前回の記事では、ワクワクやモヤモヤを紙に書き出すことで、自分の心の声を見つける大切さをお話しました。
そのとき「やってみたけど、次はどうしたらいいの?」と迷っている方もいるかもしれません。

今日は、そんなあなたに向けて、書き出したワクワクを小さな行動に変えて、自分らしい働き方を加速させる方法をお伝えします。
焦らなくて大丈夫です。HSS型HSPの私も、少しずつ、何度もつまづきながら進んできました。

 

 


1. 小さな一歩は「1日5分」からでいい

HSS型HSPは、刺激を求める一方で敏感な心を持っています。
だから、最初から大きな行動をしようとすると、不安や疲れで挫折してしまうこともあります。

私がやってみてよかったのは、「1日5分だけ」自分の行動に意識を向けることです。

たとえば、

  • 興味のある記事を1本読む

  • 気になる人に短いメッセージを送る

  • 今日できた小さな行動をノートに書く

5分なら、心が敏感でも負担にならず、続けやすいんです。
そして、5分の積み重ねが、1週間、1か月後には大きな自信になります。

 

 


2. 行動するときは「完璧」を求めない

私たちHSS型HSPは、刺激にワクワクする一方で、失敗や周りの目を気にしやすい特徴があります。

だから、最初から完璧を目指すと「やっぱり無理かも…」と心が重くなってしまうんです。

大切なのは、「やってみること」
うまくいかなくても、それは経験になります。
行動したこと自体が、あなたの自信と次のステップにつながります。

私も最初のころは、フリーランスとして関わる会社を決めるとき、「うまくやれるかな…」と不安でいっぱいでした。
でも、まず一歩を踏み出してみたら、思った以上に学ぶことが多く、次の挑戦も少しずつ楽しめるようになったんです。

 

 


3. 不安や迷いは「心の声」として受け止める

小さな一歩を踏み出すと、必ず不安や迷いが出てきます。

  • 「本当に大丈夫かな…」

  • 「失敗したらどうしよう…」

そんな気持ちを感じるのは自然なことです。
HSS型HSPの私たちは、刺激にワクワクする気持ちと同じくらい、不安や怖さも敏感に感じます。

でも、ここで大切なのは、不安を否定せずに受け止めることです。

「私、今ちょっと怖がってるな」
「新しいことに挑戦しようとしているんだな」

そう認めるだけで、心が少し軽くなります。
そして不安は、あなたが大切なことに向き合っているサインでもあります。
怖さも味方にして、少しずつ前に進んでいきましょう。

 

 


4. 成功体験を見える化する

小さな一歩を積み重ねるとき、HSS型HSPは**「できたことよりできなかったこと」に目がいきやすい**です。

だからこそ、成功体験を目に見える形で記録することがとても大事です。

  • ノートに「今日できたこと」を書く

  • 小さくても「うまくできた」と感じたことをメモする

  • 定期的に振り返って、自分の成長を確認する

私はこれを始めてから、「あれ、私こんなにやってるじゃん」と自己肯定感が少しずつ増えていきました。
自分を責めるより、できたことを認める習慣が、HSS型HSPには特に合っていると思います。

 

 


5. 他の人と比べなくていい

HSS型HSPは、周りと比べて自分を責めやすいところがあります。

でも、他人のスピードや成果は関係ありません。
あなたはあなたのペースで進めば大丈夫です。

小さな一歩を積み重ねて、自分の心がワクワクする方向に進むこと。
それこそが、自分らしい働き方につながります。

 

 


6. 私の小さな挑戦例

私も、ワクワクを書き出してから少しずつ行動しました。

  • 興味のある採用手法を1つだけ試してみる

  • 社内のプロジェクトに手を挙げる

  • フリーランスとして気になる会社に声をかけてみる

どれも大きな挑戦ではありません。
でも、毎回「今日やったこと」をノートに書き、成功体験として振り返ることで、自信が少しずつ積み重なりました。

 

 


まとめ:小さな一歩で未来を育てる

HSS型HSPは敏感だからこそ、自分の心の声を大切にできる力を持っています。

  • 1日5分でも小さな行動を続ける

  • 完璧を求めず「やってみる」を優先する

  • 不安や迷いも味方にする

  • 成功体験を記録する

  • 周りと比べず、自分のペースで進む

小さな一歩でも、積み重なれば大きな変化になります。

今日も、あなたの心が少しワクワクする方向に、一歩を踏み出してみませんか?

