下町育ちの馬券王 ~JRA全重賞予想大会・一口所有馬近況~ -5ページ目

第9回キーンランドカップ(GⅢ)

■札幌11R(15:25)・第9回キーンランドカップ(GⅢ)
◎⑫スノードラゴン
○⑮レッドオーヴァル
▲⑦ローブティサージュ
△⑩ブランダムール
△③スマートオリオン
△②フクノドリーム
☆⑬レオンビスティー
☆④サクラゴスペル


三連複⑫軸 ②・③・④・⑦・⑩・⑬・⑮ 計21点


 ◎⑫スノードラゴン。今夏北海道開催の短距離オープンは昨年スプリンターズS3着だったマヤノリュウジン(セントウルSからスプリンターズSが濃厚)が一歩リード。函館スプリントSは断然人気だったストレイトガールが致命的な不利で離脱。結論として抜けた存在が見当たらず、今回出走してくる北海道組には不安が残る。ならば人気の盲点になりそうな別路線組を狙い撃ち。これまでの全7勝は全てダートながら今春のオーシャンSと高松宮記念で2着。中山のダートで追い込んでくる姿が未だに印象深いが、パワーを必要とする馬体で洋芝は大歓迎。他馬の脚が止まる中で一気に追い込んできた道悪の高松宮記念でも勝負根性を感じたが、鞍上の大野は昨日のBSN賞でもインカンテーションを勝利に導いており流れが良い。中間は函館→札幌で2週にわたり意欲的に調教を消化。先週から札幌はCコース変更で土曜札幌でも前が圧倒的有利の中で追い込み馬を本命と言うのも矛盾しているが、先手争いが激化して後方待機勢に展開があると判断。真夏の札幌で観衆をまとめて氷水ならぬ雪まみれに冷やしたい。


 ○⑮レッドオーヴァル。こちらも差し脚質なので本命馬とセットで展開の予想に当て嵌める。気難しい気性ながら滞在効果が現れた前走の自己条件。馬任せで調整を行うことで以前の力みが解消したと陣営。短距離王国の安田厩舎は3年前にカレンチャン@池添で本レースを勝利。今回の結果次第ではスプリンターズS出走も視野に入っており、凱旋門賞で遠征を行うユウイチに代わって池添を起用。また厩舎は先週までに札幌開催5週を終えて、管理馬延べ17頭の出走で【5.4.2.6】と連対率と複勝率は6割を超えている。差し届かずのリスクは承知だが、逃げ先行が複数いるのと脚質を考えると外枠はマイナスにならない。函館開催の昨年を除く過去7回で馬券に絡んだ21頭のうち9頭が牝馬。しかもうち6頭が1,2人気で上位人気に支持された牝馬の信頼度は高い。


 ▲⑦ローブティサージュ。前走の函館スプリントSは人気だったストレイトガールとスマートオリオンが揃ってインコースに閉じ込められる不利。後方待機で同じ函館1800mで出走した新馬戦以来のメンバー中の上がり最速をマークした。漁夫の利にも見えるレース内容だったが3走前の阪神牝馬Sでもゴール寸前まで先頭で抜け出し、あわや久々の勝利を予感させるものだっただけに4歳になって距離短縮の作戦が成功しつつある。帰厩10日の競馬でも仕上がりが早いタイプで問題はなさそう。須貝厩舎も先週のゴールドシップ@札幌記念2着を筆頭に今開催は管理馬16頭の出走で【2.3.4.7】と安田厩舎には及ばないが複勝率37,5%を誇っている。今夏はガルボ@函館スプリントS、メイショウナルト@七夕賞、サダムパテック@中京記念など古豪の復活が目立っており、本馬も一昨年の2歳女王。忘れた頃の復活なるか。


