下町育ちの馬券王 ~JRA全重賞予想大会・一口所有馬近況~

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第59回有馬記念(GⅠ)

 本年も馬券の参考に愛読頂きましてありがとうございました。推奨レースの万馬券的中は年間を通してわずか2本で反省。来年も究極の予想を追求します。


■中山10R(15:25)・第59回有馬記念(GⅠ)
◎⑭ゴールドシップ
○⑮ジャスタウェイ
▲⑦ラストインパクト
△①トーセンラー
△⑬エピファネイア
☆⑪サトノノブレス
☆⑯オーシャンブルー
☆⑨ウインバリアシオン


三連複⑭軸 ①・⑦・⑨・⑪・⑬・⑮・⑯ 計21点


 ◎⑭ゴールドシップ。ファン投票第1位。得意コースを限定するだけに超一流馬とは言い難いが、それでも積み上げてきた勲章は3歳の皐月賞から5つ。ゴール手前に急坂が待ち構えている中山と阪神は全9戦で【7.1.1.0】、中山と阪神(内回り)、北海道は全12戦で【8.3.1.0】と安定感抜群。共同通信杯から皐月賞の連勝や宝塚記念連覇などジンクスをモノともしない破壊力も信用に足りる。今回で本レースは3度目の参戦となるが、公開抽選で話題になった枠順はもともと不問で奇しくも過去2年(共に16頭立て)も7枠から1,3着。皐月賞馬が10年のヴィクトワールピサから4連勝しているのも心強い。先週も記載したが鞍上の岩田は今年のGⅠで17回の騎乗。うち9人気以内に限ると14回(1人気は3回のみ)で【2.3.5.0.0.4】と複勝率が70%を超えており、人馬ともに最強コンビ。先週のジャスタウェイとの併せ馬では遅れたが、最終追い切りは坂路で4ハロン52秒1-12秒8と年齢を重ねる事に時計がでるようになってきた。過去5年で実に4勝を挙げているステイゴールド産駒(09年ドリームジャーニー、11年オルフェーヴル、12年ゴールドシップ、13年オルフェーヴル)だが、いずれもジャパンカップを見送って得意舞台で勝ち鞍を量産。オリンピックやワールドカップでスポーツが話題になった反面、増税や偽装、脱法ハーブなど多くの社会問題も山積した一年だったが世相を象徴する今年の漢字一文字は「税」。先週のプラチナに続く金=ゴールドで僚馬のジャスタウェイを筆頭にジャンティルドンナ、トーセンラー、ヴィルシーナの功労馬たちに引導を渡すことになるだろう。


 ○⑮ジャスタウェイ。ファン投票第5位。凱旋門賞以来の前走ジャパンカップで距離不安がささやかれる中、負けて強しの2着。前日の雨でジャンティルドンナですら苦戦した馬場の中、エピファネイアの勝ち時計は一昨年の勝ち時計と互角。上がりを要した時計も味方したが、今回は更なる0.5ハロンの延長と鞍上のユウイチに不安が付きまとう。しかし今年の中山記念の勝ちっぷりや出走メンバーに先行勢が少ないことで3年前の2分36秒台ではないにしても、道中はスローペースが予想される。コーナー6つを器用に攻略できれば引退レースとて無視はできない。人気ほどに信頼を置けないのも事実だが、凱旋門賞を除けばGⅠを含む重賞で8戦連続連対中。前走からの上積みもあり好勝負必至。栗東の金正日は憎たらしいが、満面の福笑いとなりそうだ。


 ▲⑦ラストインパクト。ファン投票第23位。7頭の大量攻勢を掛けてきたディープインパクト産駒。同産駒の本レース参戦は昨年のダノンバラードのみでデータとしては不足しているが、産駒デビューの5年間で重賞80勝。特に今年だけでも34勝とコースについては深く掘り下げる必要はない。人気は今回が引退となるジャンティルドンナに譲っても近走の充実ぶりはメンバー随一。勝たなければ出走が確実でなかった前走の金鯱賞は従来のレコードを0秒8更新。一昨年の勝ち馬だったオーシャンブルーはその後の本レースでゴールドシップの2着。昨年の勝ち馬だったカレンミロティックは今年の宝塚記念2着とグランプリレースに繋がる傾向が出ている。鞍上の菱田が22歳の若武者で重賞は未勝利だが今季は同じマツパク厩舎のタガノグランパとのコンビでダービーと菊花賞、マイルCSをいずれも人気以上の着順でエスコート。実績のみでは不気味だが、距離に不安はなく軽視禁物。


三連複⑭軸 ①・⑦・⑨・⑪・⑬・⑮・⑯ 計21点


 夢を買うドリームレースではなく、当てられるレースであると確信した見解。JRAのレースで売上の350億円(昨年)は当然1位だが、2位のダービー237億、3位天皇賞春187億(いずれも昨年)と比べても圧倒的に素人までもが買い漁るおいしいレース。


 過去10年の施行条件は変わらず、1人気は【6.3.0.1】(着外は07年メイショウサムソン)と荒れるイメージがあるものの、軸としての信頼は絶大。しかし9人気以下が9頭馬券に絡んでおり、ココが馬券の肝。従って三連複万馬券は4回あり、昨年の三連複14倍で決着する年は珍しい。


 上記に散々名前が挙がっている④ジャンティルドンナは三連覇に失敗したジャパンカップから追試参戦。引退式をダシに売上向上のための行政指導のような出走で3走前の宝塚記念、5走前の京都記念のように右回りの不得意条件では走らないことが明白。人気が上位拮抗で旨みがなければ繁殖も控えており、3年前のブエナビスタと同じ扱いでいい。また3歳の③ワンアンドオンリーと⑥トゥザワールドはジャパンカップのイスラボニータを物差しにすると、古馬との比較ではかなり見劣ることがわかる。共に内の好枠を引き当てたが、来年に繋がる競馬というのが本音だろうと判断して消し。


 馬券は人気の有無に関わらず、実績と適正を評価。◎からのながしと△までの相手4頭(⑭軸①⑦⑬⑮)を厚め。特に人気3頭での決着となると10倍の配当となるため調整が必要。復活に期待したい穴☆3頭は核弾頭クラス。馬券内突入で即万馬券。混戦人気でもジャパンカップが反映されてのものでオッズの信頼度は低い。年内最終戦も回収率向上で新年を迎えたい。



◇先週日曜の的中馬券
阪神10R ベテルギウスS(オープン)
三連複①③⑧ 99.6倍×100


20141221阪神10


◇先週日曜の予想結果
■第66回朝日杯フューチュリティS(GⅠ)
1着1人○②ダノンプラチナ
2着14人×⑥アルマワイオリ
3着3人▲⑭クラリティスカイ
4着6人△①ネオルミエール
5着9人×⑫アクティブミノル
7着2人◎⑯ブライトエンブレム
三連複205.6倍不的中(予想21点)

■主な的中と過去2カ月の◎
14.12.21/阪神JF …三連複35.3倍的中(21点)
14.11.23/マイルCS…三連複257.6倍的中(21点)
14.11.09/AR共和国…三連複33.1倍的中(15点)
14.11.02/天皇賞  …三連複28.5倍的中(21点)
14.10.19/秋華賞  …三連複19.4倍的中(21点)
14.10.18/府中牝馬S…三連複19.0倍的中(15点)
14.10.11/いちょうS…三連複32.8倍的中(15点)
14.09.14/セントウル…三連複19.0倍的中(21点)
14.08.03/アイビスS…三連複40.0倍的中(15点)
14.05.25/優駿牝馬 …三連複15.3倍的中(15点)
14.05.17/京王杯SC…三連複163.0倍的中(21点)
13.11.30/金鯱賞  …三連複108.1倍的中(15点)
13.09.15/ローズS …三連複474.1倍的中(21点)
13.01.05/京都金杯 …三連複119.9倍的中(21点)
12.09.17/セントラ記…三連複261.9倍的中(21点)
12.07.08/プロキオン…三連複242.9倍的中(15点)


