捧げられる労力に対して、得られるものが乏しい。

向いていないってことでしょう。

 

今の生活は特殊で、勉強に対して、これまでにない時間と気力を投資できます。先学期までは週当たり3~7時間がいいところであったのが、現在、他の用事との兼ね合いもありますが、30時間前後見込むことができます。

 

当然、こんな生活が続けられるわけもなく、1日無職で過ごすことに、老後破産が1週間ずつ早まる等価交換の日々です。

 

今回は父の看護に備えた退職であり、身軽に動ける状態を優先しているので、常勤での勤務は今のところ考えていません。それでも、夏までには非常勤で始めるつもりでいます。まもなく以前の勉強時間に戻ることでしょう。

 

見方を変えると、今だからできる勉強という考え方もでき、それが今回の履修登録数でした。「化学」ですが、今、これだけ時間と労力を使っても、1~2割分かるかどうかという有様なので、勤務する生活に戻ったら、もう無理でしょう。

 

勉強ではなく、苦行です。

楽をしたいわけではありませんが、手応えは欲しい。

無理やり例えると、頑張れば数千万円すると言われるフェラーリを「購入」できるのでしょうが、現実的なお金の使い方ではありません。身の丈に合った選択肢は他にもあるはずです。所有できる方々、乗り回せる方々、それは、もう別世界です。

 

「初歩からの化学」のときも苦しいと思っていましたが、今回は別次元です。兜を脱ぎます。ちなみに、もう一つの方は、何とか食らいついています。

 

 → 何とか続けられています……(240405追記)

長岡マキ子著/magakoイラスト『経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。その6』ファンタジア文庫、2023年

 

発売日(3月17日)に買っていたのですが、ようやく読了しました。

 

読み始めは、リュート(主人公の加島龍斗)がリア充過ぎて、「もう思い入れなんてできねーよ」でしたが、同い年の女性が大人びて見えるときの心の揺れ動きとかは、このシリーズを最初に読んだ時の「陰キャが辿るであろう精神的な軌跡」を彷彿させました。

 

戸惑いながらも高校時代の人間関係を思い返す心情、他人の配慮に気づいていく成長、繊細な感情を丁寧に描いていく様子は、1巻から変わっていません。タイトルやイラストから抱く印象は千差万別でしょうが、ラノベを読むようになって、早い段階でこの作品に出会えたのは幸運でした。

 

コミック化だけでなく、アニメ化もされているので、かなりの人気シリーズなのでしょう。ラノベは様々な事情で、続編がどんどん続くこともあるようですが、どこかできれいに終わってほしい、と勝手に願っています。

履修科目[736分]

「がんを知る」50分

第7回 がんの治療と療養の実際3(大腸がん)

 

「中高年の心理臨床」422分

第10章 老年期という時期

Daniel J. Levinson, The Seasons of a Woman's Life, Ballantine Books, 1997

探していたのは、第2章末の引用文献7 で紹介されている Seasons of Life: The Dramatic Journey from Birth to Death でしたが、あいにく図書館には置いていないようでした。そして、名前が似ている引用文献8 の The Seasons of a Man's Life はあったのですが、この本は出版年が78年と決して新しくはありません。もしかして、この分野では古典の扱いなのかもしれませんが、できるだけ新しいものを読みたいと考えていました。
 
同じ検索ワードを含んでいたため、The Seasons of a Woman's Life も表示されていました。引用文献には出ていませんでしたが、書名と出版年からみて続編と考え、取り寄せることにしました。a Man's Life と違い、翻訳本はないようでしたが、せっかく時間があるので、原書で読んでみようと思いました。焦点は女性の人生における発達ですが、20年弱空いた続編という位置付けからして、性差を問わない概観概要があると踏んでいました。
 
結果は散々でした。。分かりませんでした。。
 
時間も掛かり、理解度も弱く、手段として現実的ではありませんでした。それで、読んだのは、最初と最後の章(PartⅠ A View of Adult Development and a View of Gender, PartⅣ Conclusions)だけです。PartⅡ,Ⅲは45名の女性へのインタビューです。

メモ(印刷教材には見当たらなかった記述)

発達上の移行期には3つの課題がある。

・既存の生活構造を終わらせること/termination

・個別化/individuation/separation-individuation process

・新しい生活構造を始めること/initiation

印刷教材の第2章・第3章で、再吟味・再方向付けの模索期、軌道修正、再体制化という言葉があるので、言わんとしていることは伝わる。

今こうやって、放送大学で学んでいることも、模索であり、再体制化でもあると言えます。

 

「分子の変化からみた世界」107分

第7章 酸化と還元

「もしかしたら、これは違うのかな」

 

諦めというか、悟りというか、このままストイックに頑張り続けても、身にも付かないし、分かるようにもならないし、苦しくなっていくだけ。泣。

 

本章は、第1章を除けば、これまでの中で最も高校化学に近付いてきた内容でしたが、裏返した形で、これまでの高度さも実感しました。そして、その高度さが準備運動にしか思えない後半戦の錚々たる顔ぶれ。

 

「この」科目が大変なのか、この分野なのか、それとも、化学が、なのか。

 

とは言え、急いで結論付けるつもりもなく、もう一つの科目の方は、こんな無力感に捉われることはなく、続けられているので、今は実感できるものに従っていこうという気持ちです。

 

「現代を生きるための化学」40分

第8章 化学の多様性:無機化学

 