三連複⑫軸 ②・③・④・⑦・⑩・⑬・⑮ 計21点


 51キロで出られる3歳馬⑧エイシンブルズアイは毎日杯2着の他にマイルで2勝。気性面を考慮してかスプリントに参戦してきたが、斤量差があるにせよ未知すぎて手がでない。⑭マジンプロスパーは函館で一ヶ月間みっちり乗り込んできたようで56キロの参戦は魅力も加齢と共に馬体を絞りににくくなっている。CBC賞連覇や1400mでも結果を出しているので初めての洋芝は問題なさそうだが、高齢と大型馬の休み明けと言う2点が懸念事項でまずは様子を見たい。また昨年の覇者(函館開催)で大外に追いやられた⑯フォーエバーマークは5月の韋駄天Sから3戦続けて人気を裏切る結果。全盛期の勢いはないと判断して今回は切る。


 人気の③スマートオリオンは洋芝で【3.1.0.1】と崩れたのは不利のあった前走のみ。春は連闘で挑みオーシャンSを制するなど高いポテンシャルを見せたが、今回は親指を骨折して日曜札幌が復帰初日となるユタカが鞍上なので押さえ程度でよし。


 今年で9回目と歴史の浅い重賞だが当時のオープン特別が格上げされたレース。今年は新潟開催となるが、例年スプリンターズSとの傾向は3年前の勝ち馬であるカレンチャンが本番まで連勝。他にも08年に着順が入れ替わったが2着ビービーガルダン→3着。3着キンシャサノキセキ→2着とレベルの高い年は本番でも結果がでている。


 馬券は人気が割れていることもあり半数以上が万馬券の組み合わせ。オープンで実績があり近走不振の☆2頭のどちらかが絡めば500倍以上の特大ホームラン。個人的に重賞以外の馬券がこの夏は好調なので勢いに乗って◎からの均等ながしの馬券で夏休みを締めることにしよう。



◇昨日土曜の的中馬券
土曜新潟9R 麒麟山特別(3歳以上1000万下)
三連複⑥⑫⑮ 136.7倍×100


20140830新潟9

土曜札幌11R HTB賞(3歳以上1000万下)
三連複②④⑤ 75.5倍×100


20140830札幌11


◇先週日曜の予想結果
■第50回札幌記念(GⅡ)
1着2人△⑧ハープスター
2着1人◎⑤ゴールドシップ
3着7人×⑩ホエールキャプチャ
4着6人△⑪ラブイズブーシェ
5着5人☆⑦エアソミュール
三連複53.1倍不的中(予想21点)


■第49回北九州記念(GⅢ)
1着8人×①リトルゲルダ
2着13人×⑧メイショウイザヨイ
3着17人×⑦カイシュウコロンボ
4着15人×⑭アンバルブライベン
5着6人△⑩バーバラ
7着1人◎⑪エピセアローム
三連複7371.2倍不的中(予想21点)


■主な的中と過去2カ月の◎
14.08.03/アイビスS…三連複40.0倍的中(15点)
14.05.25/優駿牝馬 …三連複15.3倍的中(15点)
14.05.17/京王杯SC…三連複163.0倍的中(21点)
14.04.13/桜花賞  …三連複13.1倍的中(21点)
14.03.30/高松宮記念…三連複79.9倍的中(21点)
14.03.21/フラワーC…三連複77.5倍的中(21点)
13.11.30/金鯱賞  …三連複108.1倍的中(15点)
13.09.15/ローズS …三連複474.1倍的中(21点)
13.01.05/京都金杯 …三連複119.9倍的中(21点)
12.09.17/セントラ記…三連複261.9倍的中(21点)
12.07.08/プロキオン…三連複242.9倍的中(15点)


08.24○札幌記念 2人/1人…ゴールドシップ
08.24×北九州記念 7着/1人…エピセアローム
08.17×関屋記念 12着/2人…マジェスティハーツ
08.10×レパードS 5着/3人…アスカノロマン
08.03×クイーンS 7着/4人…ケイアイエレガント
08.03◎アイビス 1着/1人…セイコーライコウ
07.27×中京記念10着/1人…フラガラッハ
07.20×函館記念12着/4人…アドマイヤタイシ
07.13△七夕賞3着/1人…マイネルラクリマ
06.29×宝塚記念7着/2人…ウインバリアシオン
06.22×ユニコーン12着/1人…アジアエクスプレス
06.22×函館SS 11着/1人…ストレイトガール
06.15◎エプソムC 1着/2人…ディサイファ
06.08×安田記念 15着/7人…ホエールキャプチャ
06.01○東京優駿 2着/1人…イスラボニータ
05.25○優駿牝馬 2着/1人…ハープスター
05.24×平安S10着/3人…トウショウフリーク
※◎1着,○2着,△3着