12.21×朝日杯FS…7着/2人…ブライトエンブレム
12.14○阪神JF …2着/2人…レッツゴードンキ
12.13×チャレンジ…9着/1人…エイシンヒカリ
12.07◎チャンピオ…1着/2人…ホッコータルマエ
12.06×金鯱賞 …5着/5人…カレンブラックヒル
11.30×ジャパンC…4着/1人…ジェンティルドンナ
11.23◎マイルCS…1着/8人…ダノンシャーク
11.16◎エリザベス…1着/3人…ラキシス
11.15×武蔵野S …6着/2人…レッドアルヴィス
11.09◎AR共和国…1着/2人…フェイムゲーム
11.02△天皇賞 …3着/1人…イスラボニータ
11.01×スワンS …7着/3人…ベルカント
11.01×アルテミス…6着/3人…シングウィズジョイ
10.26×菊花賞 …9着/1人…ワンアンドオンリー
10.25×富士S …7着/1人…ダノンシャーク
10.19○秋華賞 …2着/1人…ヌーヴォレコルト
10.18△府中牝馬S…3着/2人…ホエールキャプチャ
10.14×京都大賞典…10着/2人…メイショウマンボ
10.12×毎日王冠 …4着/7人…ディサイファ
10.11△いちょうS…3着/3人…ミッキーユニバース
10.05○スプリンタ…2着/2人…ストレイトガール
09.28×神戸新聞杯…4着/2人…サトノアラジン
09.28◎オールカマ…1着/2人…マイネルラクリマ
09.21◎セントライ…1着/1人…イスラボニータ
09.21◎ローズS …1着/2人…ヌーヴォレコルト
09.14△セントウル…3着/2人…エピセアローム
※◎1着,○2着,△3着

日曜の的中馬券

◇日曜の的中馬券
日曜阪神10R ベテルギウスS(オープン)

三連複①③⑧ 99.6倍×100


20141221阪神10

第66回朝日杯フューチュリティS(GⅠ)

 先週の阪神JFは△◎△三連複35倍をどうにか的中。2週連続の阪神マイルGⅠとなる朝日杯FSは荒れた馬場の攻略がカギ。

■阪神11R(15:40)・第66回朝日杯フューチュリティS(GⅠ)
◎⑯ブライトエンブレム
○②ダノンプラチナ
▲⑭クラリティスカイ
△①ネオルミエール
△③コスモナインボール
△⑮タガノエスプレッソ
☆⑨アッシュゴールド
☆⑬ペプチドウォヘッド


三連複⑯軸 ①・②・③・⑨・⑬・⑭・⑮ 計21点


 ◎⑯ブライトエンブレム。6月の新馬(東京マイル)と札幌2歳Sはどちらも上がり最速をマークしていながら共に35秒台後半だったように力の問われる馬場だった。帯同馬を3頭引き連れて2週前から栗東で時計を出しているが、トモに張りが出てきたのはようやく最近になってからと言われるレベルで成長途上。そもそもデビュー前は体が絞れないこともあり、レースに慣れさせてゆっくりやっていこうくらいにしか陣営も考えておらず前走時も直前の最終追い切りは札幌ダートで軽く負荷を掛けるだけ。アッサリ勝つようならクラシック級とも言われた底知れない能力の高さを評価したい。前走の札幌2歳Sは3着だったレッツゴードンキが先週の阪神JFでも2着好走したが、昨年函館のレッドリヴェール(阪神JF①)やコディーノ(東スポ杯①朝日杯FS②)、グランデッツァ(ラジニケ杯3着)、オールアズワン(ラジニケ杯2着)と近年の勝ち馬は揃ってその後の重賞でも結果を出している。また勝ち時計の1分50秒0は翌日に行われた古馬500万を0秒2も上回っており、2歳夏の時点で古馬と互角の力を示していたことにもなる。そして追い風になりそうなのが馬場。土曜阪神は朝から雨が降っており10Rの時点でダートが不良になるほど。先週行われた阪神JFのような良馬場ならば対抗に評価を下げることも考えたが、日曜の気温が10度程度ならば発表は良に回復しても時計の掛かる力比べになることは明白。新馬戦のような後方一気は外回りでも差し届かない危険が高まるが、前走は徐々にポジションを押し上げる捲くり競馬にも成功。主戦の田辺は発熱により先週の騎乗が全てキャンセルとなったが、土曜中山では10鞍に騎乗して【3.1.3.1.1.1】と複勝率7割で問題なし。チャンピオンズカップ@コパノリッキーは人気に応えられなかったが、調教の動きで見劣ったせいか人気を落としており1人気にならないのであれば強気な騎乗ができることだろう。馬主のシルクレーシングは①ネオルミエールと共に関東馬の2頭出しだが、今夜は大阪で会員を交えたクラブパーティーが予定されており陣営も並々ならぬ気合が入っている。同じネオユニ産駒のヴィクトワールピサやロジユニヴァースの影を追いかける為には敗戦するまで馬券を買うのは当然として、この単勝オッズで馬券が買えるのも最後になりそうだ。


 ○②ダノンプラチナ。本命と甲乙を付けがたい2強。メンバー唯一のディープ産駒(先週までに今季重賞32勝でGⅠ8勝)であること、東京で連勝して乗り込んでくる関東馬で主戦が蛯名と言うのは先週のショウナンアデラと丸かぶり。東京の開幕週と最終週(ジェンティルドンナが沈んだJC当日)を快勝しているようにレースセンスの高さはブライトエンブレム以上で非の打ち所がない。栗東留学のパイオニアである国枝厩舎の管理馬でこちらも当週輸送を避けて先週栗東入り。しかも最終追い切りではCウッドでブライトと併せ馬で軽く先着しているように状態も文句ない。キレ味が活きそうな絶好の良馬場ならば人気通りにこちらを本命に考えていたが、キャリア3戦のレース内容はポテンシャルの高さ故にいずれも楽な競馬であったことやマイルまでの経験しかない点で厳しい流れになったとき、鞍上も差す競馬を示唆しており一抹の不安が残る。それでも先週も痛感したように父の産駒は阪神マイルGⅠで桜花賞の4連覇を含む計6勝と相性が抜群。混戦人気となっているが堅実ならば馬券の軸はこちらの方がオススメかもしれない。


 ▲⑭クラリティスカイ。上記2頭とは離された3番手。デビューから2戦を消化して一息入れてから連勝してきたように成長を感じさせる。前走のいちょうSは開幕週で時計の出やすい馬場でレコード勝ち。中1週の競馬で輸送を克服した点を加味すれば評価できる。しかし今回は馬場を考えるとスピードやキレ脚が武器の馬では論外だが、未勝利戦(阪神1800)の内容とスポット騎乗だったノリから岩田への乗り替わりは評価できる。鞍上の岩田は今年GⅠに16回騎乗しているが、うち9人気以内が13回(1人気は3回のみ)で【2.3.4.0.0.4】と大舞台でのミスが少ない。特に秋華賞とエリザベス女王杯@ヌーヴォレコルトやMCS@ダノンシャーク、チャンピオンズC@ローマンレジェンドなどでも3着までに持ってくる技術は三連複を手にしているだけに大いに助かっている。こちらも馬券には押さえておきたい1頭。


三連複⑯軸 ①・②・③・⑨・⑬・⑭・⑮ 計21点


 2歳王者決定戦は昨年まで中山開催だったが、今年から牝馬と同じく紛れの少ない阪神のマイル決戦。今年は2勝馬の900万組も出走に至るまでに抽選の壁(4/5頭が出走)が待ち受けていたが、中山マイルの16頭からフルゲート18頭立てと出走枠が実質2枠増えた形となる。来週のホープフルSは中山2000m施行。来春のクラシックに直結するのはどちらかは未知だが、勢力図の比較も例年のイメージからは切り替えるのが無難だろう。


 先週も似たようなことを記したが、下半期の中央GⅠは1人気が9連敗。そしてこの世代の2歳重賞は12レースが行われて1,2人気が共に未勝利で3人気もわずか1勝。本レースまでの2歳重賞で1人気が未勝利だったことは近10年で初めてとなる。それだけ混戦か馬券ファンの見る目がないのか、人気はともかくおいしい馬券は是非とも頂戴したい。


 今世代で一番の良血馬であるため人気になっている⑨アッシュゴールドは人気までの信頼が置けない。デビュー戦はソエの影響で大敗したので度外視できるが、少頭数で評価ができない前走のデイリー杯で前残りの馬場とは言え、平坦の京都で差し切れなかったのは頂けない。全兄オルフェーヴルとドリームジャーニーは神戸新聞杯と宝塚記念を勝っており血統面では阪神コースはマイナスにはならないが、厩舎の方針としてクラシック制覇のためならば無理に勝つ競馬をしないだろうし折り合い面にも不安を残すため押さえまで。一方でデイリー杯3着だった⑧ナヴィオンはチグハグな競馬が不運だったが、末脚一手のタイプで馬券からは消す。


