突然ですが、わたくし困惑しています。
思いっきりもやもやしております。
非常に複雑な思いです。
なんでかって言いますと…
『リアリティ・バイツ』がテレビドラマ化されるんですってよ！
まじか。
『リアリティ・バイツ』と言えば、ジェネレーションX映画の金字塔！わたしの若き日を彩った、そしてダメ人間にした、愛すべき慕情の一作です（慕情をこんな使い方するの初めてみた）！！！
90年代のアメリカを舞台に（どこの都市だったかは忘れた）、大学を卒業したばかりの男女が、それぞれ大人になることに直面する様を描いた名作青春映画！
ちょっと前にひっさしぶりに観ましたケド、当時の音楽と気怠い雰囲気、イーサン・ホーク演じるトロイの、知的で博識なのに、斜に構えてる感じ（まさにこんなオトコがタイプでした）、今見ても胸をズキューンと締め付けてくるじゃないの！
なんでもDeadlineによりますと、ユニバーサル・ピクチャーズ系列のPeacockでドラマ化されるそうでして、舞台はそのまま90年代、賢い女子リレイナ・ピアースを中心に、彼女と、大学を卒業したばかりの友人3人が大人になっていく過程で、自分自身でいることや、友達関係の変化にもがく様を描くそう。
…つまりあのまんま。
ま、本作の一番の特徴は、ジェネレーションＸが大人になる様子を描くところですから、舞台を変えたら別物ですもんね。
で、脚本＆製作は、『グッドガールズ: 崖っぷちの女たち』や『スパニッシュ・プリンセス』を手掛けたヘレン・チルドレスですってよ。
へー。
ってコレ、1ミリたりとも響いてこないんですケド！！！
チラッと覗いてやろうかな的な好奇心すら沸かないんですケド！
なんなら、SNSなんかで映像見かけちゃうのも嫌なくらいなんですケド！！！
このところ、ストリーミングサービスが乱立して、アメリカの各スタジオまで独自サービスを始めちゃったものですから、コンテンツが足りねー！って状況に陥り、昔の映画のドラマ化がニョッキニョッキ出てきてますよね。
『フォー・ウェディング ～恋するロンドンライフ～』もだし、
『ハイ・フィデリティ』もだし。
もうさ、みんな安直なことばかり考えないで、新しい才能と物語に投資すべきですよ。
きっと、すんごい才能がいるハズ！
守りに入るなや！！！
そんなワケで皆さま、わたくしドラマ版『リアリティ・バイツ』は断固拒否の方針で参る所存です。
そんなのもアリよね。
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