 

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

前回の記事では、「自分のワクワクやモヤモヤを紙に書き出す」ことの大切さをお話しました。

読んでくださったあなたは、もしかするとノートにいくつかのワクワクやモヤモヤを書き出してくれたかもしれません。

でも、書き出しただけで満足してしまっていませんか?
せっかく見つけた自分の心の声は、小さな行動につなげることで初めて現実の力になります

今日は、その具体的な方法をお伝えします。

 

 


1. 書き出した内容を整理する

まず、ノートに書いたワクワクやモヤモヤをもう一度見返してみましょう。

そして次の3つに分類します。

  • すぐに行動できそうなもの
    例:「新しい採用手法を試してみたい」「気になる会社のイベントに参加したい」

  • 少し準備が必要なもの
    例:「フリーランスとして契約するにはどうすればいいか知りたい」「資格やスキルを学ぶ必要がある」

  • まずは情報収集から始めるもの
    例:「興味のある業界について知りたい」「似た経験をしている人の話を聞きたい」

分類することで、HSS型HSPが陥りやすい「何から手をつければいいか分からない」という混乱を避けやすくなります。

 

 


2. 小さな一歩を決める

分類した項目ごとに、「今日・今週・今月でできる小さな一歩」を考えましょう。

ポイントは、小さすぎてもOK、完璧を目指さないこと
HSS型HSPは高い期待を自分にかけがちですが、まずは“やってみる”を優先します。

例えば、

  • 興味のある採用手法 → 今日、1記事だけ調べてみる

  • 気になる会社のイベント → 今週、公式サイトをチェックして申し込む

  • フリーランスとして働く方法 → 今月、経験者に話を聞く機会を作る

小さな一歩を積み重ねることで、ワクワクが少しずつ現実に形を変えていきます。

 

 


3. 成功体験を記録する

HSS型HSPは、不安や怖さを感じやすい性質があります。
だからこそ、「できたこと」を記録することが重要です。

  • ノートに「今日できたこと」と「感じたこと」を書く

  • 成功した理由や工夫した点も簡単にメモする

  • 定期的に振り返り、自分の成長を確認する

これを習慣にすると、自己肯定感が高まり、不安や迷いに飲まれにくくなります。

 

 


4. 不安や怖さも味方にする

小さな一歩を踏み出すと、HSS型HSPは「本当に大丈夫かな…」と心が揺れやすいものです。

でも、それは悪いことではありません。
不安や怖さは、自分が大切なことに向き合っているサインです。

  • 不安を紙に書き出す

  • 「もし失敗しても次にどう動くか」を考えてみる

  • 少し先の安全策も準備する

こうすることで、不安は行動のブレーキではなく、成長のガイドになります。

 

 


5. 継続のコツ:1日5分でもOK

HSS型HSPにとって、刺激と敏感さのバランスを保つことが大切です。

一度に大きな挑戦をするより、毎日5分でも自分のワクワクや行動を振り返る時間を作るほうが効果的です。

  • 書き出した内容を見返す

  • 今日できた小さな一歩をチェックする

  • 不安やモヤモヤを軽く書き留める

この習慣が、自分らしい働き方を現実にする土台になります。

 

 


6. 私の実践例

私の場合、書き出したワクワクの中で「人と関わること」「採用や面接でのコミュニケーション」が特に心を動かしました。

そこで、小さな一歩として以下を実践しました。

  • 社内で興味のあるプロジェクトに手を挙げる

  • 新しい採用手法を一つだけ試してみる

  • フリーランスとして気になる会社に関わってみる

どれも大きな変化ではありません。
でも、書き出した方向性があったので迷わず一歩を踏み出せました。
その結果、少しずつ自分らしい働き方が見えてきました。

 

