思い出した事があるので。
京都⇒滋賀⇒中津⇒京都⇒新大阪…と、西方をあんぎゃ~っと、行脚しておりました。
その時に出た話題です。
西の話題で、『関西人はこうする』と、言う話題が色々出て来ました。
そんなお話です。
【西の人は2回繰り返す。】
これは、ひよりちゃんのところ でも、話題になっていますね。
用例:『あんたそれ、あかんわー!あかんわ。それ!!』
です。
【西の人のホメ言葉=シュッ!!】
用例:『アンタの服カッコいいなあ。シュッとしとるわ!』
用例:『なんや、シュッとした家具やったなあ。』
※今日の輸入家具屋さんで、友人が言った一言。
用例:『あんた、多少ブッ細工でもなんやシュッとしとる!シュッとしとる所がええんや!』
※不細工でも<シュッ!!っとしとる方がええ!誉めているのです。2回繰り返していますしね。
【西のおばちゃんは、ある時期に達すると獣を着る】
それは、タカトラでレオパードに囲まれて、う豹~な時間を過ごしていたとき。
『関西のおばちゃんは、アニマル柄を着るのよね。』byLunaおかん(私は着ないけど。)
という話題になりました。
最近流行のレオパードではありません。
『THE虎』腹に虎がついているのです。
色は黒地が多いです。
『ウチのおかんもそうやで~!』
と、今日遊んだ友人。
『お腹にでっかい、虎が『がおー!』ってな!
おかん、奈良のどこから買うてくんねん!と思ったわ!』※友人は幼少期~大学をを奈良で過ごしています。
『わー!、それは是非、マミィの前でねじり鉢巻でロープ持って待たなくちゃね。』
『そやでー、【将軍様、追い出してくれたら、縛ります】やでー!、一休み、一休み、やわー!』
不用意のトスにも、素でボケ返す。
ああ、素敵だわ。。。
(以下、友人の話。)
『目ぇ-がなスパンコールやらで光っとんねん。』
『カーデガンのV字の中から見えとんねん。』
『あんた、何着てんの?』(友人)
『何って、虎よ?』(マミー)
『そんで、カーデガン明けたら、ぴかー!って、目ぇ-がな!』
■目からぴかー!の図

『そんで、背中もお尻やねん!』
『そんなん、いっぱい持ってんねん!!』
『肩から『がおー!』バージョンもあんねん!!!』
『あんなん着るの、玄人さんとオバハンだけやで!!!!』
『背中どついたら、虎が『ガオー!(と、出て来る身振り)』やで!!、ほんま、びっくりするわー』
■尻までがおー!の図

※画像はマウスイメージ画です。
アタイ、最近MACを勿体ない使い方してるよな。。。
ワクワクは年末から始まりました。
ミニーから一報が。
『大阪で格安のホテルを探して抑えました。』
…早!仕事早!!
ひゃー、なんて対応が早いのでしょう。
『年明けにのんびり~♪』等と構えていた自分がのろのろの様です。
今回は『ビジネスパック』を使おうと思っていたので、ミニーに返事をします。
『安くグレードアップできる可能性があるので、ちょっと待って~』
『じゃあ、今の格安ホテルは仮押さえで、後からキャンセルにしましょう。』
と、計画が決まりました。
ああ、まだ見ぬミニー。
行動力の塊な事は、薄々解ってきましたが…。。。
一体、どんな人なんだろう。
会うのが楽しみです!
--------------------------------------------------
■ビジネスパック
▼乗り換え案内トラベル
http://travel.jorudan.co.jp/
■受付平日 9:30~17:00
休日 10:00~17:00
⇒申し込みフォームが細分化されていて、変則的なオーダーにも対応可能。
⇒対応も親切でした。
▼JR東海ツアーズ
http://www.jrtours.co.jp/
■平日10:30-18:30(土・日・祝 休業)
⇒申し込みフォームが単一なので、フォームにある以外のオーダーは個別に依頼が必要。
⇒確保しているホテルのラインナップが充実。
⇒誰に聞いても『ここが一番やすい!』というプランあり。
⇒…ただし、人気の為電話が全くつながらない(常に話中)
『往復新幹線』と『ビジネスホテル』がパックになったプラン。
大阪←→東京 \22,000~
かなりお得です。
★団体席を確保する為、指定の新幹線に乗れなかった場合は、通常乗車券扱い(発効日の2日間有効)になります。
★自由席には乗車が可能です。
★出発日の7日前までの受付になります。
--------------------------------------------------
今回の申し込みは
○1名⇒1/18品川発→京都 1/23⇒新大阪10:00発→品川
○1名⇒1/22東京発→新大阪 1/23⇒新大阪6:00初→東京
○3名1室宿泊
という変則なオーダーです。
つまりフォームからだと適当な条件がないのです。
だけどアタイは知っている♪
フォームは『一番平均的な条件』を用意している事が多い事を。
お問い合わせ窓口から、交渉すると別個のオーダーにも対応可能なのです!
