【夏休みのお母さんの関わり方１つで偏差値を１０上げることは可能です！】
１ 夏休みの限られた時間をどう関わったら偏差値があげられるの？～準備編～
２ 夏休みにお子様の成績を伸ばしたかったら信じて放っておきなさい
３ なんであなたはお子様を管理しないと信じられないの？さげ母になる人の特徴
４ お母様が「自分の仕事」に集中した方が、お子様は伸びていきます
５ 「自分の仕事」に集中せず「さげ母」になってしまうお母さんの特徴
６ お母様がお子様の夏休みの計画を、代わりに立ててしまっていませんか？
７ 子どもを心配しすぎて「本当にできるのかな」とつい思ってしまう時の自分との向き合い方
８ お子様が自分からやる気を出すためにやってほしい「夜の振り返りタイム」
９ 「夜の振り返りタイム」で2日連続、計画通りにできていない時に見直してほしいこと
１０一人で抱えないで！お子様の成績を伸ばすための勉強計画を立てる方法
子育て＆中学受験ママコーチ 美月ゆりです。
「夏休みのお母さんの関わり方１つで偏差値を１０上げることは可能です！」
の第６回目。
「お母様がお子様の夏休みの計画を、代わりに立ててしまっていませんか？」
です。
これは先日の準備編とも関係していますので、
今回は「模試の使い方」を中心に、
計画を立てることについてお伝えします。
模試では何を意識、注目なさっていますか？
やはり点数や偏差値、順位でしょうか？
6年生ですと志望校判定結果も気になるかもしれません。
でも、それらは
「この模試においてのみの結果」です。
あくまでお子様の現状の位置確認の目安に過ぎません。
そして、４・5年生と6年生では、
模試を受ける目的も少し異なりますね。
６年生は、得点や時間配分シミュレーションなど、
模試に対して毎回目的を持って準備し、
本番と同じ気持ちで受け、実戦感覚を磨きます。
一流のスポーツ選手が、
試合本番のつもりで練習するのと同じです。
技術を磨く＆キープするための練習は、
毎日やる受験勉強と同じです。
つまり模試は、受ける前の準備と
振り返りがセット。
片手落ちでは意味がありません。
夏休み後半もしくは夏休み明けには、
大きな模試があると思います。
夏休みにどれ位力をつけたか。
志望校合格のために強化すべきところはどこか。
ここでの結果は秋からの時間の使い方の、
羅針盤となります。
そのためにも、
そして夏休みの中だるみ防止のためにも、
この夏休み終了前後にある模試を、
夏休みの動機づけに使ってみてください。
もちろん、お母様の不安解消のための計画ではなく、
お子様の頭の中に
お子様が自分で行動イメージを描くために♡
この頃のようにお子様の話を聞きながら・・・
ここでは模試への準備と振り返りについて、
その一部をお伝えしますね。
１ 受ける前の準備
お子様があまり集中できてない日の休憩中、
リラックスしているときに、
「夏休み最後にある模試で、
どんな結果を出したい？」
とまずは本人の持っているイメージを聞きます。
そして、そのためには
どうすればいいと考えているか。
どんなことができそうか、聞きます。
自分から抵抗なく答えられるならメモしたり、
「各教科考えてみる？」と作戦タイムに入ることを
提案したり。
このとき、
「うちの子、全然自分で答えられなくて・・・」
ということもあるかもしれません。
それによってお母様が焦ってしまったり。
でも、それでもいいんです♪
行動アイディアが出てこなければ、
お子様が自信がないと感じているところを
まずは聞いてあげてくださいね。
その部分を強化してあげることが、
自信につながったりするからです。
私たちは、自信が持てない時、
エネルギーを上げることができません。
だからどうしたらいいかのアイディアも湧かないし、
当然行動に移すこともできません。
そして行動できなければ、結局変わらない。。。
だから、アイディアが出ない時には、
お子様が不安に思っていることや
自信がないと感じていることを話してもらい、
心を軽くしてあげてくださいね。
不安や自信のなさを外に出すことで
心にスペースが生まれ、
アドバイスを受け取れるようになります。
また、そこで話してくれたことが、
解決のヒントになったりもします。
そうやって、お子様に安心感を与えることも、
「あげ母・コミュニケーション」です。
お子様のエネルギーが上がりますから。
・・・話を行動アイディア出しに戻しまして。
休憩中に振った話なので、
「計画が崩れるから作戦タイムは後でね」となれば、
また別に時間をとります。
もし、別に時間を取るなら、
その間に塾の先生からいただいているアドバイスを
見直しておきます。
そして改めて時間をとり、
お子様にアイディアを出してもらい。
先生からのアドバイスを参照しつつ、
既に立てた夏休みの学習計画を
確認します。
このとき、これまで計画通りにやってみた不具合と、
新しいアイディア、
先生からのアドバイスの中で、
お子様の出したい結果をもとに、
お子様に確認しながら、計画を手直しします。
もしかしたら、
手直しの必要がないかもしれません。
そしたら後はやるだけ。
お子様と一緒に手直しをしたならば、
塾の先生に「こんな話し合いをして、
こんなふうに計画を手直ししました」と、
情報共有をしてください。
そして、先生からのアドバイスをいただきます。
それをまたお子様と共有すれば、
中だるみや受験勉強に飽きた時に、
やる気と緊張感を持たせることができますよ
２ 振り返り
帰宅後、答案返却までは、記憶のあるうちに
解答を見ながら、
・全然わからなかった
・途中までわかった
問題をまずは印をつけます。
それを、途中までわかった方から、
・どこまではできていたか
・何がポイントだったのか
をお子様が自分で理解できたら、
もう一度答えを見ずに自分で解きなおします。
そして答え合わせ。
できればOK、できなかったら
答案返却時にもう一度解きなおします。
一方、全然わからなかった問題は、
難関高が志望校なら、
テキストで調べたり、
先生に質問して理解する必要があります。
が、志望校がそうでない場合は、
志望校にもよりますが、
返却時にわかる「正答率」が
80％以上のものを優先的に、
復習していきます。
時間は限られていて、
自分の志望校合格に必要なことを
優先しなければ意味がないからです。
応用問題よりもこの時期は、
最後の基礎固めが大切です。
秋からは過去問でのアウトプットが
中心となっていきますから。
とはいえ。
模試での結果が思うように出なかった時は、
やっぱり気になってしまったりしますよね。
でも一番悔しくて落ち込みたいのはお子様、です。
そんな時、親からも
「こんなんじゃ・・・」と言われたら？
泣きっ面に蜂、弱り目に祟り目、ですね💦
それではお子様のエネルギーをさらに下げる、
「さげ母・コミュニケーション」と
なってしまいます。
エネルギーを落とせば、
回復にも時間を必要とします。
この時期、それはとてももったいない！
そこを整えるのが、「あげ母のあり方」です。
「そんなことはわかってる！
でも、私だって泣きたいよ！」
というお母様もいらっしゃるかもしれません。
そんなときは、お子様にぶつけずに、
１DAYレッスンで気持ちを吐き出していただいて、
「今できること」を私と一緒に探りましょう！
未来は今ここからの思考と行動の積み重ねで
いくらでも変えていけるのです。
「本当に望む未来」を、創りましょう♡
明日は、第７話。
「子どもを心配しすぎて『本当にできるのかな？』と
つい思ってしまう時の自分との向き合い方」
をお伝えしますね。
お楽しみに！
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