 馬券は雨の影響で底力の問われる荒れた馬場を克服できるかどうかが最大の焦点。人気が割れていることに意外性を感じるが◎から均等ながしと印上位の⑯軸①②③⑭⑮の計10点も厚めに。年の瀬でクリスマスと忘年会費用を捻出したいところだが、馬場状態を直前までチェックする必要と2歳戦であることも忘れずに強気の勝負は控えたい。


◇先週日曜の的中馬券
阪神11R 阪神ジュベナイルF(GⅠ)
三連複④⑪⑯ 35.3倍×200

20141214阪神11


◇先週日曜の予想結果
■第66回阪神ジュベナイルF(GⅠ)
1着5人△⑯ショウナンアデラ
2着2人◎⑪レッツゴードンキ
3着4人△④ココロノアイ
4着12人×⑱ムーンエクスプレス
5着11人×③アルマオンディーナ
三連複35.3倍的中!(予想21点)

■主な的中と過去2カ月の◎
14.12.21/阪神JF …三連複35.3倍的中(21点)
14.11.23/マイルCS…三連複257.6倍的中(21点)
14.11.09/AR共和国…三連複33.1倍的中(15点)
14.11.02/天皇賞  …三連複28.5倍的中(21点)
14.10.19/秋華賞  …三連複19.4倍的中(21点)
14.10.18/府中牝馬S…三連複19.0倍的中(15点)
14.10.11/いちょうS…三連複32.8倍的中(15点)
14.09.14/セントウル…三連複19.0倍的中(21点)
14.08.03/アイビスS…三連複40.0倍的中(15点)
14.05.25/優駿牝馬 …三連複15.3倍的中(15点)
14.05.17/京王杯SC…三連複163.0倍的中(21点)
13.11.30/金鯱賞  …三連複108.1倍的中(15点)
13.09.15/ローズS …三連複474.1倍的中(21点)
13.01.05/京都金杯 …三連複119.9倍的中(21点)
12.09.17/セントラ記…三連複261.9倍的中(21点)
12.07.08/プロキオン…三連複242.9倍的中(15点)

12.21○阪神JF …2着/2人…レッツゴードンキ
12.13×チャレンジ…9着/1人…エイシンヒカリ
12.07◎チャンピオ…1着/2人…ホッコータルマエ
12.06×金鯱賞 …5着/5人…カレンブラックヒル
11.30×ジャパンC…4着/1人…ジェンティルドンナ
11.23◎マイルCS…1着/8人…ダノンシャーク
11.16◎エリザベス…1着/3人…ラキシス
11.15×武蔵野S …6着/2人…レッドアルヴィス
11.09◎AR共和国…1着/2人…フェイムゲーム
11.02△天皇賞 …3着/1人…イスラボニータ
11.01×スワンS …7着/3人…ベルカント
11.01×アルテミス…6着/3人…シングウィズジョイ
10.26×菊花賞 …9着/1人…ワンアンドオンリー
10.25×富士S …7着/1人…ダノンシャーク
10.19○秋華賞 …2着/1人…ヌーヴォレコルト
10.18△府中牝馬S…3着/2人…ホエールキャプチャ
10.14×京都大賞典…10着/2人…メイショウマンボ
10.12×毎日王冠 …4着/7人…ディサイファ
10.11△いちょうS…3着/3人…ミッキーユニバース
10.05○スプリンタ…2着/2人…ストレイトガール
09.28×神戸新聞杯…4着/2人…サトノアラジン
09.28◎オールカマ…1着/2人…マイネルラクリマ
09.21◎セントライ…1着/1人…イスラボニータ
09.21◎ローズS …1着/2人…ヌーヴォレコルト
09.14△セントウル…3着/2人…エピセアローム
※◎1着,○2着,△3着

第65回阪神ジュベナイルF(GⅠ)

 阪神で2歳牝馬の総選挙!中山6Rの新馬戦(芝2000)に世代2頭目となる出資馬ムーンセイルがデビュー。仕上がり途上で距離適正も手探りですが、ご声援をお願いします!


■阪神11R(15:40)・第65回阪神ジュベナイルF(GⅠ)
◎⑪レッツゴードンキ
○⑰ダノングラシアス
▲①ロカ
△⑬コートシャルマン
△④ココロノアイ
△⑯ショウナンアデラ
☆⑮レオパルディナ
☆⑥トーセンラーク


三連複⑪軸 ①・④・⑥・⑬・⑮・⑯・⑰ 計21点


 ◎⑪レッツゴードンキ。来週の朝日杯FSでも人気を集めるであろうブライトエンブレムが勝った札幌2歳Sの3着馬。当時2着だったマイネルシュバリエとはタイム差なし。近2年の勝ち馬レッドリヴェールとローブティサージュは共に洋芝の1800mに対応できるほどのスタミナを持ち合わせており、06年以降(新装後の過去8回)の本レースで前傾ラップになった6度のケースの勝ち馬(先の2頭以外にウオッカやトールポピー、ブエナビスタ、アパパネ)は全て1800mでの好走歴があった。キャリアの浅い馬たちの一戦で阪神外回りのマイルでは距離以上のスタミナが必要とされるのは周知の事実。幸いにも今年は該当馬が少なく内から①ロカ、④ココロノアイ、⑫カボスチャンの4頭が該当。前走のアルテミスSは今年が3度目の施行でまだ経由組から結果が出ていないが、前々で粘った上位入線馬に対し本馬は直線で馬群を捌くのに一苦労。ようやくラスト200mを切ってから進路を確保できると真一文字に伸びて33秒6の末脚を駆使。洋芝2戦で軽い芝はどうかと疑問だったが、輸送もあった中で負けて強しの2着。香港に遠征中の岩田から浜中への乗り替わりとなるが、2週続けて追い切りに騎乗。折り合い重視でテンションを上げさせないためにも馬なりの調整が続くが持ち合わせているポテンシャルが高いため心配は無用。浜中&梅田厩舎はショウナンマイティで幾度となくGⅠで苦渋を舐めてきたが、ようやくその悲願も花丸当選となりそうだ。


 ○⑰ダノングラシアス。りんどう賞とファンタジーSの近2戦は共に7ハロンで鞍上のチグハグ騎乗が災いしてこちらも負けて強しの連続2着。りんどう賞は直線の入口で内差しを狙っていたが、進路が取れずに強引に外に出して上がり34秒4は同タイムだが脚色は勝ったコートシャルマンを凌ぐもの。そして前走も追い出しが遅れて、先に抜け出した勝ち馬を捕らえきれずの2着。マンハッタンカフェ産駒なので1ハロン延長は問題なく、外枠でも直線が伸びる外回りで不利のない競馬ができそうなのは好都合。


 ▲①ロカ。500万以下の出走枠は6/10頭だったが難関を突破。京都芝1800m(牡馬混合)のデビュー戦で魅せた11秒0-11秒0の流れを中団からぶっこ抜いて2着に3馬身差をつける末脚は驚異的で人気になっているのも頷ける。まさか前日で1人気に支持されるほどとまでは思っていなかったが、前半3ハロンが37秒9-後半3ハロンが33秒8と前後半で実に4秒も差のある後傾ラップ。1000n通過は64秒1の超スローだったことは考慮しておきたい。前半を楽に進めて下り坂で加速して、一瞬の瞬発力を発揮する勝ち方が強く見えてしまう平坦の京都は春にもグランデッツァ@都大路S、ワールドエース@マイラーズカップがその典型例。開業4年目で毎年10勝程度(重賞未勝利)の今野厩舎がGⅠで勝ち負けできると根拠のない自信をみなぎらせているが、鞍上の和田もテイエムオペラオーからGⅠでは実に80連敗中。本レース(06年以降)に1戦1勝馬が馬券に絡んだのは07年レーヴダムール(2着・8人気)、08年ミクロコスモス(3着・4人気)、11年ジョワドヴィーヴル(1着・4人気)、12年レッドセシリア(3着・10人気)と4頭がいるがいずれも伏兵人気。キャリアを積んだ馬たちのペースと最内枠を考慮すると馬券に押さえておく必要はあるが、絶対視までは危険でまだまだ不純物が混ざっていると判断する。


三連複⑪軸 ①・④・⑥・⑬・⑮・⑯・⑰ 計21点


 今年の出走馬18頭はサンデー系の父馬が多いものの、珍しく全て異なる父馬で構成された。先月までに行われた今季の2歳重賞は新設重賞を含めて全11レースがあったが全て1人気が敗戦と波乱に満ち溢れている。