…条件に無いからダメだろう。。。と遠慮して言わない人。多いんだろうなあ。
そんな風に考えながら、交渉開始です。
取れたホテルは●●大阪ホテル。
新大阪駅を背にして、左側にあるホテルです。
お茶の後、『ぎうぎうの部屋を見に行こう!』ときんぎょさんとLunaさんと、新大阪に向かいます。
ホテルでぐりんさんとも合流予定。
…果たして。。。
ホテルはツインルームにエキストラベッドを入れたトリプルでした。
フロントで『女性のお客様に』と入浴剤と洗顔セットが入った、アメニティを受け取ります。
お部屋に入った3人。。。
『おお~!本当にぎうぎうだ!』
ちょこん。ベッドに腰掛けつつ、ぐりんさんを待ちます。
ホテルの入り口に謎の注意書き。
『節電にご協力ください。』
???エコ?エコなのね?
お風呂場のドライヤーはコンセントが抜かれていました。
水道の横には、でっかく『節水』。
ベッドサイドのルームランプにも『節電にご協力ください。』
ここまであると。逆に全部をつけてみたくなりませんか?
いや、大人なので自粛しましたけれど。
そうこうしているうちに、ぐりんさん登場~♪
夏に東京で、一度お会いした以来。
おお!久々です。
女三人がいた部屋に、一人追加で、更にぎうぎうぎうぎうになりました。
『ミニーともホテル待ち合わせやんね?』
『うん。そうです』
きゃあきゃあとお話している間に『トントン』。
わぁ!ミニーだ!!
★葉っぱの手帳記事へ
ひゃー!
既にベッドが3つ入ってぎうぎうぎうな部屋に5人の女!
ぎうぎうぎうぎうぎうです。
そこへ来て、ミニーがしゃべるしゃべるしゃべる…。
喋りながら、見守るその他4人に荷解きをし、お土産を配り、『あ、これ夜のワインね。こっちはオープナー。』
最近空港で機内持ち込みが制限された事、でもおみやげ店の袋に入っていたらOKになった事。そんなの解りきっているんだから、事前に何とかすればいいのに、売り上げが下がって対応するお店の話。
口を動かしながらも、さくさくと荷物を整理して行きます。
止まらないけれど、きびきび。
あははは!すごい。
どんどん動いて、自分で出来る事は自分で決める人。
なるほど。
これがミニーですか。
私は記事から、公園を歩き、季節を愛で、過去にロマンチックな恋愛を経験していて、仕事と勉強を両立させて、生き生きと生きているミニーを知っていましたが、
そのソフトとハードが重なり合いました。
推進力と言うよりは、馬力型。
トルクが高そうな人だなあ。。。
元からぎうぎうなお部屋に、ミニーのパワーが溢れます。
おっと、ひよりちゃんから新大阪に向かっているとのメールです。
『じゃあ、そろそろご飯に向かいましょうか?』
『そうですねー♪』
返信返信。
『新大阪を背にして左手方向だよー』
『ありがとー!』
ひよりん、ごめん。
本当は右手でした。
【つづく…】
きんぎょさんも合流して『お昼はどうしよか?』と、なったあたり。
西に来たら粉もんでしょう。
…と言うことで、やってきました。
お好み焼き屋さん『やまもと』。
---------------------
▼ねぎ焼 やまもと 梅田エスト店
http://www.est-yamamoto.kansai.walkerplus.com/
十三に本店を構える、ねぎ焼の老舗が展開する3号店。薄く敷いた生地にネギを山盛りにし、ふんわりと焼き上げる一枚は、昭和40年の開店当時から変わらないおいしさ。しょう油ベースの特製タレとレモンでさっぱりと仕上げ、ネギの香ばしさとも相性抜群!
