こんばんは。
広島大学病院 乳腺外科 木村優里 です。
おとといはバレンタインデーでしたね
ここ数年は、職業柄もあり、あげるよりも、貰うほうが多いという、世の男子を敵に回しそうな幸せなバレンタインを満喫しております
みなさん、お気遣い下さり、本当にありがとうございます
1か月後を楽しみにお待ちください
今回のバレンタインデーには、チョコだけではなく、乳がん患者さんに、ぜひ届いてほしいニュースがいくつか舞い込んできました
まず、乳がん患者さんのバイブル、『患者さんのための乳がん診療ガイドライン2023年度版 第7版』が、ついに発売されました
約3年半ぶりの改訂です。
いきなり乳がんと言われて困った時、今後の治療について不安な時、不用意にインターネットを開いたら、中には正しい情報ではないサイトやブログに行きついてしまい、ますます不安になったり、気持ちが落ち込んでしまったり、混乱してしまうこともあると思います
何か調べたいとき、自分の乳がんや治療について正しく理解したいとき、ぜひこちらの本を見てください
全ての乳がん患者さん、そのご家族にも、ぜひオススメしたい一冊ですきっと、みなさんの助けになってくれると思います。
その上で、ご自身に合った最善の治療を一緒に相談しながら選択(Shared Decision Making)していきましょう
そして、もう一つの朗報は、
HER2低発現の進行・再発乳癌を対象としたエンハーツ(トラスツズマブ・デルクステカン T-DXd)が、3月頃に正式承認になる見込みです
詳細な内容はこちらの記事をご参照ください
みなさんに明るいニュースがたくさんお届けできて、とてもうれしい限りです
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