 また今年のGⅠ(障害は除く19レース)も1人気は単勝1倍台の3頭(桜花賞@ハープスター、NHKマイル@ミッキーアイル、安田記念@ジャスタウェイ)を除けば全て敗れており、特に下半期はスプリンターズSから先週のチャンピオンズカップまで1人気が8連敗と馬券の取捨選択が難しいが配当的には面白い結果が続いている。特に荒れやすいイメージのある2歳GⅠも一筋縄ではいかないと考えるのが無難だろう。


 改修後の本レースは06年以降の8回が対象。桜花賞と同じく展開や枠順に左右されにくく、その後のクラシックにも繋がりやすくなった点で実力通りに決まる傾向が高まってきた。一昨年の波乱決着(三連複4900倍)を除けば、1,2人気のいずれかが毎年馬券に絡んでおり三連複万馬券は2回のみ。2桁人気の台頭も一昨年の2,3着馬を除けば他22頭が8人気以内だが、近5年連続で三連複は50倍を超えており中穴の台頭で手頃な馬券が狙えそう。


 栗東留学している馬も含めて関東馬は過去5年で3着以内15頭のうち8頭を占める活躍。今年の滞在馬は⑥トーセンラークのみだが、その他の馬も無理に嫌う必要はなさそう。④ココロノアイは気性面、⑯ショウナンアデラは脚部不安で軽めの調整が気になるため相手候補まで。


 馬券は上位人気が中心で高配当までは望めないが◎からのながし+三連複30倍前後の配当になっている⑪軸①④⑬⑰を厚め。昨日のチャレンジカップでは大本命のエイシンヒカリがまさかのぶっ飛びで消したトーセンスターダムが勝ってしまう赤っ恥をかいたが、今度こそお歳暮馬券の投下と行きたい。


◇先週日曜の的中馬券
日曜中京11R チャンピオンズカップ(GⅠ)
単勝⑧ 5.9倍×2,000


20141207中京11


◇昨日土曜の予想結果
■第65回チャレンジカップ(GⅢ)
1着×⑥トーセンスターダム
2着○⑪フルーキー
2着☆⑤デウスウルト
4着△⑧アズマシャトル
5着×⑦ダイワマッジョーレ

9着◎④エイシンヒカリ
三連複336.2倍不的中(予想21点)

■主な的中と過去2カ月の◎
14.11.23/マイルCS…三連複257.6倍的中(21点)
14.11.09/AR共和国…三連複33.1倍的中(15点)
14.11.02/天皇賞  …三連複28.5倍的中(21点)
14.10.19/秋華賞  …三連複19.4倍的中(21点)
14.10.18/府中牝馬S…三連複19.0倍的中(15点)
14.10.11/いちょうS…三連複32.8倍的中(15点)
14.09.14/セントウル…三連複19.0倍的中(21点)
14.08.03/アイビスS…三連複40.0倍的中(15点)
14.05.25/優駿牝馬 …三連複15.3倍的中(15点)
14.05.17/京王杯SC…三連複163.0倍的中(21点)
13.11.30/金鯱賞  …三連複108.1倍的中(15点)
13.09.15/ローズS …三連複474.1倍的中(21点)
13.01.05/京都金杯 …三連複119.9倍的中(21点)
12.09.17/セントラ記…三連複261.9倍的中(21点)
12.07.08/プロキオン…三連複242.9倍的中(15点)

12.13×チャレンジ…9着/1人…エイシンヒカリ
12.07◎チャンピオ…1着/2人…ホッコータルマエ
12.06×金鯱賞 …5着/5人…カレンブラックヒル
11.30×ジャパンC…4着/1人…ジェンティルドンナ
11.23◎マイルCS…1着/8人…ダノンシャーク
11.16◎エリザベス…1着/3人…ラキシス
11.15×武蔵野S …6着/2人…レッドアルヴィス
11.09◎AR共和国…1着/2人…フェイムゲーム
11.02△天皇賞 …3着/1人…イスラボニータ
11.01×スワンS …7着/3人…ベルカント
11.01×アルテミス…6着/3人…シングウィズジョイ
10.26×菊花賞 …9着/1人…ワンアンドオンリー
10.25×富士S …7着/1人…ダノンシャーク
10.19○秋華賞 …2着/1人…ヌーヴォレコルト
10.18△府中牝馬S…3着/2人…ホエールキャプチャ
10.14×京都大賞典…10着/2人…メイショウマンボ
10.12×毎日王冠 …4着/7人…ディサイファ
10.11△いちょうS…3着/3人…ミッキーユニバース
10.05○スプリンタ…2着/2人…ストレイトガール
09.28×神戸新聞杯…4着/2人…サトノアラジン
09.28◎オールカマ…1着/2人…マイネルラクリマ
09.21◎セントライ…1着/1人…イスラボニータ
09.21◎ローズS …1着/2人…ヌーヴォレコルト
09.14△セントウル…3着/2人…エピセアローム
※◎1着,○2着,△3着

第65回チャレンジカップ(GⅢ)

 3歳芦毛の新怪物。6連勝で初重賞奪取なるかどうか。レース内容にも注目!9月(秋競馬)以降は本命馬が23戦7勝で単勝回収率が203%!

■阪神11R(15:45)・第65回チャレンジカップ(GⅢ)
◎④エイシンヒカリ
○⑪フルーキー
▲③スマートレイアー
△⑧アズマシャトル
△⑩ウインフルブルーム
△①アドマイヤタイシ
☆⑤デウスウルト
☆⑨マコトブリジャール


三連複④軸 ①・③・⑤・⑧・⑨・⑩・⑪ 計21点


 ◎④エイシンヒカリ。4月後半のデビューの遅咲きながらこれまでの5連勝(計16馬身)は全て1人気を背負ってのものだからフロックではない。1600万→アイルランドTに参戦した前走の方が今回よりもメンバーの質が上がった感があり、オープン馬たちを軽くあしらった芸当はなかなか。当時2着のファタモルガーナは先週のステイヤーズSでも2着。3着のスーパームーンも次走アルゼンチン共和国杯で3着だったように負かした馬たちの裏付けもある。YouTubeで再生回数が80万回を超えた横移動の斜行も鞍上の仕草を見ればカメラパフォーマンスだったことが窺える。今回はしっかりと実績のある右回りの阪神コースへ舞台が替わる。改めて実力が試されるが、鞍上には3時間後に香港(日曜の国際競走に騎乗)に旅立つ岩田を起用。前走の時点で菊花賞への出走も可能だったが、疲労面を考慮して一息入れることを決意。調教パートナーである障害騎手の西谷が「華奢なシャーシだけれどポルシェのエンジンを積んでいる」と表現するように今回も底知れぬパフォーマンスが期待できる。陣営から本格化は520キロ程度になってからとまだ成長段階であることを強調しているが56キロの斤量はハンデキャッパーから支持と受け取り、人々を魅了する芦毛の新怪物の重賞制覇に期待したい。


 ○⑪フルーキー。近5戦のうち、あまりにも距離が長すぎた昨年の菊花賞を除けば4戦4勝。特に2走前の甲東特別は11ヶ月ぶりの実践ながら、インコースから2頭の間を割って余力十分に差し切る味のある競馬を披露。ブランクを感じさせない内容が既に重賞を意識させるもので出世が遅かったほど。マイルから1ハロン延長がカギだが、阪神は4戦して全て上がり最速をマーク。本命が逃げならば前崩れで終いの決め手が武器になる。オープンを勝ったばかりの⑩ウインフルブルームと同じ55キロにはやや納得がいかないが、こちらもハンデキャッパーからの支持を受けたと前向きに受け取る。最終追い切りはウッドコースの3頭併せでガッチリと追われ、目標レースを定めてきた絶好調の角居厩舎は怖い。


 ▲③スマートレイアー。同じディープ産駒のエイシンヒカリより圧倒的に芦毛が目立っており、実績でも同舞台だった春の大阪城Sで後の重賞勝ち馬であるディサイファを問題にしなかったことや2走前の府中牝馬Sも躓きながら上がり最速の33秒2をマークしたように昇級戦が多いメンバーの中では断トツ。牝馬で55キロの斤量がカギとなるが、時計の掛かる坂路で51秒台をマークしているように稽古の動きは申し分なし。阪神コースも4戦4勝と内回りの阪神牝馬Sを含めて負けなし。あとは展開次第でフルーキー同様に前崩れになって末脚が届けば。馬券の相手には外せない1頭。