 


まとめ:行動が芽を育てる

書き出すことで「自分の心の声」を見つけたら、次は行動です。

HSS型HSPは敏感さゆえに不安を感じますが、小さな一歩と振り返りを積み重ねれば、不安も味方になります。

今日からできることは:

  1. 書き出したワクワクやモヤモヤを分類する

  2. 小さな一歩を決める

  3. 成功体験を記録する

  4. 不安や怖さを味方にする

  5. 毎日少しずつ振り返る

小さな一歩でも、必ず自分らしい働き方への芽を育てる力になります。
まずは今日、ひとつでも行動してみましょう。

 

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

前回の記事で、「普通の枠から抜けて自分らしく働く」話をしました。
読んでくれたあなたの中にも、
「私も自分らしく生きたい!」
という気持ちが芽生えたかもしれません。

でも、いざ考えると、こんな迷いが出てきませんか?

  • 何から始めればいいかわからない

  • 周りと比べてしまって不安になる

  • 小さな一歩を踏み出す勇気が出ない

安心してください。これはHSS型HSPの私も経験したことです。
刺激を求めつつ敏感な私たちは、変化を怖がりつつも心のどこかでワクワクを探しているんです。

今日は、そんなあなたに向けて、まずやってほしいたった1つのことをお話します。

 


まずやるべきこと:書き出す

自分らしい働き方を考える前に、まずやってほしいのはこれです。

「自分の心がワクワクすること・モヤモヤすることを紙に書き出す」

この作業には、2つの意味があります。

  1. 頭の中を整理できる
    いつも考えていることを文字にすることで、自分が本当に求めていることが見えてきます。

  2. “普通の枠”との違いに気づく
    書き出すと、周りの期待や社会の当たり前と、自分の気持ちが違う部分がはっきり見えてきます。

例えば、こんな風に書いてみてください。

  • 「面接で人の個性を引き出すとワクワクする」

  • 「朝からずっとデスクワークは苦手で疲れる」

  • 「新しいことを学ぶと心が弾む」

  • 「人の期待に応えすぎると疲れてしまう」

ポイントは、良い・悪いで判断せず、とにかく感じたまま書くこと。
これだけで、自分らしい働き方のヒントが少しずつ見えてきます。




HSS型HSPだからこその注意点

書き出すと、ワクワクと同時に不安や怖さも出てくるかもしれません。
「こんなことして大丈夫かな…」「失敗したらどうしよう…」と心が揺れるのは自然なことです。

HSS型HSPの私も同じです。
でも、この不安は成長のサインだと考えると、少し楽になります。
怖さを避けるのではなく、味方にする。

そして、敏感な自分を守るルールも忘れずに。

  • 小さな行動から始める

  • 1日1つだけ書き出す

  • 無理に答えを出そうとしない

こうすることで、心を守りながら少しずつ前に進めます。



私の実践例

私も最初は、何をすれば自分らしい働き方に近づくのか、全くわかりませんでした。

でも、ノートに「ワクワクすること」と「モヤモヤすること」を書き出してみたんです。
すると、自分が「人に関わること」「採用や面接でのコミュニケーション」に心が動くことに気づきました。

そこから、小さな挑戦を始めました。

  • 社内で気になるプロジェクトに手を挙げる

  • 自分が興味のある採用手法を試してみる

  • 気になる会社にフリーランスとして関わる

どれも一度に大きな変化を起こすものではありません。
でも、書き出したことで自分の方向性が見えていたので、迷わず小さな一歩を踏み出せました。



今日からできること

あなたも、今日からできます。

  • ノートやスマホに、自分のワクワクとモヤモヤを5分だけ書き出す

  • 良い・悪いで判断せず、とにかく感じたまま書く

  • 書き終わったら、どれが自分にとって大切かを眺めてみる

たったこれだけで、あなたの心の中に「自分らしい働き方」の種が芽生えます。



まとめ

自分らしい働き方を始める前に必要なのは、難しいスキルでも大きな決断でもありません。

まずは、自分の心の声に耳を傾け、感じたまま書き出すこと
HSS型HSPの私たちは、敏感だからこそ心の声を見逃しやすいですが、書き出すことで少しずつ自分を理解できるようになります。
 

