もちろん仕事においてもフロー状態は起きやすい。
むしろ、仕事の方がそれを経験する機会は多いのではないか。
チャレンジとスキル・知識が適度にバランスにしているのときにフロー状態が起きるのだが
では、それぞれの因子がバランスを崩しているときはどういう風になるのか。
①チャレンジ↑・スキル知識↓
多くの社会人が経験するこの状態。自分の能力以上のタスクを課されて右往左往したり
ストレスを感じたりと。フロー理論では、心理的には不安や心配状態になる。ここは、
短期的には、タスクの量や質を調整すべきで、マネージャーとの話し合いが必要。
長期的見れば、スキル・知識の向上が必要となる。
②チャレンジ↓・スキル知識↑
意欲を失ったベレラン社員に多い。余裕を持ち、時に退屈も感じながら仕事をしている状態。
こういた社員には、どんどんチャレンジをさせていく。異動させたり、後輩指導などの業務を
与えていく。反発を恐れてしり込みしたり、現状で貴重な戦力になっているからという理由でてこ入れしないのは、会社にとっても本人にとってもよろしくない。
③チャレンジ↓・スキル知識↓
会社でも無気力状態になっているかもしれない。しっかりとした目標を共有して、計画的な自己開発の機会を与えて段階的に成長させていく。そして適宜仕事のレベルを上げてケアしてあげる必要がある。バブル時代に人を取りすぎてしまい、だれもケアできず放置されている新人によくありがちで、貴重なポテンシャル人材をやる気を削いでしまっているケース。
この二つの軸で人材をプロットしてみて、マネージメントの方法を考えてみる。また、人事としては、社員満足調査ならず、社員フロー調査で、社員の多くがどの状態にあるのかをリサーチして次の手を打ってみる。そういった取り組みが、フロー理論から考えられる。