「植物の科学」117分

第9章 形態の可塑性と環境適応/第10章 動物との相互作用ー食害、送粉、種子散布/第11章 植物間の相互作用ー競争、寄生、生殖隔離/第12章 微生物との相互作用ー病害、共生、寄生

 

「初歩からの物理」は何もしませんでした。

 

既習科目[850分]

「初歩からの数学」850分

『白チャート(数Ⅰ+A)』1章 式の計算

履修科目[1509分]

「がんを知る」187分

第1回・第2回 復習/第6回 がんの治療と療養の実際2(肺がん)

 

「中高年の心理臨床」326分

第8章 こころとからだのエイジング ーからだを中心にしてー/第9章 こころとからだのエイジング ー知的機能を中心にしてー

 

「分子の変化からみた世界」432分

第3章・第4章 再読/第6章 酸と塩基

 

「現代を生きるための化学」148分

第7章 エネルギーと化学

 

「植物の科学」316分

塚谷裕一『植物のこころ』岩波新書、2001年

第1章末で紹介されている参考文献です。

 

タイトルに興味を惹かれました。「植物にも、犬や猫などといった動物のように “こころ” があって、例えば、音楽を聞かせるとそっちのほうを向く……」そんな考えで、手に取ってみましたが、「はじめに」で、見当違いだったことが分かりました。

 

植物が生きているということを、様々な種における生命の仕組みや生存のための戦略を通して、説明しています。ヒトも植物と同じという視点です。テキストは現在第8章まで進めていますが、第2章の光合成の仕組み以外は、ざっとした復習になりました。

 

この本の著者は、お二人いらっしゃる印刷教材の編著者のお一人です。テキストでは感情を交えていない淡々とした説明ですが、本の方は打って変わって、ピカレスク小説で出くわすことのある痛快さを感じる語り口です。

 

「初歩からの物理」100分

第7章 エントロピーと自然現象

右見ても左見ても「エントロピー」という印象……。

 

既習科目[477分]

「初歩からの数学」477分

第4章 実数/第5章 方程式と不等式/第6章 図形の性質

第7章からは関数と続くのですが、テキストはこの程度にして、次は「白チャート(数Ⅰ+A)」に取り組むつもりです。待っていました。

 

ところで、話は変わりますが、数学は象棋(Xiang4 qi2:中国将棋。中国では「象」の字を使う)と似ています。それは、「分かる」と「できる」が違うというところ。そして、分かることができるようになっていく過程が面白いというところ。

 

例えば、練習本を読んでいると、定跡や手筋の紹介があります。特に中局(Zhong1 ju2:中盤戦)の本では、図のような局面では、次のように駒を運用すると、形勢が有利になる、というふうに始まり、その「運用」後の局面の展開が説明されています。

 

それぞれの運用法には駒の動かし方・局面の展開に特色があり、一つ一つ名前が付いています。参照されている局面は大体プロの実際の対局です。読んでいるときは、「なるほど」と思うのですが、実際に指していて、似ている局面になって、その場でその手が使えるかというと、それはまた別の問題になります。复盘(Fu4 pan2対局後の振り返り)で気付くことを繰り返し、少しずつ身に付けていく……。

 

負けて、その局面を振り返り、指すべき手に気付くこと。問題を間違えて、解説を読み、すべきであった解法に気付くこと。その気付きを繰り返すことで、力を付けていくところ。

 

似ています。

履修科目[1337分]

「がんを知る」760分

第4回 がん検診を正しく知る/第5回 がんの治療と療養の実際1(乳がん)

オンライン授業の特長である交流フォーラムにて受講者の自己紹介があります。思っていたより多くの方々が受講している事実を目の当たりにして、身の引き締まる思いになりました。

 

通信教育という性質上、どうしても一人で取り組んでいるという感覚になりますが、そうではないということに改めて気付かされます。様々な背景があります。

 

後閑愛実『終活! 送る人送られる人もホッと満足できる本』明日香出版社、2022年

参考文献などで紹介されていたわけではありませんが、今回のことがあって真っ先にAmazonを見て、買った本でした。現役看護師による終活について書かれた本です。題名の通り、送る側送られる側、どちらにも考えるきっかけになります。これから来るかもしれない、あるいは今真っ只中にいる時間に対して、心の準備ができます。

 

「中高年の心理臨床」229分

第7章の学習課題 キャリアの見詰め直し

 

「現代生きるための化学」348分

竹内敬人『人物で語る化学入門』岩波新書、2010年

巻末の参考図書・資料の(5)で紹介されている本です。

化学史を変えた人物の略歴や発見の内容・経緯、またそのこぼれ話について書かれています。この、実際の講義・授業では聞けるであろうこぼれ話の「脱線感」がちょうどよく、テキストと合わせ読むことで、学んでいる内容をより身近に感じ取れます。

 

放送授業では再現が容易ではない「抜き」を補うものとして絶妙です。化学的な内容の方も、全部を理解できているわけではありませんが、コンパクトにまとめられています。手こずっているギブズエネルギーについても、少しだけ理解に近づけた気がしています。

 

「分子の変化からみた世界」「植物の科学」「初歩からの物理」は何もしませんでした。

 

 

既習科目[195分]

「初歩からの数学」195分

第2章 式と計算/第3章 有理数

間違えた問題も若干ありますが、この辺りは理解できています。間違えた問題も、正答からすべきであった計算・展開に気付けます。