土曜の的中馬券

◇土曜の的中馬券

土曜新潟9R 麒麟山特別(3歳以上1000万下)
三連複⑥⑫⑮ 136.7倍×100


20140830新潟9

土曜札幌11R HTB賞(3歳以上1000万下)
三連複②④⑤ 75.5倍×100


20140830札幌11

第50回札幌記念(GⅡ)

 今夏一番のビッグマッチは北の大地で古馬の大将と3歳桜花賞馬の競演!土曜小倉9Rに出走したラブラバードは相変わらずの過剰人気だったが人気に応えられずまた2着。


■札幌11R(15:25)・第50回札幌記念(GⅡ)
◎⑤ゴールドシップ
○②トウカイパラダイス
▲⑥トウケイヘイロー
△①ロゴタイプ
△⑪ラブイズブーシェ
△⑧ハープスター
☆⑦エアソミュール
☆③タマモベストプレイ


三連複⑤軸 ①・②・③・⑥・⑦・⑧・⑪ 計21点


 ◎⑤ゴールドシップ。一昨年の3歳時は皐月賞で軽視しながら後追いのダービーで本命。昨年の天皇賞も自信の大本命でぶっ飛び。馬券の相性が悪すぎて買い時が完全に裏目っているが、本馬を本命に挙げるのは昨年の京都大賞典以来。近走は常に2番手以下の評価に留めてきたが、鞍上がノリになっても横綱相撲で他馬をねじ伏せた前走の宝塚記念は素直に強さを認めなければならないものだった。前残りの展開で2着カレンミロティックに3馬身。東京や京都の軽い馬場は不向きだが、底力が問われた際には泣く子も黙るポテンシャルを誇っている。凱旋門賞への渡航費用は1億近く掛かるとも言われており、個人馬主にはシビアな問題になってくるが北海道の芦別でネジを生産している小林氏から須貝厩舎の僚馬ジャスタウェイが帯同するなどメリットもあることで今年は重い腰を上げて遠征プランを発表した。


 中間は2週前の8日に函館競馬場に入厩をして先週と今週の2度にわたり主戦のノリが志願して追い切りに騎乗。放牧中も乗り込まれていたものの、やや太め残りが気になるが定量の57キロで出走できるだけに死角が少ない。今週から札幌芝は仮柵が6m外に移動してAコースからCコースへとコース替わり。荒れた小倉の芝と見比べても土曜のレースは逃げや先行馬が残っており、強引に捲る競馬が得意な本馬にとってマイペースでレースを進めて宝塚記念のような横綱競馬を見せつけて欲しい。


 ○②トウカイパラダイス。洋芝適性の高いトウケイヘイローの刻むラップに付き合ってしまうと息が上がってしまうが、逃げ切りに限っては困難とされる本レースの傾向を逆手に取ると3走前の大阪杯のように2,3番手で進められる本馬に展開利が見込める。早め先頭に立ってしまった2走前の鳴尾記念は自滅。前走の函館記念(9着)はまさかの逃げの手に出たが、他に先行していたグランデッツァ(10着)、ゼロス(15着)、バウンスシャッセ(16着最下位)らも息が持たなかったように後方有利の展開。内枠を引き当てマイペースで無欲の走りが出来れば上位争いが可能。奇しくも鞍上の柴山は5年前のブエナビスタを破って金星を挙げたヤマニンキングリーに騎乗。以降重賞勝ちがないのは偶然かもしれないが、今季は先週終了時で30勝に到達。特に6月の函館開催以降は2ヶ月で20勝の超ハイペースで勝ち鞍を量産しており、人気薄ながら対抗評価に浮上。


