こんにちは 島根大学医学部附属病院乳腺センターの角舎です
あれっ?誰だっけ?という声もちらほら聞こえてきますが・・・
島根大学に異動して2ヶ月が経過しました
まるっきり環境の変わるところに来たのでなかなか慣れないこともありますが、一緒に来ている末岡先生が支えてくれるのでなんとか馴染んできています。広島でもそうでしたけどこちらに来ての私の評判は
「とっつきにくい」「怖そう」
らしいです。まあ大体これまでもそうでしたけど。よく知ってる人は「なんで?」みたいになるんでしょうけど。
その最初の段階をようやく超えるか超えないかというところですね、今は
こちらの外科でも飲み会がそろそろ行われるので、みなさんと仲良くなって楽しく働きたいです
さて、島根大学病院から支給される白衣にはこのようなマークが印刷されています
なぜ?ラビット?バニー?
そうです。因幡の白ウサギなんですけど、白衣が白なので黒ウサギですけどね
ネットで見ると以下のように書かれています
「日本で最初に医療行為をした人物として書物に登場するのは、『古事記』に登場する大国主命(オオクニヌシノミコト)です。それは、皆さんおなじみの「稲羽の素兎(しろうさぎ)」のお話。「昔々、だましたサメに毛をはぎ取られて泣いている素兎をみた大国主命(オオクニヌシノミコト、別名オオナムチノミコト)は、『すぐに河口へ行き、真水でよく身体を洗い、岸辺に生える蒲(ガマ)の花粉をとって敷き散らし、その上に寝転べば、治るよ』と素兎に教えます。素兎がそのとおりにしてみると、赤くただれた皮膚が治った」と記されています。 このお話は、神話の世界の夢物語にとどまりません。何故なら、ガマの花粉には「蒲黄」というれっきとした生薬名があるからです。効能は、外用としては外傷やヤケド、痔などに効果があるとされています。『古事記』や『日本書紀』で日本に医薬を広めたとされる大国主命(別名、大己貴命オオナムチノミコト)や少彦名命(スクナビコナノミコト)は、「医薬の祖」、「薬祖神」とされています。」
なるほど!それな!
大国主命=医の神様ね
しかし、冷静に考えると
因幡の白ウサギの因幡って、鳥取県じゃない?
調べてみると因幡は今の鳥取県の東半分にあたるところらしく、島根県にも接していないじゃない
でもまあ、大国主命は出雲大社あたりをうろうろしていたはずなのでまあ、いいか、ということなんだろうと思いますけど、鳥取が納得するかなあ・・・と思って探してみると
やはり・・・
まあ、うさぎと大国主命は島根と鳥取で共有しましょう、ということで
でも、あちこちに神話が残っていて、本当に昔の神様がいたかのように思えてしまいます
「素戔嗚尊(すさのおのみこと)は、ありゃあ、若い時は悪いやつじゃった」
とかご近所のご老人が今でも言いそうな親近感はあります
あと驚いたのが、主婦の皆さん、魚をみんな捌いて調理するんですね。しかも魚がみなさん好きなようです
先日船で釣りに出たのですが、釣った人がもういいよと持って帰らなかったものを私が頭を落とし内臓を出して冷蔵庫に入れて翌日病院に持って行ったのですが、みなさん(事務員さん、看護師さん達)喜んでもらってくれました
もちろん仕事時間外のことですよ
これは「ほうぼう」
煮付けにしたりお刺身にしますが、なんとフライにしたらしいです
これはアコウ(キジハタ)
大きいのも釣りましたが写真撮り忘れて
これは30センチくらいのアコウで、煮付けにされたそうです
大きいのはもちろん刺身で
これは「うっかりカサゴ」
何がうっかりかわかりませんけど
おそらく、うっかり釣られてしまったのね
タイらばで60センチオーバーのヒラメも釣れましたが他の方にあげました
他にも、40センチのイサキ、20センチ以上のメバルなど
ほんとよく釣れます
そんなこんなで、少しずつ島根には馴染んでいます
このブログを見られた方は、ぜひ島根大学医学部附属病院乳腺センターのブログも覗いてみてくださいね
それではまた7月1日にお会いしましょう!