今日、たった1つでも書き出してみてください。小さな一歩でも、必ず自分らしい道への手がかりになります。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
 

「“普通”って、どこから来たんだろう?」
学校の席順、会社のルール、友達の過ごし方――
気づくと、いつの間にか“こうあるべき”という枠に囲まれていました。

私は、いつもその枠の隙間から「これって私がワクワクすること?」と自分に問いかけていました。
でも答えはいつもNO。
“普通”を背負って歩くたびに、胸の奥のドキドキが小さくなっていくのを感じていました。

そんな私が、“普通”を手放してフリーランス人事として生きることを選んだ理由を、今日はお話しします。


 

幼少期から感じていたズレ

子どものころから、私はちょっと変わっていました。
みんなが楽しむ遊びより、自分だけ違うことに夢中になるタイプ。
友達と同じことをしてもすぐ飽きて、ひとりで別のことを考えている方が楽しかったんです。

大人になってからも、社会は“普通”に合わない人に優しくないと感じました。
学校の成績、就職活動、会社のルール――
どれも「こうするべき」という枠があって、自分の気持ちは後回しになりがちでした。

私はHSS型HSP。刺激を求めるけど、とても敏感。
刺激にワクワクする一方で、人の期待や批判には傷つきやすいんです。
だから、普通のレールに乗ろうとすると、すごく疲れてしまう。


 

“普通”を捨てたきっかけ

社会人になっても、最初は普通のレールに沿って頑張っていました。
大手企業に就職し、定期昇進や評価制度に従い、同僚と同じように動く毎日。

でも、だんだん心が枯れていくのを感じました。
会議のルール、採用面接の評価基準――
「こうあるべき」が優先される中で、自分の意見が出せない。

ある日、候補者の個性を尊重したいと思っても、評価基準に縛られて言えない自分に気づきました。
その瞬間、「このままじゃ自分が消えてしまう」と思ったんです。

そこで決めました。
「自分らしく生きるために、自分で仕事のやり方や関わる人を選ぼう」
これがフリーランス人事への第一歩でした。


 

フリーランス人事としての実践

フリーランスになってから、働き方はガラッと変わりました。
以前は会社の評価に合わせていましたが、今は自分の価値観を基準に仕事を選びます。

私が大切にしているのは、たった3つのことです。

  1. 自分がワクワクするかを基準にする
    面接や採用の案件も、自分が本当に興味のある会社や人に関わるようにしています。
    そのほうが、仕事も楽しくなるんです。

  2. “ちょっと怖い”を味方にする
    フリーランスは不安も多いけど、「怖い=成長のサイン」と思うようにしました。
    新しいプロジェクトや慣れない業界でも、挑戦のチャンスとして捉えます。

  3. 敏感な自分を守るルールを作る
    HSPなので、人や環境の影響を受けやすいんです。
    だから、集中する時間や休む時間、連絡のルールを自分で決めています。
    そうすると、無理なく働けるし、心も疲れにくいです。




ここまで読んでくださったあなたに質問です。

  • 「あなたが“普通”を感じたとき、どんな選択をしましたか?」

  • 「無意識に“普通”の枠に自分を合わせていませんか?」

  • 「もしちょっと勇気を出してその枠から抜けたら、どんな景色が見えると思いますか?」

私も何度も自分に問いかけました。
少しずつ枠から外れる選択を積み重ねると、心が軽くなって、仕事も人生も面白くなっていきます。



まとめ

“普通”を追いかけても、私には幸せは見つかりませんでした。
HSS型HSPとしての自分を大切にし、働き方を自分で決めるようになって、初めて心が満たされました。

フリーランス人事として、私はこれからも「普通」を脱ぎ捨てて、自分らしい道を進んでいきます。

もしあなたも、“普通”の枠に窮屈さを感じているなら、少し勇気を出して一歩踏み出してみてください。
小さな一歩でも、景色は変わります。


本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

タイトルの内容が矛盾していると感じられたかと思いますが、
私は将来的に個人事業主になるために「復職」を選びました。

 