三連複④軸 ①・③・⑤・⑧・⑨・⑩・⑪ 計21点


 朝日の冠名がセントライト記念に移動して、今年からレース名が「チャレンジカップ」へ。12月の阪神1800m(ハンデ戦)となって今年で3年目となる。過去2年は17頭、18頭の多頭数で6-4-13人気、1-9-6人気の決着で三連複は共に万馬券の決着となっている。


 少頭数ながら阪神巧者が点在しており好メンバーが揃った。馬券の組み立てはオッズとの相談になりそうだが⑫バッドボーイがキーマン。◎エイシンを脅かす脚質で昇級戦57キロ→54キロの3キロ減は大いに魅力も、大外枠と手当たり次第に適鞍に参戦して7月の夏競馬から休みなしで7戦目。前半4ハロン48秒台→1000m通過は60秒以上の時計を要すマイペースでないとモロいのは出負けした2走前を見ると一目瞭然。46秒台→58秒台のラップも刻めるエイシンを防ぐには玉砕覚悟の逃げしか策が残されていないと考えると馬券からは外したい。


 また⑥トーセンスターダムは2月のきさらぎ賞以降が未勝利で全て人気を裏切る敗戦。腰の甘さから阪神では話にならず消し。トップハンデの⑦ダイワマッジョーレも前走のMCSで復調気配を匂わすものだったが、57キロ半&決め手不足と判断して馬券からは外す。


 馬券は人気3頭を信頼して良さそうなだけに配当面が気掛かり。三連複③④⑪の組み合わせは7倍前後なのでトリガミ馬券覚悟で踏み切る。◎からのながし馬券は下位評価の①⑤⑨のいずれかが台頭しないと万馬券に届かない為、あくまでも保険扱いで中心は◎④から①③⑥⑩⑪の計10点を厚め。またフォーメーションの④-③⑪-①③⑥⑩⑪(計7点)も付け加えたい。馬券的中はほぼ間違いないが乱ペースからの紛れに期待をして、そこそこのお歳暮馬券になることを願う。


◇先週日曜の的中馬券
日曜中京11R チャンピオンズカップ(GⅠ)
単勝⑧ 5.9倍×2,000


20141207中京11


◇先週日曜の予想結果
■第15回チャンピオンズカップ(GⅠ)
1着2人◎⑧ホッコータルマエ
2着8人×④ナムラビクター
3着3人○⑫ローマンレジェンド
4着15人×⑦サンビスタ
5着5人△⑪ワンダーアキュート
三連複117.3倍不的中(予想21点)

■主な的中と過去2カ月の◎
14.11.23/マイルCS…三連複257.6倍的中(21点)
14.11.09/AR共和国…三連複33.1倍的中(15点)
14.11.02/天皇賞  …三連複28.5倍的中(21点)
14.10.19/秋華賞  …三連複19.4倍的中(21点)
14.10.18/府中牝馬S…三連複19.0倍的中(15点)
14.10.11/いちょうS…三連複32.8倍的中(15点)
14.09.14/セントウル…三連複19.0倍的中(21点)
14.08.03/アイビスS…三連複40.0倍的中(15点)
14.05.25/優駿牝馬 …三連複15.3倍的中(15点)
14.05.17/京王杯SC…三連複163.0倍的中(21点)
13.11.30/金鯱賞  …三連複108.1倍的中(15点)
13.09.15/ローズS …三連複474.1倍的中(21点)
13.01.05/京都金杯 …三連複119.9倍的中(21点)
12.09.17/セントラ記…三連複261.9倍的中(21点)
12.07.08/プロキオン…三連複242.9倍的中(15点)

12.07◎チャンピオ…1着/2人…ホッコータルマエ
12.06×金鯱賞 …5着/5人…カレンブラックヒル
11.30×ジャパンC…4着/1人…ジェンティルドンナ
11.23◎マイルCS…1着/8人…ダノンシャーク
11.16◎エリザベス…1着/3人…ラキシス
11.15×武蔵野S …6着/2人…レッドアルヴィス
11.09◎AR共和国…1着/2人…フェイムゲーム
11.02△天皇賞 …3着/1人…イスラボニータ
11.01×スワンS …7着/3人…ベルカント
11.01×アルテミス…6着/3人…シングウィズジョイ
10.26×菊花賞 …9着/1人…ワンアンドオンリー
10.25×富士S …7着/1人…ダノンシャーク
10.19○秋華賞 …2着/1人…ヌーヴォレコルト
10.18△府中牝馬S…3着/2人…ホエールキャプチャ
10.14×京都大賞典…10着/2人…メイショウマンボ
10.12×毎日王冠 …4着/7人…ディサイファ
10.11△いちょうS…3着/3人…ミッキーユニバース
10.05○スプリンタ…2着/2人…ストレイトガール
09.28×神戸新聞杯…4着/2人…サトノアラジン
09.28◎オールカマ…1着/2人…マイネルラクリマ
09.21◎セントライ…1着/1人…イスラボニータ
09.21◎ローズS …1着/2人…ヌーヴォレコルト
09.14△セントウル…3着/2人…エピセアローム
※◎1着,○2着,△3着

日曜の的中馬券

◇日曜の的中馬券
日曜中京11R チャンピオンズカップ(GⅠ)

単勝⑧ 5.9倍×2,000



20141207中京11

第15回チャンピオンズカップ(GⅠ)

 ダートの新しいページをめくる時。新装チャンピオンズカップは左回りの尾張で頂上決戦!

■中京11R(15:30)・第15回チャンピオンズカップ(GⅠ)
◎⑧ホッコータルマエ
○⑫ローマンレジェンド
▲⑭コパノリッキー
△⑪ワンダーアキュート
△⑮インカンテーション
△③クリソライト
☆①インペラティヴ
☆⑨クリノスターオー


三連複⑧軸 ①・③・⑨・⑪・⑫・⑬・⑭ 計21点


 ◎⑧ホッコータルマエ。昨年は交流GⅠ4勝でダートグレード競走特別賞を受賞。昨年の本レースは3着に敗れたが、早めに先頭に立ったことが災いしてソラを使ってしまうお粗末なものだった。3歳年明けからのデビューで一昨年は年間12戦。昨年もほぼ月イチの出走間隔で年間10戦を消化した。今年はフェブラリーS2着後のドバイワールドカップで疲労によるダウンを余儀なくされたが、7ヶ月ぶりの前走JBCクラシックでは勝ちに行く競馬を試みてゴール手前で失速する4着。時計が速かったこともあるが、いかにも休み明けの見本となるような競馬でひと叩きされた今回は中身から変わってきた。交流GⅠは今年の川崎記念を含めて通算5勝(6勝目となれば史上8頭目)。年間2つしかない中央GⅠは一昨年に3歳だった本レースから3着→未出走(13年フェブラリー)→3着→2着とあと一歩。陣営も下の世代からの押し上げはあるが、名称が変わる最初のレースで歴史に名を刻みたいと意気込み十分。調教よりも実戦を使って変わってくる叩き良化型なだけに、前走を使えたのが幸い。近1年以内のGⅠ勝利があると今回は+5,000万円の褒奨金も加算される。勢い任せに容易く頂点を取ることができず、キャリアが活きるダートの頂上決戦なだけに中央・交流兼用の本馬が実績通りに文句のない走りを見せつけるだろう。


 ○⑫ローマンレジェンド。戦歴を見返すと6連勝で迎えた一昨年の本レースは4着。昨年は帝王賞6着、本レース13着といずれも叩き2走目に目標レースをぶつけてきて惨敗している。前走のエルムSや一昨年のジュライカップ(今回と同舞台。良馬場開催で1分50秒を切ったのはこれまでに本馬だけ)のレコード勝ちなど勝ちっぷりが豪快なだけに、GⅠで結果が出ていないのは揉まれ弱さからくる壁かとも思えるが3ヶ月以上の休み明けは6戦して【4.0.2.0】。ホッコータルマエとは真逆のタイプである。昨年までの阪神ダ1800mならば評価を落とすが、新装となる中京ダ1800mならば再度見直したい。58キロで勝ったエルムSからJBCクラシックを挟むことはできたが、上記にあるようにピークは賞金9,400万円の本レース。藤原厩舎はスプリンターズS2着@ストレイトガール、マイルCS2着@フィエロなどGⅠ奪取までもうワンパンチ。ココで好調の岩田を起用できたのは大きい。アクシデントに見舞われ骨折まで喰らった昨年の東京大賞典からよくぞ戻ってきたとも言えるが、6歳の大将として古豪復活を願う。


