人間が生きていくために、体力的なエネルギーと精神的なエネルギーの両方がある。



この二つを健全に維持していくことが、充実した人生を送る要素だと思う、



体力的なものは、比較的対処しやすい。体力の消耗が分かりやすいし、



補充方法もみんな分かっている。



しかり、精神的エネルギーは難しい。無自覚に浪費してしまっていたり、回復方法も



分かり難い。



でもこのエネルギーを満タンにしておくことは現代人にとっては非常に重要。



ではどうしたらよいのか。



私は、ここのところ紹介しているフロー状態を作ることが大切だと思っている。



つまり、自分が没頭できる状態。



目標を持ってそれに集中して取り組み、それを振り返って幸福感を感じる行為。



この時間をいかに作るか。



これによって、体力的には疲れるケースはあるが、精神的なエネルギーは



むしろ高まるケースも多いと思う。



一番良くないのは、やらされ仕事が多く、いやいや仕事をし、上手くコントロールできず



できばえも良くない。自己嫌悪に陥るというスパイラル。



それで、あー疲れたーと思い、受身的なレジャーで休日を過して、エネルギーを溜める。



エネルギーの増減が激しい。



私は、いやいや仕事でも、意識によってフロー状態は作れると思う。



その仕事の目標を自分なりに立て、勉強しながらチャレンジする。



この仕事いやだ、無駄だと思う前に、まずは一度、目の前の仕事に没頭する意識を



持って、フロー状態を作ってみてはと思う。









フローフローというが、それは専門職・プロフェッショナル人材だけの特権と思うかもしれない。

 

もちろん、専門職はそれが得られやすい。自分で日々専門性を高め、それを武器に現場で

 

様々な案件にチャレンジできる環境がある。(もちろん失敗して立ち直れないぐらいショックを

 

を受けるケースもあるが)

 

しかしながら、日々ルーチンワークで、与えれた仕事を進めている人にフロー状態は

 

訪れないのか。私はノーだと思う。

 

阪急・東宝創業者 小林一三の言葉

 

下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。

 

というものがある。旅館の中で退屈だと思われそうな下足番だが、こういった仕事でも

 

本人の工夫次第で、外出されるお客様にいろんなことをサービスできる。

 

明るい挨拶したり、天気の情報を伝えたり、すばやく靴を出せるよう配置を工夫したりと

 

考えればいろんなことができる。

 

ルーチンワークでもフロー状態を作るために、”より短時間で仕上げる”といった目標を

 

もって効率的に進め、あまった時間を他の人のヘルプに回ったりすれば、

 

回りの評価や自分自身のやりがいも高まる。

 

どんな仕事でも、自分なりにオーナーシップを発揮して、向上させていく努力をすれば

 

その先にフロー状態が待っている。

 

そして、「誰も君を下足番にしておかぬ。」

 

 

 

 

もちろん仕事においてもフロー状態は起きやすい。

むしろ、仕事の方がそれを経験する機会は多いのではないか。

チャレンジとスキル・知識が適度にバランスにしているのときにフロー状態が起きるのだが

では、それぞれの因子がバランスを崩しているときはどういう風になるのか。

 

①チャレンジ↑・スキル知識↓

多くの社会人が経験するこの状態。自分の能力以上のタスクを課されて右往左往したり

ストレスを感じたりと。フロー理論では、心理的には不安や心配状態になる。ここは、

短期的には、タスクの量や質を調整すべきで、マネージャーとの話し合いが必要。

長期的見れば、スキル・知識の向上が必要となる。

 

②チャレンジ↓・スキル知識↑

意欲を失ったベレラン社員に多い。余裕を持ち、時に退屈も感じながら仕事をしている状態。

こういた社員には、どんどんチャレンジをさせていく。異動させたり、後輩指導などの業務を

与えていく。反発を恐れてしり込みしたり、現状で貴重な戦力になっているからという理由でてこ入れしないのは、会社にとっても本人にとってもよろしくない。

 

③チャレンジ↓・スキル知識↓

会社でも無気力状態になっているかもしれない。しっかりとした目標を共有して、計画的な自己開発の機会を与えて段階的に成長させていく。そして適宜仕事のレベルを上げてケアしてあげる必要がある。バブル時代に人を取りすぎてしまい、だれもケアできず放置されている新人によくありがちで、貴重なポテンシャル人材をやる気を削いでしまっているケース。

 

この二つの軸で人材をプロットしてみて、マネージメントの方法を考えてみる。また、人事としては、社員満足調査ならず、社員フロー調査で、社員の多くがどの状態にあるのかをリサーチして次の手を打ってみる。そういった取り組みが、フロー理論から考えられる。

 

 

 

 

いまは一定の組織の中で、専門職として働いている。

 

 

 

 

正直、仕事しやすいメンバーとそうではないメンバーがいる。

 

 

 

 

 

もちろん、それは、相手に責任があるのではなく、自分の課題が原因と考えている。

 

 

 

 

 

協働する際に、邪魔になる自分の自我。

 

 

 

 

 

フリーの仲間を見て、うらやましく感じる。

 

 

 

 

 

”フリーになってよかった””仕事は中身ではなくて誰とやるかだよ”

 

 

 

 

 

というコメント。

 

 

 

 

 

こう考えると、フリーになって自分の専門性を組しやすい相手とやるというのも

 

 

 

 

 

一つの策。それがプロとしての幸せの第一歩とも考える。

 

 

 

 

 

でも、組織の中に入って、自分のあわない人と一歩踏み込んで仕事をする。

 

 

 

 

 

それも自分の中でのチャレンジだと思うし、達成したときに人間的成長は大きい。

 

 

 

 

 

組織で働き、独立してないのは、勇気がないとかそういう問題ではない。

 

 

 

 

 

フリーになった場合も、前にいた組織の人間関係に向き合う勇気がなかったのかもしれない

 

 

 

 

 

まあ、どちらが良い悪いではない、自分のチャレンジをどこに向けるかの問題だ。

 

 

 

 

 

 

 

先日、上高地にいってきた。

初心者・中級者用のトレッキングコースを歩いて、すばらしい自然に触れて

 

非常に感動した。その後の仕事への取り組み姿勢なんかを見ると

 

精神的に浄化されたのがよく分かる。

 

上高地は、一見手付かずの自然が残っているようだが、このように

 

誰でも、その自然を堪能できる環境を整えるために、実は、いろいろ人の手が

 

加えられているのを感じる。

 

コースの道の整備状況、落石を防ぐための崖の工事、マイカー規制等々

 

水道・電気も宿泊施設には整っている。

 

一見、大自然に触れているようで、人工的でもあるのが上高地と感じる。

 

私は決してそれを揶揄してるのではない。

 

我々にとって、自然に触れることは本当に重要だと思っていて、

 

こういう風に老若男女が安全に自然を楽しめる環境がもっと増えればと感じている。

 

上高地のような自然と共存できる環境を維持するための投資や技術革新は

 

大賛成である。