新卒で配属された営業所の所属長と合わず、4ヶ月間休職していました。

休職からの選択肢としては「転職」か「復職」のどちらかです。

 

大半の方はトラウマのある会社で復職して、再度頑張るという選択肢はとらないと思います。セオリーは「転職」ですかね、、、

ですが私には休職期間中に決めたことがあります。それは「個人事業主になること」です。この時は漠然とした決意でしたが、休職して自分の気持ちに気付くことができました。

 

 

休職してる身分なのに図々しく異動希望してみた

「個人事業主=スキル・専門知識が必要」と思っており、私は営業職から管理部門(経理部)への異動を希望しました。一度転んだ会社なので、もう自分がどう思われてもいいやと強気な私。(今となっては反省)
ある程度の規模の会社だったので、会社組織や仕事の流れなどを学ぶ場として活用しようという考えにシフトしていました。

この時は異動希望が叶わなければ転職すればいいかと思っていたので、、、
まさか新卒1年目の自分が休職して、会社に交渉しているとは想像もしていませんでした。

 

交渉結果は、まさかの総務部へ異動OK

希望の経理部への異動は叶いませんでしたが、総務部で主に固定資産管理や固定資産税申告をメインで担当することになりました。簿記2級を取得していたことが功を奏しました。
他の営業所への異動打診かなと思っていたので、まさかの結果で自分が一番驚いていました。

無理そうでも何事も言ってみるものですね、、、

復職後は総務部で1年間、人事部(採用担当)として2年間仕事をしました。
※人事部(採用担当)へ異動した件については次回以降で詳しく書きます※

正直復職することは嫌でした。「休職していた人」という見られ方をしますし、この会社にいる限りはその事実を隠すことはできません。

でも「復職」を自分で選択しました。会社を利用するために。
良い意味で人や会社に期待することがなくなり、自分の人生の主導権を取り返すことができた貴重な休職経験でした。

今となってはあの休職期間に自分と向き合った時間が、無駄ではなかったと強く思います。

 

今、適応障害で休職している方へ

こんな私でも適応障害になってから5年経って、あの経験が今活きています。
一度自分が何がしたいか、何が嫌だったか、これからどうなりたいか、自分と向き合ってみてほしいです。周りの人間や会社はあなたの人生に責任を取ってくれません。自分で決断することを積み重ねていきましょう。

適応障害になったから「私=ダメ人間」では決してありません。ただ環境が自分に合わなかっただけです。これは絶対に勘違いしないでください。
真面目で誠実なあなたが輝ける場所は必ずあります。自分を大切に。

 

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

周りの人からの「元気そうだね!」

私は新卒8ヶ月で適応障害になり、4ヶ月間休職した。
最初の2週間ぐらいは家族もお客様扱いで、「今はゆっくり休んで」と優しい声を掛けてくれていた。

だが2週間もすると元気そうな私を見ては、仕事をどうするのかなどの話がほとんどになり、

周りからの苛立ちすらも若干感じていた。

※適応障害とは、その特定の環境に適合できなかったことによる症状のため、その環境から離れると症状は改善していく。

 だから周りの人からは「すっかり元気そう」に見える。だが、症状が改善したからといって元の環境に戻れる状態ではない。

 もしみなさんの周りにも適応障害になってしまった方がいたら、「もう元気そうだね!」と声を掛けるのは控えてあげて

 ください。適応障害とかは一旦置いといて、これまで通りと変わらず接してもらえることが救いになります。

 

 

大人は思っていたより大人じゃなかった

社会人になるまでは、”大人”というものに対して、先入観から”正しい人”というイメージをもっていたが実際はそうではなかった。
40歳になっても人の気持ちを考えずに話す人もいるし、50歳にもなって自分の機嫌を自分で取れず職場で不機嫌オーラ全開にする人もいる。

