人が
どのくらいいるのでしょうか。
すべての人が、とは言いませんが
多くの人は、迷いながら生きているんだと思います。
おそるおそる足を前に出し
1歩ずつ地面を確認するような生き方は
その1歩が正しかったかどうかも曖昧だけれど
進んでいくしかないという、ある種の割り切りと
このアクション自体を、そしてそれを起こした自分を
信じ込むことで、なんとか歩いていける。
でもそれでいいんだと思うのです。
戸惑いや迷いを抱えた人は、
自分の中で知らず知らず優しい知恵を育んでいる。
人が人である理由がそこにあるのだと思います。
師が必要だな
はじめの1歩を踏み出す時、
お手本となる人がいるといい。
道の途中で迷った時、
この先をイメージさせてくれる人にいてほしい。
先達は寡黙だけれと、その知恵は深く広い。
その知恵を上手に受け取ることで
人は力強く進むことができる。
尊敬の念と素直さを持てば、
師はいつでも大事なことを教えてくれる。
それを受け取ることは、続く者の責任ではないか。
いつか自分自身が師とならなければ
ならない時がくるのだから。
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