本日はワタクシ、鼻血をだらだら流してのご報告です。
なななななんと!
我が愛するイーサン・ホークと、『ゲーム・オブ・スローンズ』のオベリン・マーテルことペドロ・パスカルが、スペインの名匠ペドロ・アルモドバル監督作で共演ですって!!!
ぎゃああああ!!!
なんでもVarietyによりますと、本作はアルモドバル監督2度目の英語作品となりまして、30分の短編だそう。
タイトルの『Strange Way of Life(原題)』は、ポルトガルの有名な民族歌謡から取ったんですってよ。
お金を出すのが、ハリウッドのスタジオや配信会社ではなく、ファッションブランドのサンローランってところも注目です。
でね!ここまでは由緒正しいエンターテイメント専門サイトからの情報ですが、気になるのはここからなんです。
信憑性に不安があることで知られるMailOnlineによりますと、本作は、カウボーイたちの悲しいロマンスを描いたあの名作、『ブロークバックマウンテン』のアンサー映画として制作されるそうなんです。
と言いますのも、実はアルモドバル監督、wikiにもあるけど『ブロークバックマウンテン』の監督候補だったんです。
でも、演出上の自由が得られず、断念。
「アン・リー監督は素晴らしい作品を撮った」と絶賛しつつも、彼には違うビジョンがあって、もっと動物的な、肉体的な作品にしたかったと語ってたそうです。
「あれは肉体的な関係だった。二人が離れ離れにならなくちゃいけなくなるところにポイントがある。ヒース・レジャーは家族を残していくことはできないと決断する。すごいショックだ。だけどその瞬間までは、動物的だった。でもハリウッド映画でそれはできなかった。2人のオトコがずっとやってる映画なんてね」
と、IndieWireにかつて話してたんですってよ。
確かに、言われてみたら、惹かれあう男性同士が、誰もいない山の中で二人きりで刹那に過ごすわけですから、そら動物的に肉体的になりますよね。
アルモドバル監督は、それをつまびらかに映像化したかったのか。
でもま、『ブロークバックマウンテン』はあのまんまでも十分に名作ですので、それはそれ、これはこれ、ですな。
となると、気になるのはイーサンとペドロ・パスカルの新作ですよ。
コチラもMailOnlineによりますと、『Strange Way of Life』では、舞台を西部に移し、イーサン演じる保安官ジェイクと、ペドロ演じる殺し屋シルヴァの、中年のガンマン2人の物語になるそうです。
(2人ともカウボーイ姿はお似合いなハズ)
2人は砂漠を挟んで反対側に住んでおり、25年間会っていないという設定。
「片方が砂漠を横切り、相手を探しに来る。それは決着の日でもあるけれど、すごく親密な物語でもある」ですって。
…一体どんなストーリーになるんだ。
しかもお金を出すのはサン・ローラン!
撮影は今年8月を予定してまして、『続・夕陽のガンマン』を撮影したスペインのアルメリア砂漠で行うとのこと。
本作非常に楽しみですが、地味にうれしいのは、キャストにゲイを公言している俳優を起用していないことです。
今時アルモドバルだから出来たことかもしれません。
やっぱりね、マット・ボマーとか、前はそんなことなかったのに、最近はゲイの役が続いているんですよ。
マイノリティ役はマイノリティ俳優に、の重要性もわかりますけれど、でもやっぱり、不利益もあるんじゃないかと思う。
そんなワケで、アルモドバル監督の新作『Strange Way of Life』、非常に楽しみでございます。
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