社会人1年目の時に学びました。「この人らの正解にすべて自分を合わせて行動していたら、心が死ぬ」と。

そしてこの休職期間を決して無駄にしないためにも、私はこれからは「周りに期待しない。自分が変わる。」と強く心に刻んだ。負けず嫌いなので。

 

 

結局自分を守れるのは自分だけ

残念ながら休職期間はゆっくり休んでいれば、自分に合った天職に巡り会える期間ではない。また、誰かが次の進む道を用意してくれるものでも当然ない。
休職期間中は、原因となった環境から離れることができた一時の安堵感のあとに押し寄せてくる”劣等感や焦り”との戦いである。休職期間中こそ自分と向き合う時間をとるべきだと私は思う。

今回適応障害になった「私の原因」はなんだろうか。
・相手に期待しすぎており、そのギャップに苦しんだ
・相手から言われた言葉を100%真正面から受け止めていた
 (自分で何も考えていない)
・自分の頭で考え、自分の考えをもって行動できていない

これは自分を責めるためではなく、前を向いてまた歩み出すため。
今回はダメだったが、次はどうするか。次は自分を大切に生きてみよう。


この経験があったからこそ、こうしてフリーランスという働き方を選択肢の一つとして考えられるようになったのだろう。経験(失敗や成功)をどう活用するか。捉え方ひとつで”失敗”とするか”成功の一部”とするかを選ぶことができる。

周りの人は私の人生に責任をとってくれない。
だからこそ自分で決める。自分の心を大切にする。そして自分で強くなる。


これからも私の指針であり、社会人1年目で学んだ教訓である。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

入社後はキラキラ社会人生活

入社後は新人研修が3ヶ月程あり、その後同期は全国に各々配属されていく。新卒の人数も20名程度のため、同じ部署になることは例年ない。

広島営業所に配属されてからも、先輩同行など研修の日々が続いた。
まだ学びの期間だったため、与えられる仕事も簡単で、特に怒られることもなく楽しい毎日を送っていた。仕事が終われば先輩と飲みにいき、大人の世界も経験した。想像していた社会人生活の通り、実に充実した毎日だった。

 

 

失敗することに慣れていない。完璧主義が足枷に。

その後は与えられる仕事を日々こなしていく毎日であったが、まだペーペーの私には「仕事」がどのようなものか、どのように進めるものかが分からず、スピードの遅さやミスも目立つようになってきていた。

学生時代から特に大きな失敗や挫折をせずに社会人になった私にとっては、
小さなミスや失敗が「=死」のような感覚に陥らせていた。
「大きな失敗や挫折をしてこなかった」と記載しているが、これは実際には「大きな失敗や挫折をしないように、ある程度できるようになったら辞めてきた」というのが正しいことは自分が一番分かっている。失敗する自分を見ることが怖かったのだ。
その結果、何も極めることができなかった完璧主義の器用貧乏が出来上がっていた。

 

 

突然家に帰れなくなってしまった

小さなミスや失敗が目立つようになり、所属長に目を付けられ毎日小言を言われるようになった。スルースキルを身につけていない私は、全てを真正面から受け止めすぎてしまっていた。社会人になったばかりの頃は、「先輩・上司=正しい人・正解を示してくれる人」という認識をもっており、その認識で自分を苦しめていることに気が付けなかった。

そしてHSP気質が悪い方向へ開花。周りの目が気になって仕方がなかった。
発言をするのが怖い、行動するのが怖い。立ち上がってコピーを取りにいくことすら、周りからどのように思われているかが気になって怖かった。
社用車を運転しながら何度泣いただろうか。その時の私は会社の人に認めてもらうために働いていたと、今では思う。

その頃から毎週のように実家に帰るようになっていた。金曜日の夜に実家に帰り、また日曜日の夕方には広島に戻る生活を3ヶ月程続けていた。往復の新幹線代が毎週かかっていたが、そんなことは考えられないくらい会社から逃げたい気持ちでいっぱいだったのだ。