※グルメWalkerより
---------------------
おおお!
ねぎ焼き!!
自分のうちで焼く『葱だけ焼き』とは、違います。
ふんわりしていて、おだしの味もして美味しい♪
一枚ぺろりで、まだまだイケますよ!
……。
………。
……………??(汗;;;)
『あのー、、、皆さん、お好み一枚で足りるんですか?』
さすが、西の女子は胃袋の作りも違うぜ☆(?)と、思いつつ、くいしんぼと思われてもいいたと、勇気を出して聞く私。
『この後、お茶って手もあるよね?(笑)』
と、悪戯っぽい目線できんぎょさん。
なーるほどー♪
そうこうしているうちに、ママータイムも終わり、ひよりんが一旦おうちに帰ります。
ママは家の事もきちんとしないとだな。
流石!
やっぱり颯爽と帰るひよりん。
…お好み一枚で、おなか空かなかった?
さて、きんぎょ、Luna、ぺこチームはタカトラへ移動。
デザートタイムと致します。
---------------------
▼芦屋タカトラ 公式サイト
http://www.ashiya-takatora.com/index.html
▼取り扱い店舗
http://www.ashiya-takatora.com/shop/index.html
▼S-STYLE
http://ashiya-ginnan.co.jp/s-style/index.html
---------------------
私、芦屋タカトラのシュークリームの評判を聞きつけて、わざわざ恵比寿に行った事がございます。
お膝元(大阪だけどさ)に来たからには、食さねば!
お店の内装は『S-STYLE』という会社さんが手がけたようで。
虎虎虎!これでもかと虎!!
たまに豹!
椅子は豹柄。
やっぱり虎!!
…といったお店です。
下品でないギリギリのラインで、レオパードのオンパレード。
その中に嫣然と座るきんぎょさん。
…に、似合う。。。(うひょー!)
似合いすぎていました、きんぎょさん。
折りしも、レオバードがブームな今シーズン。
是非、豹柄を着ていただきたい。
あと、谷間に目がいってしまいました。
ああ、エロとオヤジは封印していると言うのに。
そんな訳でオヤジングスイッチがONした私。
振るネタは頭髪談義です。
ぺ『最近、薄い髪が気になっているんですよ。
ヘアコンタクトってあるでしょう?
あれ、薄毛の人は出来るんですかね?』
き『どうなんだろう?、でも電車でよく見るよね?』
ぺ『電車で相手が座っていると、頭頂部に目がいっちゃうんですよね~』
Lu『振りかけもあるでしょう?黒いふりかけ。地が黒くなるのが解るの!』
ぺ『あれは、洗うと黒い水がでるって、、、』
き『え~!遠目で見るならいいけれど、近づくと解っちゃうじゃない!』
ぺ『若者で、ふわ。。。とさせて凌いでいる人もいますよね?』
Lu『バーコードとか?(笑)』
き『横から持ってきているならまだマシだけど、後ろからもってきている人!
あれ、困るよね!』
『こう、ぱか~!となるもの!』
※このとき、きんきんは頭の後ろに手をあてて、後ろ髪が『ぱか~!』逆立つ所を再現。見えました!見えましたとも!!
Lu『どのくらい気にしているか解らないから、不用意にいえないし。』
き『でも、気になるし!!(笑)』
ぺ『プールで知り合いに会うと困るんですよね。目のやり場に。。。(笑)』
ひとしきり盛り上がったところで、きんぎょさんが一言。
き『でも、薄くなったらあれこれ足掻かず、丸刈りがいっそ清清しいよね!』
ごもごもごも。ごもっとも~~~!!!!
※関東ローカルだったらごめんなさい。
ああ、きんぎょさん。
次は是非、豹柄で会いましょう。。。
【つづく】
西の旅行の際、行きたい場所をピックアップし、どう動いたら理想的か検討していました。
…乗換案内に宿泊駅が出ないよー。。。
なんだ?どうして??
そんなにマイナー路線なの???
そう思って地元Lunaおかんに聞いてみます。
『ぺこちゃん、字が違いますよ』
おおーう、なーんてこったい!!