 ▲⑥トウケイヘイロー。先に挙げたように札幌開催の過去5年の逃げ馬は9,12,12,7,10着と苦戦傾向。昨年は函館開催の函館記念→札幌記念を連勝したが、意外にも札幌競馬場は初出走。それでもコース形態や芝状態が似ている昨年暮れのシャティン(香港カップ)で2着に肉薄しており、洋芝適性が高いのは証明済み。3走前の中山記念で冒したお粗末な出遅れは勘弁願いたいが、放牧先から無理をすれば使えた函館記念をパスしてココを叩き台と考えていないと陣営からもコメントが出ており力が入る。シンガポールまで帯同した四位が引き続き手綱を取り、函館・札幌開催の札幌記念としては初の連覇を目指す。


 △⑧ハープスター。単勝1.3倍だった前走のオークスで再びやってしまった差し損ね。落鉄のハンデがあったにせよ、正攻法でレースの流れに乗っていれば…と昨年の阪神ジュベナイルFに続く2度目の惜敗だった。ゴールドシップがいることで単勝が前売りで3倍前後で推移しているのを見ると、52キロであっても小回りや最後方からの競馬など不安材料は誰もが感じているところ。中間は7月末に札幌競馬場に入厩して、今週水曜の最終追い切りでまたもや落鉄するアクシデントがあったが外傷などのトラブルはなく順調に来ている。捲くりの競馬ができないこと、追い込み馬には不利となるAコースからCコースへのコース替わり。配当を大きく左右する存在なだけに、逆境を背にどこまで健闘できるかに注目。


 また凱旋門賞遠征プランについては5年前を参考に。マツパク厩舎の先輩であるブエナビスタ(道中の位置は1角10番手、4角8番手/16頭)の敗戦から早5年。当時現地で観戦しており、私を含めて誰もが勝利を信じていたのは単勝1.5倍のオッズからも想像ができる。差し届かなかった会場の重苦しい雰囲気を経験できたのは貴重な思い出。そして2着に敗れたことで事前に発表していた遠征プランについてはレース後すぐに白紙と発表された。当時は2週前の時点でフランスへの行程も発表されていたが、ハープスターの場合はキャロットの会員サイトを通じても具体的な日取りや遠征プランについて一切の説明がない。オークスの結果を待たず桜花賞直後にクラブの会長が突然ぶち上げた遠征プラン。話題が独り歩きし、陣営からも取り繕ったコメントに真実味がない点からも秋は国内の競馬に徹することになるのが濃厚と感じる。ちなみに一般的な3歳牝馬が秋に歩むローズS(5,000万)、秋華賞(8,900万)、エリザベス女王杯(9,000万)を3連勝したと仮定すると1着賞金の合計は22,900万。若輩の一口馬主から言わせてもらうと、1億近い損害(この表現が必ずしも正しいとは限らないが)や体調不良の不安が伴う夢よりも現実の賞金を掴みに行ったほうが得策ではないか。


三連複⑤軸 ①・②・③・⑥・⑦・⑧・⑪ 計21点


 定量戦になったのは06年から。参考となるのは馬インフルエンザで開催時期が変更となった07年と函館開催の昨年を除いた6回。馬券に絡んだ18頭は全て9人気以内で15頭が5人気以内とGⅡの定量戦らしく堅い傾向。配当も三連複12倍~95倍と全て万馬券には至っていない。ちなみに参考外の07年は三連複495倍、昨年も204倍と大波乱。牝馬は勝利こそないものの過去4回で2,3着に台頭しているが、今年の該当馬であるハープスター、ホエールキャプチャの両馬は適正距離などから厳しいと感じる。


 馬券はハープスターの着順次第によって大きく変わってしまうが、高配当を狙いに行くならバッサリもありだろう。しかし推奨馬券としては念のためハープスターを押さえに回して◎からの均等ながしと偏ったオッズなのでトリガミにならぬよう⑤軸①⑥⑧⑪の計6点を厚めに買い増す。

第49回北九州記念(GⅢ)

■小倉11R(15:35)・第49回北九州記念(GⅢ)
◎⑪エピセアローム
○⑰ベルカント
▲⑮ニンジャ
△⑩バーバラ
△⑯スギノエンデバー
△②ルナフォンターナ
☆⑨ワキノブレイブ
☆⑤アルマリンピア