そのような生活を続けていたが急に限界が来てしまった。
日曜の夜、広島行きの新幹線に乗れなかったのだ。また月曜日から始まる仕事、上司からの小言、自分で悩み続ける平日の想像が膨らみ、駅のホームから立ち上がることができなくなった。

心は帰らなければと思っていたが、どうしても身体が動かない。
そのまま時間が流れ、終電を新幹線のホームで見送った。

最終の新幹線を見送った時、なぜか私はホッとしていた。

 

 

4ヶ月の休職へ

そして私は4ヶ月間休職した。診断は「適応障害」。
簡単に言うと周囲の環境に適応できず、心理的な障害を負っている状態だ。
「会社から離れることができた安堵感」と、「休職している弱い自分という劣等感」が交互に押し寄せてくる感覚だった。

この4ヶ月の休職期間は周りから見れば、「ダメな奴」「社会人スタート失敗した奴」という風に映ると思う。だが、今振り返ればこの経験があったからこそ「自分の生き方」について深く向き合うことができたと感じている。

次回は休職期間の話を書きたいとおもいます。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた。

 

 

こんにちは、うるまです。

前回記事では私が大学を卒業し、社会人生活をスタートさせた時のお話をしています。↓↓↓

 

 

 

さて本日は、新入社員にとっての一大イベント。。。

そう、「配属発表」についてお話しさせていただきます。

 

現在は「配属ガチャ」という言葉があるように、世の中の新入社員にとっては最初の大きなイベントかと思います。

 

初期配属先は最近の就活での企業選定にあたり、「初配属地は選べるのか」「配属先の希望は通るのか」「転勤の有無」は重要なポイントの一つとなっています。私は採用担当をしておりますが、これらの質問をしてくる学生はとても多いです。

 

それほど将来設計や今後を見据えて、真剣に就職活動をしている証拠だと日々感心させられています。

 

 

さて、私の時のお話をさせていただくと、私の会社では新入社員研修が終了した後に配属発表、というスケジュールでした。元々5月中旬まで新入社員研修の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で1ヶ月間延びして、6月中旬に配属発表がありました。

 

コロナ禍ではありましたが、配属発表の日は本社に集められて、各々の配属先を命じられました。

タイトルにも記載していますが、私は広島営業所への配属を言い渡されました。その時の感想としては「可もなく不可もなく」という印象だったように記憶しています。

 

巷のネットでは、「東京配属が出世コースだ」「地方配属は期待されていない証拠」など根も葉もない噂が出回っていましたが、元々出世欲がなかったので、全く気にしていませんでした。。。自分の仕事をしっかりと頑張ろう!!としか思っていませんでした。

 

(今振り返ると、私は出世欲がなかったのではなく、「出世欲を隠していただけ」だと思います。本来は目立ちたがり屋ですが、周りの目を気にして自我を押さえていただけだと気づきました)

 

 

それまで広島には、小学6年生の修学旅行と大学1回生の時のコブクロのライブしか行ったことがありませんでした。なので新しい環境に行けるワクワク感と不安が半分半分という気持ちだったと思います。

 

コロナ禍ということもあり順調とは言えませんでしたが、無事社会人としてのスタートを切ることができました。

次回以降も社会人生活でのやりがいや、辛かった経験を正直にお伝えさせていただきます。

 

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた。

 

 

うるま

こんにちは、うるまです。

本格的に冬が始まってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

前回記事では、私が「就職活動」を通じて感じた違和感についてお話しています↓↓↓

 

 

 

さて、本日は私が大学を卒業し、社会人生活をスタートさせた時のお話をさせてください。

私は2020年に大学を卒業し、同年4月から化学メーカーに就職しました。この時期について見覚えがあるかと思います。

 

全世界を苦しめた”あいつ”です...。

 

そうです。「新型コロナウイルス」が猛威をふるい出した時期です。

 

2020年4月に緊急事態宣言が発令され、日本中・世界中が未知なるウイルスに不安を覚えていたのは、鮮明に記憶に残っているのではないでしょうか?