そんなお世話にもなったLunaおかん。
1/18の夜に京都入りしたのですが、電車に乗りながら、車窓から懐かしい風景が見えます。
真っ暗の中に、遠くに広がった明かり。
電車は郊外を走っています。
かたたん、かたたん、かたたん。。。
規則正しい音に、ふと気付きます。
そうねえ、こっちの電車は枕木の音がするのねえ。
東京では『かたたん』と言うわけには行きません。
ぎゅうぎゅうつめの中、『早くつけ~』
と、思って乗っている普段の自分に気付きました。
おっと、いけません。今度、東京でも電車の音に耳を傾けてみよう。
そうして『おかんもいつもこの音を聞いているのかな?』と。
そう思ったのです。
ちなみに、ご近所で見つけたこのポスター。
※当選、おめでとうございます。
『これも、おかんは見たのかしら?』
そうも思って、私も眺めておりました。
------------------
【待ち合わせ場所】
サンマルク
------------------
そんなこんなで、ひよりちゃんと一緒におかんの合流を持ちます。
おかんとは、東京で1度だけお会いしています。
ライブで上京したはずなのに、そうとは見えない楚々とした奥様。
関西版おたまはんを頂きました。
今でも愛用中です。
さあ、やってきました、おかーん!
なんと!なんとなんと!
おかんお手製のくまちゃんを頂きました。
Asherくん。男の子です。
※くまちゃん記事がおかんのものだと、この時に気付く私。
美大卒・クラフト好きのぺこ。
『手作り』モノには、ひとかたならぬ感激を感じます。
その、制作時間も含めて、プレゼントされた気になるのです。
『TV見ながら作っただけだから。。。』
いえいえ、手元を見ないと危ないでしょ?
きっとTVは聞きながらちくちくして下さったのね。
くまちゃんはパーツは切り離してしまえば、後はルーチンで作れること。
だけど、お顔は集中しないと表情が出るから難しいとのこと。
そんなお話を聞きます。
うちにお婿に来たAsherくんは、ちょっと暢気そうな顔立ち。
気のいい子にちがいない。
有難うおかん。
大事にしますね。
そうこうしながら『愛って何!?』とか、ほぼ初対面なお二人にKYな話題を振る私。
いや、関西旅行で久々に会った友人達が、概ね家庭の危機だったので。
(それもどうかと。。。)
主婦の先輩達にお聞きしたかったんですよ~
そんなこんなで、きんきん合流になるのです。
【つづく】
バレンタインの香り漂う季節。
皆様、如何おすごしですか?
先週、がっつりお休みを取って、西日本を行脚してきました。
年末から準備と計画、調整をしてきたので、私にとっては年越しよりも大きなイベントでした。
ぽつぽつと、記事をあげてゆきます。
------------------------------------
【待ち合わせスポット】
阪急梅田ビックマン下
(だと、会えないから、紀伊国屋入り口)
------------------------------------
久々に降り立つ阪急は、昔と何も変わっていません。
…電車は。。。
紅いし、臭うし(阪急臭、ちなみに京都の地下鉄も地下鉄臭がします。)、がたんがたん揺れるし。
でも、私、梅田駅のホームって好きなんです。
各停、急行、特急、とホームが分かれていて、線路が沢山あります。
終着駅に向かって、何本もの電車が入ってくる様は壮観。
銀河鉄道の様な画が、リアルに見られます。
そんな久々の阪急梅田駅。
学生の頃、徹夜で遊んで河原町行きの特急に乗った後、寝オチ。
気付いたら、スイッチバックして大阪に向かう特急にいたなあ。。。
とか、そんな事を思いながら、紀伊国屋入り口へ。
WEBで知り合った、とある人との逢瀬の為に♪
阪急は待ち合わせスポットですが、ビックマン(梅田にある巨大画面)だと、人が多くて出会えなかったり。
ランドマークとしては、大雑把過ぎたり。
なので、紀伊国屋前である人を待ちます。
『ピンクのわしゃわしゃですー』
と、メールして。
…スモーキーピンクと毛の襟巻き。
こっちがわしゃわしゃでも、髪の毛もわしゃわしゃでも。
ま、ぱっと見『わしゃわしゃ』しているからいっか。(笑)
そうして『すぐわかったよー』と、颯爽と現れたのはひよりちゃん。
ほー!!このお方が!?