 ▲⑭コパノリッキー。わずか10か月前に最低人気の烙印を押されてフェブラリーSを勝利。強さは認めても、新聞各紙のようにがん首を揃えて本命候補とはさすがに言えまい。敢えて厳しい条件を突きつけるならば、近走の充実ぶりも1人気を背負ってのものではない。かしわ記念と帝王賞は旬を過ぎたワンダーアキュートとの一騎打ちでメンバーが軽い。前走のJBCクラシックは自身も途上中ながら負かした他の各馬も休み明けで勝ちっぷりこそ鮮やかだったが高速馬場の前残りだった。鞍上の田辺は本馬で初GⅠ制覇となったが、今年は重賞6勝と躍進。いずれも1人気を背負ってのものではなく村山厩舎の重賞5勝も今年の函館記念@ラブイズブーシェ(2人気)を除けば全て5人気以下の勝利とマークされる立場になってどうか。馬自身は逃げと先行のどちらも対応ができるのは強みだが、盛岡の直線300mから中京は西日本最長となる411mとなるため逃げの手に出るとマークされやすく不利になるのは明白。キャリアの浅い4歳馬で本格化をするならば来年だろうと予測しているが、仮に勝つようなことがあれば方角がどうたらと抜かしている黄色のイカサマ師を無視して来年からはダート開催に戻るドバイに連れて行ったら良いのではないか。


三連複⑧軸 ①・③・⑨・⑪・⑫・⑬・⑭ 計21点


 JCダートからの歴史を振り返るとカネヒキリやエスポワールシチー、トランセンドのような絶対的な王者がこの数年は不在。フェブラリーSもキャリアを活かした5,6歳の充実期を迎えた馬たちが健闘している。


 今年は12年ぶりの開催となった盛岡開催のJBC組を有力視。2,3着のクリソライトとワンダーアキュートは仕掛けが遅れたことが功を奏した形となったが、前者は中央のダートで結果が出ていないだけに過信は禁物。またみやこS組は1000mの通過時計が61秒3で勝ち時計も創設以来の過去5年でワースト。中京巧者である勝ち馬⑮インカンテーションは3連勝中でもあり評価をするが、昨年14着と奮わなかったが点が気掛かり。武蔵野Sについてはレースレベルは上々だったが、後方一辺倒のワイドバッハにグレープブランデーが3着に来られるようなメンツで評価に値しないと判断してバッサリ。


 馬券は昨年と同じ本命、対抗馬ながら勝ち馬のベルシャザールを逃した苦い思い出があるため、万全を期して手広く。中心は印上位の相手5頭となるため、⑧軸の③⑪⑫⑭⑮を分厚く。人気3頭の決着でも20倍以上の配当が見込めるのは意外な感じもするが、北米からただ1頭参戦してくる①インペラティヴは9ハロンの持ち時計がメンバー最速の1分48秒0。砂質の違いはあれど鞍上のデザーモは日本慣れしており、土日は中京で9頭も騎乗馬が集まっているため2桁人気なら大穴候補に。


◇先週日曜の的中馬券

◇昨日土曜の予想結果
■第50回金鯱賞(GⅡ)
1着1人△④ラストインパクト
2着4人△⑫サトノノブレス
3着2人▲⑤エアソミュール
4着6人×⑯ラブリーデイ
5着5人◎⑩カレンブラックヒル
三連複17.0倍不的中(予想21点)

■主な的中と過去2カ月の◎
14.11.23/マイルCS…三連複257.6倍的中(21点)
14.11.09/AR共和国…三連複33.1倍的中(15点)
14.11.02/天皇賞  …三連複28.5倍的中(21点)
14.10.19/秋華賞  …三連複19.4倍的中(21点)
14.10.18/府中牝馬S…三連複19.0倍的中(15点)
14.10.11/いちょうS…三連複32.8倍的中(15点)
14.09.14/セントウル…三連複19.0倍的中(21点)
14.08.03/アイビスS…三連複40.0倍的中(15点)
14.05.25/優駿牝馬 …三連複15.3倍的中(15点)
14.05.17/京王杯SC…三連複163.0倍的中(21点)
13.11.30/金鯱賞  …三連複108.1倍的中(15点)
13.09.15/ローズS …三連複474.1倍的中(21点)
13.01.05/京都金杯 …三連複119.9倍的中(21点)
12.09.17/セントラ記…三連複261.9倍的中(21点)
12.07.08/プロキオン…三連複242.9倍的中(15点)

12.06×金鯱賞 …5着/5人…カレンブラックヒル
11.30×ジャパンC…4着/1人…ジェンティルドンナ
11.23◎マイルCS…1着/8人…ダノンシャーク
11.16◎エリザベス…1着/3人…ラキシス
11.15×武蔵野S …6着/2人…レッドアルヴィス
11.09◎AR共和国…1着/2人…フェイムゲーム
11.02△天皇賞 …3着/1人…イスラボニータ
11.01×スワンS …7着/3人…ベルカント
11.01×アルテミス…6着/3人…シングウィズジョイ
10.26×菊花賞 …9着/1人…ワンアンドオンリー
10.25×富士S …7着/1人…ダノンシャーク
10.19○秋華賞 …2着/1人…ヌーヴォレコルト
10.18△府中牝馬S…3着/2人…ホエールキャプチャ
10.14×京都大賞典…10着/2人…メイショウマンボ
10.12×毎日王冠 …4着/7人…ディサイファ
10.11△いちょうS…3着/3人…ミッキーユニバース
10.05○スプリンタ…2着/2人…ストレイトガール
09.28×神戸新聞杯…4着/2人…サトノアラジン
09.28◎オールカマ…1着/2人…マイネルラクリマ
09.21◎セントライ…1着/1人…イスラボニータ
09.21◎ローズS …1着/2人…ヌーヴォレコルト
09.14△セントウル…3着/2人…エピセアローム
※◎1着,○2着,△3着

第50回金鯱賞(GⅡ)

 師走競馬が今週よりスタート!年内ラストの開催はリニューアルした中山と阪神、中京の3場。


■中京11R(15:35)・第50回金鯱賞(GⅡ)
◎⑩カレンブラックヒル
○⑬ウインバリアシオン
▲⑤エアソミュール
△④ラストインパクト
△⑪クランモンタナ
△⑫サトノノブレス
☆⑧トウカイパラダイス
☆⑰ダークシャドウ


三連複⑩軸 ④・⑤・⑧・⑩・⑪・⑫・⑬・⑰ 計21点


 ◎⑩カレンブラックヒル。4走前のダービー卿CTが3歳時以来、1年半ぶりの重賞通算4勝目。1000m通過57秒9の超ハイパースで先手を奪いながらも一旦は失速仕掛けたように見せ掛けてから、再度差し返す珍しい内容だった。休み明け近2走のオールカマーと天皇賞はどちらも1000m通過60秒フラットの逃げで7着、9着と着順こそ奮わないが共に勝ち馬から0秒2差、0秒3差と着差はわずか。特に前走の天皇賞は荒れた馬場が目立つ中、ゴール手前でGⅠクラスの面々(本馬もNHKマイルを勝ってはいるが)に差し込まれただけで自らの競馬はできおり、馬場が味方をしなかっただけとも解釈できる。得意の先行競馬が再び板に付いてきたことを考えれば、陣営が言うように一時期の不振を脱したのは明白。特に左回りの開幕週で名古屋周辺は雪の予報が出ており、前日発売が取りやめになったほど。パンパンの良馬場というよりはやや底力が試される馬場は好材料。人気馬は差し馬勢が控えており後続が脚をなし崩しにされる中、まんまと決まる前残りに期待する。


 ○⑬ウインバリアシオン。不死鳥の如く2度の屈腱炎を克服して昨年同様に有馬記念を睨んで復帰となった。今回は手探りだった前回よりは症状が軽く、5ヶ月の休養で戻ってこられたが陣営が有馬記念の前にとやや色気を持っている点が別の意味で気掛かりだが、先週Cウッドで一杯に追われて今週は馬なりで坂路2本追い。体制は整ったと判断できる。有馬記念、春の天皇賞2着と実績だけならGⅠクラスの存在でメンバーを見渡しても頭一つ抜けており、別定戦の57キロで参戦できる点も心強い。体重調整に苦労した昨年よりも臨戦過程に不安はないが、あとは末脚が活きる展開になれば。