 

 

私は就職のタイミングと、新型コロナウイルスが流行したタイミングは同じだったので、新型コロナウイルスとは「同期」です。

 

この同期のおかげで、新入社員研修は中止となり、ほとんど研修なしで配属先へ赴任となりました。

配属されてからは、対面での営業活動は制限されており、お客様への接待や社内での飲み会も全くありませんでした。

 

 

学生の時にイメージしていた社会人生活とはかけ離れていましたが、社会人生活の最初からこのような状況だったのですんなり受け入れることができていたと思います。

 

そしてコロナ禍を通じて、新卒ペーペーの私は1つのことを学びました。

 

それは「変化すること」の大切さです。

 

 

新型コロナウイルスの流行によって、これまでの常識や方法では対応できないことが多く出てきました。

企業や個人を問わず、環境の変化に対応できず、これまでのやり方に固執し続けると淘汰されてしまう。そのような状況がコロナ禍においては散見されていたと思います。

 

もちろん、これまでの方法や考え方を貫く方が「楽」ですし、安心感はあると思います。「変えてはいけないこと」も当然あるかと思います。

 

しかし、常に変化を恐れ、新しい環境・方法・考え方に飛び込もうとしない姿勢を作ってしまうと、いざ変わらなければならないタイミングで重い腰が上がらず、明暗がハッキリと別れてしまうと感じています。

 

だからこそ、日常的にも「変化すること」をポジティブなものとして捉え、未知なるものを反射的にシャットダウンしてしまわないようにしなければならないと、私は考えています。

 

そのためにも、これからも「自分の中で正解を作らない」ことを軸として持ち続けていきます。

 

 

私は新型コロナウイルスによって卒業旅行や社会人生活に制限をかけられてしまいましたが、一人間としては今後の糧となる学びを得ることができました。そこだけは感謝しています。

 

 

でも、もうそろそろ勘弁してください。

 

 

本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

うるま

こんにちは、うるまです。

前回記事では、資格勉強における「勉強を継続する力」についてお話しています。↓↓↓

 

 

 

 

さて本日は、私が「就職活動」を通じて感じた違和感についてお話をさせてください。

 

私は「就職活動」は矛盾だらけだと思っています。

なぜなら、就職活動で求められていることは、「これまでの学校生活で制限(否定)されていたもの」だからです。

 

 

これまでの学校生活では、「周りに迷惑をかけず、真面目に生きてきた人」が先生に評価されていましたが、就職活動においては自分の目標のために手段を選ばず努力を重ねた人の方が評価されます。

 

逆に「真面目に勉強だけしてきた人」は就活市場においてはほとんど評価されません。どうしても部活動やサークルを頑張ってきた学生との相対評価で負けてしまいがちです。

 

 

では、学校で教えられてきたことは無駄なことばかりではないかと、ふと思う時があります。

国語や数学、英語などの基礎学力は学ぶべきだとは思いますが、出る杭を打ち、生徒の個性を潰すような日本の教育体制に疑問を抱いています。

 

ただ、大学を卒業して教師になった人は、「学校での常識」しか知らないので、「学校という狭い世界で生きるために必要なこと」しか教えられないのだと気付きました。

 

私は学生の時は先生の言葉を間に受けていましたが、今思うと「学校という狂った世界でしか生きていない人間」の言葉に振り回される必要はないと思えるようになりました。

 

 

 

だからこそこの事実に、大学時代に気付くことができた人は、部活動やサークル、アルバイトなどを通じて、「社会で生きていくための力」を磨いていくことができるのだと思います。日本の学校教育の風潮は変わることはないでしょう。だからこそ相手が変わることを待つのではなく、自分自身が変わる方が早いです。

 

 

今日のこの内容が、1人でも多くの学生に伝わることを祈っています。皆さんが今苦しんでいる環境は、社会の中でも特異な一部でしかありません。だからこそその環境の外側に出る勇気をもって欲しいです。

 

 

今、私が過去の自分に伝えたいことを、記事にさせていただきました。本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。