彼女とは、とあるアクシデントでケータイメールを交換し。
住所を交換し。
たまに文通(リアルで)をする仲。
遇わせてプリクラも交換しました。
そのわれ等が、いよいよ、ケー番を交し合い、対面するのです!
おお、なんと正しい男女交際のステップ。
惜しむらくは、女女交際だってことと、片方は既婚者だってこと。
子供を送り出した後の、ママータイム。
ひっそりを家を抜け出し、まだ見ぬ、WEBで知り合った東京で働く年下の元へ!
おお!なんて途に非ずな展開。
倫理に反します。
これがホントの不倫。
しかも、女同士だし。
反則技だわ。
と、思っていたのですが。
現れたひよりんは、なんといいますか。
颯爽としたべっぴんさん。
べっぴんだと噂には聞いていたものの。。。すごく若い。
私よりお姉さんのはずなのにー!
…それで二人の子持ちとは!?
あんた、反則よー!!!
私の思惑をよそに、ひよりんは爽やかに『サンマルクにいこか?』と誘導してくれます。
そこで、ちゃーしばきつつ、みんなの合流を待つという算段です。
【つづく】
それから、『一澤帆布』へ。
こちらは、逆に閑散としていた。
私が知っている(旧)『一澤帆布』は物凄い行列が出来ていて、店内もぎゅうぎゅう。
活気がワイワイいっているお店なのになあ。。。
昔と同じ素材で、同じ商品を扱っていても、こうまで変わるものなのかしら?
そう思って、店員さんにお直しの相談をする。
困ったような店員さん。
…???何故??
ちょっと迷惑そうに、職人さんを呼び出した。
工房まで駆けつけて来たのは、物凄く上から目線の職人だった。
私のカバンをさらーと、見てからヤニ臭い息で一言。
『あんた、こんなほつれ程度で修理するの?』
…はぁ??
彼はもう少し使えるよ。と言った意味のことを、高圧的に言ってくる。
彼の話を頭半分で拝聴しながら、
…道具なんだから、修理のタイミングは使う人の使い心地で決めればいいじゃん。
等とも思う。
あんた、帆布カバンの職人であったとしても、客商売には向いていないわねえ。
接客技術がないなら、工房に篭って表に出てこなければ良いのに。
届いた修理依頼に、ぶつくさミシンかけるだけなら、お客を不快にする事もないだろうし。
店舗から工房までの層の薄さが、今の『一澤帆布』を物語っているんだろうな。
そう思った。
新三郎さんと共に、反対側に引っ越していった人たちは、こういう事が出来ていたのだろう。
それでも、折角京都まで持って来たので、やっぱり修理をしてもらいたい。
(同じ色で修理が可能だと言われたので。)
もう4年使っている事。
普段は東京にいて、簡単にはこられない事。
修理してこの先も使いたい事を説明する。
気持ちは通じたらしい。
ほ、良かった。
高圧的な職人が『出来る』と言った修理内容は、先ほど、新三郎に持っていった時に言われた修理内容の半分くらいの仕事量だった。
…職人が違うとこうなるのかなあ。
…惜しいなあ。
そう思う。
閑散としたお店を後にするとき、一緒に行った友人がぽつりと言った。
『私は、新三郎よりも一澤の方のデザインが好きかなあ。』
『うん、私もそう思う。』
そう答えながら、やっぱり惜しいなあ。
そう思う。
お家騒動の後、という先入観があるからかも?だけど、どちらのお店もどこか『いびつ』な感じが否めなかったから。
西の旅の目的は、本当にいくつもあったんだけれど。
そのひとつに、カバンのお直しがあった。
仕事柄カバンにA4サイズの紙が入る事が必須になる。
仕事カバンとして愛用している『一澤帆布』のトートバッグ。
それが、擦り切れて来たので、お直しに出すことが目的のひとつ。
それは、5年勤めた代理店を辞めて引っ越す決意をした、4年前の事。
私は、京都に舞妓になりにやってきた。
…いや、正しくは『3ヶ月、何もしない期間がぽっかり出来たので、友人と京都旅行に来たついでに、『お茶屋さんで舞妓体験』をした』のだけど。
京都に住んでいたら、恥ずかしくて絶対に出来なかった事。