 ▲⑤エアソミュール。通算成績は23戦10勝。中央競馬のみで10勝と言うのはなかなかお目にかかれず、休み明けでも結果を出せるのが最大の魅力。鳴尾記念を勝って宝塚記念を回避。今回も毎日王冠を勝っていながら天皇賞やマイルCSには興味を示さずにGⅡの6,000万円を獲りに来た。前走は伏兵人気ながら接戦をモノにして、3着に負かしたスピールバーグが天皇賞を制覇。しかし、3歳時の一昨年に5人気で参戦しながら12着だったことは胸に留めておきたい。折り合い面などの難しさから戦歴をみても勝つか大敗か両極端のムラ馬なだけに軸として信頼するまでには至らないが、角居厩舎は先週の天皇賞@エピファネイア、エリザベス女王杯@ラキシスと絶好調。厩舎の勢いは無視できない。


三連複⑩軸 ④・⑤・⑧・⑩・⑪・⑫・⑬・⑰ 計21点


 過去の傾向として参考になるのは現行の12月開催となった過去2回で共に開幕週で行われた。昨年は道中で2,3番手にいた2頭がなだれ込み、推奨15点で見事万馬券を的中。過去2回は6-8-4人気、3-6-8人気と中穴同士の決着で共に三連複は120倍前後の配当。


 出走馬は天皇賞をパスした毎日王冠と京都大賞典の勝ち馬がそれぞれ出走。また毎日王冠の勝ち馬はエアソミュール以外にカレンブラックヒル(12年1着)とダークシャドウ(11年1着)の3頭が出走。他には池江厩舎が有馬記念と金杯の使い分けを査定するため4頭の多頭出し。また注目すべきは一昨年の本レース勝ち馬のオーシャンブルーが次走の有馬記念で2着。昨年の3着馬ウインバリアシオンも次走の有馬記念で2着。昨年の勝ち馬カレンミロティックは今年の宝塚記念で2着といずれも馬券に絡んだ上位馬がグランプリでも穴馬をして結果を残している。


 押さえに回したディープインパクト産駒の2騎である⑫サトノノブレスと④ラストインパクトはこれまでに同じレースに5度出走して前者が4回先着。共に平坦巧者で左回りの中京2000mで勝ちきるほどのイメージが沸かない。結果次第では有馬記念への参戦を示唆しているが、差し馬が台頭できる流れになるかどうかがカギ。


 馬券は◎から人気上位馬が相手だが、オッズが割れていることもありトリガミなしで半数以上が万馬券。別定のGⅡ戦らしくジャパンカップの翌週ながら好メンバーが揃ったが馬券は一捻りが必要となるだろう。


◇先週日曜の的中馬券


◇先週日曜の予想結果
■第34回ジャパンカップ(GⅠ)
1着4人△④エピファネイア
2着3人×①ジャスタウェイ
3着6人○⑮スピルバーグ
4着1人◎③ジェンティルドンナ
5着2人▲⑥ハープスター
三連複197.5倍不的中(予想21点)

■主な的中と過去2カ月の◎
14.11.23/マイルCS…三連複257.6倍的中(21点)
14.11.09/AR共和国…三連複33.1倍的中(15点)
14.11.02/天皇賞  …三連複28.5倍的中(21点)
14.10.19/秋華賞  …三連複19.4倍的中(21点)
14.10.18/府中牝馬S…三連複19.0倍的中(15点)
14.10.11/いちょうS…三連複32.8倍的中(15点)
14.09.14/セントウル…三連複19.0倍的中(21点)
14.08.03/アイビスS…三連複40.0倍的中(15点)
14.05.25/優駿牝馬 …三連複15.3倍的中(15点)
14.05.17/京王杯SC…三連複163.0倍的中(21点)
13.11.30/金鯱賞  …三連複108.1倍的中(15点)
13.09.15/ローズS …三連複474.1倍的中(21点)
13.01.05/京都金杯 …三連複119.9倍的中(21点)
12.09.17/セントラ記…三連複261.9倍的中(21点)
12.07.08/プロキオン…三連複242.9倍的中(15点)


11.30×ジャパンC…4着/1人…ジェンティルドンナ
11.23◎マイルCS…1着/8人…ダノンシャーク
11.16◎エリザベス…1着/3人…ラキシス
11.15×武蔵野S …6着/2人…レッドアルヴィス
11.09◎AR共和国…1着/2人…フェイムゲーム
11.02△天皇賞 …3着/1人…イスラボニータ
11.01×スワンS …7着/3人…ベルカント
11.01×アルテミス…6着/3人…シングウィズジョイ
10.26×菊花賞 …9着/1人…ワンアンドオンリー
10.25×富士S …7着/1人…ダノンシャーク
10.19○秋華賞 …2着/1人…ヌーヴォレコルト
10.18△府中牝馬S…3着/2人…ホエールキャプチャ
10.14×京都大賞典…10着/2人…メイショウマンボ
10.12×毎日王冠 …4着/7人…ディサイファ
10.11△いちょうS…3着/3人…ミッキーユニバース
10.05○スプリンタ…2着/2人…ストレイトガール
09.28×神戸新聞杯…4着/2人…サトノアラジン
09.28◎オールカマ…1着/2人…マイネルラクリマ
09.21◎セントライ…1着/1人…イスラボニータ
09.21◎ローズS …1着/2人…ヌーヴォレコルト
09.14△セントウル…3着/2人…エピセアローム
※◎1着,○2着,△3着

第34回ジャパンカップ(GⅠ)

 ジャパンカップは出走馬合計でGⅠ21冠。本年最高メンバーのドリームレース。先週のマイルCSは8人気ダノンシャークに渾身の◎。◎△☆で三連複257倍の大的中!

■東京11R(15:55)・第34回ジャパンカップ(GⅠ)
◎③ジェンティルドンナ
○⑮スピルバーグ
▲⑥ハープスター
△④エピファネイア
△⑨イスラボニータ
△⑩ワンアンドオンリー
☆⑧デニムアンドルビー
☆⑯フェノーメノ


三連複③軸 ④・⑥・⑧・⑨・⑩・⑮・⑯ 計21点


 ◎③ジェンティルドンナ。近2年の覇者で史上初のJRAのGⅠ3連覇が掛かる。東京2400mはオークス(勝ち時計2分23秒6を3歳の同時期にこの時計を上回ったのは歴史上ディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライのみ。いずれも種牡馬クラス)を含めて3戦3勝と抜群の適性を誇る。前走の天皇賞は休み明けの中で不安視されていたが、終わってみれば展開がハマったスピールバーグに屈するも連を確保。叩き良化型は前走から中1ヶ月以内に限ると8戦8勝の戦歴が全てを物語っており、目標レースに向けて抜かりのない仕上げを施す陣営にも頭が下がる。前走から代打騎乗だった戸崎から今年だけでも7カ国でGⅠをなんと15勝も挙げているムーア。土曜東京の最終レース(ダート)をみても、インコースから馬群をこじ開けて馬を勝たせる世界トップレベルのセンスに感心した。3歳時の本レースは三冠達成後に秋華賞経由で当時国内最強だったオルフェーヴルに馬体をぶつけての勝利。昨年はエイシンフラッシュがハナを切るスローで1000m通過が62秒4(前年と比べると2秒2のペースダウン)。抜け出す脚の速さは感じられなかったが、持久力の求められるコースでしっかりと立ち回って追撃を防いだ。単勝で4倍近くになるほど支持を落としているのは不可解だが、2枠3番の絶好枠を確保。結果次第では有馬記念も考えられるようだが、三連覇達成となればおそらくラストラン。牝馬としてはウオッカと並ぶ史上最強クラスの東京巧者であり、最後の貴婦人の走りに酔いしれるが良い。


 ○⑮スピルバーグ。天皇賞の勝ち時計1分59秒7は今となっては高速化が進み、1000万クラスに毛が生えたレベルだが前日の雨が残った馬場で一考の余地有り。直線でのキレ味は昨年の勝ち馬ジャスタウェイと同様で外から1頭だけ次元の違う末脚が炸裂。そのジャスタウェイがジェンティルドンナを置き去りにした昨年の前後半の1000mが58秒4-59秒1でラスト3ハロンが11秒6→11秒5→12秒2。対して今年は60秒7ー59秒0で後半5ハロンは互角。4角で12番手にいた本馬は11秒4→11秒3→11秒9のラップで上がり最速をマークしている。距離延長で末脚が鈍る可能性はあるにせよ、東京は10戦して【6.1.2.1】(唯一の着外が成長途上だったダービー14着)なだけに軽視は危険。振り返ってみれば前走は前哨戦である毎日王冠3着が評価されずに5人気の伏兵人気で勝利。今回もステップレースの天皇賞(過去10年3着以内の国内4歳以上牡馬14頭中11頭が経由)を文句なしで勝っていながら、休み明け3戦目でそれを上回る実績馬たちが集結しているだけに人気の盲点になりそうなのも魅力。


 ▲⑥ハープスター。落鉄の不運はあったにせよ差し届かなかったオークスの敗因が距離だと思っているだけに不安は大きい。フランス人も驚嘆した最後方からの追い込みも虚しかった凱旋門賞はスローの流れで末脚を発揮できたものの度外視できるが、帰国初戦で後方からメンツに不足のない古馬を差し切るのは無謀。それでも3歳牝馬の特権である53キロが大きな武器となるのは過去を振り返れば判明する。デニムアンドルビー(昨年2着)やジェンティルドンナ(一昨年1着)、レッドディザイア(09年3着)、ファビラスラフイン(96年2着)と4頭全てが3着以内を確保。凱旋門賞は斤量を活かして3歳で頂点に立ったトレヴが今年も連覇していることや本レースも牝馬向きのレース傾向が後押しするが、今月8日に帰厩するまで鞍上を含めて調整だっただけに臨戦過程は決して万全ではない。長所がハッキリしているだけに小細工は不要だが、レース毎に突き付けられる課題は大きい。


 △④エピファネイア。出走馬の中でも数える程しかいない前走からの好転馬。人気に応えることができなかった前走だが、個人的には半信半疑だったものの半年の休み明けを考慮すれば6着でも勝ち馬から0秒2差で合格点。昨年のダービー2着馬で父シンボリクリスエスは2年連続で3着だった本レースだが、トビの大きい馬で東京2400mは問題なし。ひと叩きしたことで馬体にも張りが出たとのことで上積みは間違いなし。そして何より先週のマイルCSを制したダノンシャーク同様にユウイチからの鞍上強化が最大の魅力。今回はWSJSで来日中のスミヨンが手綱を取る。ムーア同様に過去10年で3着以内の30頭のうち実に15頭の鞍上が外国人ジョッキー。外国馬2頭を含むが、高額賞金であることも影響してか出稼ぎ外国人の台頭が非常に目立つ。


三連複③軸 ④・⑥・⑧・⑨・⑩・⑮・⑯ 計21点


 09年のウオッカを筆頭に昨年まで牝馬が5連勝(10年のブエナビスタ降着を含む)。上記にもあるように極端な瞬発力勝負にはなりにくいものの、2キロ軽い3歳牡馬も含めて近年は斤量差が結果に現れやすくなっている。


 前年の上位馬や凱旋門賞組、ダービー、皐月賞馬など3歳勢にも不足がない豪華メンバーなだけに得体の知れない外国馬3頭は軽視。ダービー馬の⑩ワンアンドオンリーと天皇賞3着で皐月賞馬でもある⑨イスラボニータが霞んでしまうほどだが、この2頭も当然押さえに回す必要がある。前者は神戸新聞杯を味のある競馬で勝ち、菊花賞は距離ロスが災いして敗退したがレコードを更新する時計で走破。後者は早め抜け出しが前走の敗因だが、鞍上が主戦の蛯名に戻って見直す必要がある。


 ⑧デニムアンドルビーは昨年53キロを味方にジャンティルにハナ差まで迫ったが、スローペースの展開が味方したもの。前走は進路を確保してからジリジリ伸びたこととエリザベス女王杯で上位を独占した角居厩舎であることを考えれば、甘い仕上げでは臨んでこないと期待して穴。⑯フェノーメノは良化具合が心配だが、元から休み明けは走らない。前走は調整ミスと割り切れば距離延長は歓迎。ルメールの負傷で運良く騎乗馬がなかった岩田を確保してどこまで巻き返せるか。


 ①ジャスタウェイはワールド・サラブレッド・ランキングで8期にわたり世界一の評価を得ているが、あくまでもマイル部門(1301~1899m)であって12ハロンは守備範囲外。紙面や雑誌でもその評価だけが散々取り上げられているが、この距離では凱旋門賞のように好走を期待するほうが酷。こちらも今月11日に帰厩して乗り出しは継続して行っていたが、調整期間が正味20日間。珍しくユウイチや調教師からも不安視する声が漏れており、オーナー志望の出走であることが窺える。奇しくも休み明けで勝った中山記念(ノリ)と安田記念(ヨシトミ)は共に主戦のユウイチが騎乗停止。鞍上の技量が問われる一戦でもあり、条件を考えれば馬券妙味はない。


 馬券は上位の人気が拮抗しており、配当がつかない組み合わせ。先週のように大きく勝負をするレースではない。◎から印上位へのながしが押さえの馬券で本線は相手4頭の◎から④⑥⑨⑮の6点。それでも相手各馬にはそれぞれ弱点があり、決着は誤差の範疇。馬券を絞って当てに行くようならば、競馬ファンとしてレース内容そのものに注目したい。



◇先週日曜の的中馬券
日曜京都11R マイルチャンピオンシップ(GⅠ)
単勝⑫ 18,1倍×1,000

三連複③⑧⑫ 257.6倍×300


20141123京都11a

20141123京都11b

◇月曜の的中馬券
月曜東京11R 東スポ杯2歳S(GⅢ)
三連複①②⑪ 81.3倍×100


20141124東京11

◇先週日曜の予想結果
■第31回マイルチャンピオンS(GⅠ)
1着8人◎⑫ダノンシャーク
2着3人△⑧フィエロ
3着9人☆③グランデッツァ
4着2人△⑬トーセンラー
5着12人☆⑦エキストラエンド
三連複257.6倍的中!(予想21点)

■主な的中と過去2カ月の◎
14.11.23/マイルCS…三連複257.6倍的中(21点)
14.11.09/AR共和国…三連複33.1倍的中(15点)
14.11.02/天皇賞  …三連複28.5倍的中(21点)
14.10.19/秋華賞  …三連複19.4倍的中(21点)
14.10.18/府中牝馬S…三連複19.0倍的中(15点)
14.10.11/いちょうS…三連複32.8倍的中(15点)
14.09.14/セントウル…三連複19.0倍的中(21点)
14.08.03/アイビスS…三連複40.0倍的中(15点)
14.05.25/優駿牝馬 …三連複15.3倍的中(15点)
14.05.17/京王杯SC…三連複163.0倍的中(21点)
13.11.30/金鯱賞  …三連複108.1倍的中(15点)
13.09.15/ローズS …三連複474.1倍的中(21点)
13.01.05/京都金杯 …三連複119.9倍的中(21点)
12.09.17/セントラ記…三連複261.9倍的中(21点)
12.07.08/プロキオン…三連複242.9倍的中(15点)

11.23◎マイルCS…1着/8人…ダノンシャーク
11.16◎エリザベス…1着/3人…ラキシス
11.15×武蔵野S …6着/2人…レッドアルヴィス
11.09◎AR共和国…1着/2人…フェイムゲーム
11.02△天皇賞 …3着/1人…イスラボニータ
11.01×スワンS …7着/3人…ベルカント
11.01×アルテミス…6着/3人…シングウィズジョイ
10.26×菊花賞 …9着/1人…ワンアンドオンリー
10.25×富士S …7着/1人…ダノンシャーク
10.19○秋華賞 …2着/1人…ヌーヴォレコルト
10.18△府中牝馬S…3着/2人…ホエールキャプチャ
10.14×京都大賞典…10着/2人…メイショウマンボ
10.12×毎日王冠 …4着/7人…ディサイファ
10.11△いちょうS…3着/3人…ミッキーユニバース
10.05○スプリンタ…2着/2人…ストレイトガール
09.28×神戸新聞杯…4着/2人…サトノアラジン
09.28◎オールカマ…1着/2人…マイネルラクリマ
09.21◎セントライ…1着/1人…イスラボニータ
09.21◎ローズS …1着/2人…ヌーヴォレコルト
09.14△セントウル…3着/2人…エピセアローム
※◎1着,○2着,△3着

月曜の的中馬券

◇月曜の的中馬券
月曜東京11R 東スポ杯2歳S(GⅢ)

三連複①②⑪ 81.3倍×100


20141124東京11

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