だけど、旅の恥はかき捨て!!とばかりに、一緒に行った友人の熱弁に当てられて、舞妓扮装をやるはめになった。
その時。
折角だから。と、『一澤帆布』へ。
当時はまだ、新三郎さんがカウンターにいた。
帆布は、修理をして使えば何年も愛用できる事。
継ぎや、繕いミシンの跡も、何年も使い込んだカバンの証になること。
『修理に出したら、直しが利くんですか?』
『出来る範囲で、させてもらいますよ。』
熱く語る、新三郎さんのお話を、ふうん?と拝聴する。
なるほど、そんなカバンだったら、今の半端な自分が完成して行くのには、丁度良いのかもしれない。
あっちこっち、修理しながら、自分と一緒に育ってゆくカバン。
そうか、私はこのカバンと一緒に成長しよう。
そう思って、その時に買った『仕事カバン』。
2年使ってほつれが出てきて、お修理に出した。
お仕事カバンは、継ぎが当って戻ってきた。
それから2年。
あの、騒動がおきた。
以降の『一澤帆布』と『新三郎帆布』が気になっていたので、お直しついでにお店の見学もしてみよう。
そう思って京都に来た。
京都の友人曰く
『修理に持ってくなら、『新三郎』の方やで。職人さんは全部新三郎についていったからな。』
…なるほど、地元民はそんな認識なのね?
東山通りを八坂神社を背にして、三条方面に上がって歩いてゆくと、まず右手方向に新三郎帆布がある。
その目と鼻の先、対面(左手)に一澤帆布。
店舗の場所は、駅や観光寺から少しだけ外れているので、別のところに出店しても良かったはずなのに。。。
何だか、対抗感が満載に感じる気がする。
古風だけど、新しい店舗。
帆布がかもし出す糊のにおい。
わいわいと、人がいて、お店に沢山並んだ帆布のカバン。
モダンで形も色もとりどりのカバンたち。
…うーん。
それなりに可愛いんだろうけれど、新しくて軽薄なイメージが否めない。
『別ブランド』という形で袂を分かって、新しく始めたのも解るんだけど。。。
『素朴な物』をシンプルなデザインと確かな縫製で、形にするのが(旧)『一澤帆布』の良さだと思っていたんだけどな。
念のためカバンを持ち込んで、『一澤帆布』のカバンだけど、お直しが出来ないか聞いてみる。
『修理しても、同じ色が使えないので、持ち手や当て布の色、飾り金具のデザインが変わってしまいます。』
…そうかー。。。
伝統ある『意匠』を捨てて、技術だけを持って別のお店を構える。とは、こういうことなのね。
店員さんも、どこか辛そうに応えてくれる。
ちょっと卑屈っぽくも見えるのは、穿った見方なのかな?
→つづく
パシフィコは全席指定。
毎年、観客は席の上で座ったままノリノリな拍手をステージのクリへと贈ります。
でも、今年は違いました。
タリーズのCM曲、Dream Worldが始まった瞬間。
なんと開場が自然に立ち上がったのです。

※画像は伊藤園サイトより
▼伊藤園サイト
http://www.itoen.co.jp/campaign_cm/07tullys_crystal/index.html
彼女のダンスにあわせて、開場が自然と踊り出すグルーブ。
スクリーンに驚いたクリの顔がアップになります。
そうして、嬉しそうな笑顔!
かわいい~!!
会場の熱を受けて、更に彼女のダンスの切れが上がります。
去年、彼女はボイストレーニングとダンスのレッスンを兼ねて、NYに渡ります。
帰国した彼女は、もの凄い成長を遂げていました。
一説には、その直前に学生の頃からのボーイフレンドとお別れしたのだとか。
ありがとうジョン(←勝手に命名)。
信憑性は定かでないけれど、あなたのステップのおかげで、愛するクリが素敵なディーバに成長したよ。
ナイス捨て石!ナイス踏み台!!
君の功績は忘れないよ。(本当かどうか知らないけれど。)
そんな事を考えていたら、Boyfriend -part IIで、クリが『みんな歌って!』とマイクを差し出します。
ひゃー!クリとハモってる!
会場全体が合唱しています。
くー、カンゲキ。
▼Boyfriend -part II(視聴)
http://mora.jp/package/80307744/ESCL02385/
- Boyfriend-partII-/Crystal Kay
- ¥1,020 Amazon.co.jp
ZEPPのライブも良いですが、こんな大きな会場だと迫力が違います。
2007年は『ディーバ』という言葉がミュージックシーンで使われましたが、楽曲とダンスと観客を煽るセンス。
ライブに参加して『楽しい!』と思える歌姫はあまりいません。
大きな会場で出来る様になって欲しいけれど。
大きくなると、クリが遠くなるのよね。。。
ああ、ステージで飛び散る汗が見える距離にいて欲しい。
そんなこんなで、アンコール。
白のケープで現れたクリは、毎年お約束の『White Christmas』を熱唱。
それから『恋に落ちたら』を歌ってくれました。
これまた、お約束で客席から、両手でハートを作ってステージのクリに贈ります。
以下はクリではないですが、折角なのでWhite Christmasを。
http://jp.youtube.com/watch?v=1HrAy5xqzOs
とっても満喫した、今年のクリスマスコンサート。
来年も行ってきます♪
今年のクイーンズスクエアのツリーに誓います。

▼更に、とっておき。
http://www.roppongihills.com/jp/events/tcv_j-wave2007.html
んふふふ♪
連日でいっちゃうよー!
--------------------
Crystal Kay Xmas Live '07 ALL YOURS -WINTER SPECIAL-
supported by ITOEN TULLY'S BARISTA'S SPECIAL
--------------------
毎年恒例、パシフィコ横浜です。
- Shining/Crystal Kay
- ¥1,529 Amazon.co.jp
長身な彼女は、ステージの中で絶大な存在感を持っていた。
もの凄いオーラ。
ココアの肌に白のドレスがとても映える。
スポットを浴びた彼女の、切なげな顔。
高い頬に睫毛の影が落ちる…
…なんて、カッコつけて書いていますけれどね。
遅刻したんですよ!
開演時間を1時間勘違いしていて。
それでも30分前行動で30分遅刻で済んだんですが。。。
ウキウキ、クレープ屋さんに並んでいて、チケットを見て愕然!
18:30開場、19時開演と思っていたら、17時会場、18時開演でした!!。
我ながらスットコドッコイを標準搭載しているのですが、こんな大事な場面に遺憾なく発揮されなくても。。。
ああ、もう、今年最後の粗相です。
(最後にしたいよ。本当に)
クイーンズスクエアを走る走る。
30分遅刻で、滑り込み。
ああ、先行発売の抽選に応募して買ったS席が泣きます。
ステージはバラード主体の前半が過ぎた辺り。
彼女独特のハスキーな歌声。
ああ、端の席で良かった。
クリのファンを邪魔しては、悪いもの。
何とか着席して、ステージに集中します。
うふふ、サ行の発音が空気が抜けるのね。
さ・し・す・せ・そ・ち(所謂擦過音になりがちな頭文字)。
パシフィコのスピーカーは低音に設定したいるのか、ライブにあわせているのか、彼女の声がCDよりも余計にシーシー響きます。
なんだろ?
前歯がスキッパーなのかしらん?
うふふ、私とお揃いね。
等と自分の弱点と同じ部分を見つけて、ほくそ笑みます。
うーん?、ステージが全国ツアーと一緒のセットです。
…???クリ??
セット予算削減?お金ないのかしら?
いや、今年はアルバムが発売時オリコンNo1を獲得した筈。
(デビューからの夢だったそうで、おめでとー!!)
確かに綺麗なセットだけど、使い回し???
と思っていたら、後半のダンスナンバーが主体になって謎が解けました。
左右のモニタにステージが映し出されているのですが、同じ曲の最中に絶妙のタイミングで挿入される映像。
全く別の衣装を着たクリが、ステージと同じ振りで踊っています。
!!!
そうです、全国ツアーの映像。
ビヨンセにインスパイアされたターコイズのセクシーなクリ。
大胆なカットのショッキングピンクのキャミドレスのクリ。
ステージは白のシャツに黒のパンツ。
まるでジャネットの様な彼女。
そうねえ、ビヨンセとジャネット。
大ファンなのよね。。。
21歳にしては、蠱惑的なステージです。
ナイス演出!!
⇒その2へ続く。。。