三連複⑪軸 ②・⑤・⑨・⑩・⑮・⑯・⑰ 計21点


 ◎⑪エピセアローム。真夏の小倉は2年前の本レースで3着(次走のセントウルSではロードカナロアを撃破)と3年前の小倉2歳Sを勝っており馬場不問で相性の良い舞台。重賞勝ちからは2年近く遠ざかっているものの、1200mはこれまでに9戦3勝。敗れた6戦を紐解くと昨年の高松宮記念を除けば、全てオープン以上のレースで勝ち馬から0秒3差以内に収まっている堅実派である。休み明けだった前走のCBC賞はトップハンデタイの55キロ(牡馬換算57キロ)ながら、道中2番手からの正攻法で勝ち馬に出し抜かれた格好の2着。近走に重賞勝ちがないことで今回もどうにかトップハンデタイの55キロに斤量も落ち着いており、直前の稽古も一週前にしっかりと併せ馬で負荷を掛けられ今週は坂路で単走一本。直線ラスト200mで目まぐるしく着順が入れ替わる名物レースだが、接戦ならば重賞戦線で揉まれたキャリアの差が活きてくる。


 ○⑰ベルカント。古馬を相手に果敢に勝負を挑んだ前走のCBC賞は逃げて5着。当時開幕週だったとは言え、週中の雨で馬場が味方しなかった点は考慮しておきたい。毎度過剰に人気を集めるタイプでユタカから藤岡兄に乗り替われば、妥当な人気になりそうだが今回は陣営からも控える競馬をさせたいとの宣言。指示を忠実に守る鞍上なだけにこれがどう左右するか。展開は福島厩舎の2頭が先手を奪う可能性が高いので、フィリーズレビューのような3,4番手からの競馬が理想だが、これまでに挙げた3勝は全てラチ頼りのイン差し。外から差し切るイメージが沸かないだけにどのような競馬をするのか興味深いが、世代屈指のスピードはこのメンバーなら通用しても不思議ではない。


 ▲⑮ニンジャ。2走前のCBC賞は外枠も味方したが、まずまずの差し脚で勝ち馬から0秒3差。トップハンデのエピセアローム(牝馬55キロ)やルナフォンターナ(同)、スギノエンデバーより3キロも軽い斤量ならば互角の勝負ができる。詰めが甘いものの小倉1200mは3戦して(2.1.0.0)とベスト条件。昨年は53キロで2着だったが、54キロの今年も雨が降らなければ得意の忍び寄りが可能。


三連複⑪軸 ②・⑤・⑨・⑩・⑮・⑯・⑰ 計21点


 06年から現行の1200mで施行。スタートしてから下り坂で前傾ラップになりやすいコース形態で開催中盤で荒れた芝を考慮すると逃げや先行勢が残るのは容易ではない。毎年ハンデ戦らしく大波乱の印象があるが、過去8年の馬券対象24頭のうち2桁人気の台頭は4頭と意外に少ない。しかし斤量53キロ以下(馬券対象14頭)と牝馬(馬券対象13頭)は8年連続して馬券絡みを果たしており、接戦になればなるほど軽量牝馬には注目。三連複万馬券は半数の4回で残りも40~90倍と手頃な配当が続いている。


 展開は福島厩舎の2頭である④アイラブリリと⑭アンバルブライベンが引っ張る流れ。軽量の牝馬で気になるところだが、土曜のレースを観ても差しや後方待機勢に展開利があると判断して先行勢はバッサリ。①リトルゲルダはアイビスSDを叩いて気になるところだが、馬場が荒れている最内枠で消し。昨年の覇者で1年ぶりに復帰する③ツルマルレオンのトップハンデ57キロは仕方がないが、昨年の55キロから2キロ増。ぶっつけで挑んでくるだけに陣営の本気度は低いと判断。また⑬メイショウスザンナと⑥ブルーデジャブは前走で上がり最速をマークしており気になる存在ではあるが、荒れ馬場を克服するまでの脚と重賞実績がないだけに消す。


 15時くらいから降雨予報が出ているが、馬券は良馬場が前提。小倉実績と展開面を合わせた組み立て。◎の実績が抜けていると判断しているだけに単勝で4倍と言うのには驚きだが、三連複は◎から均等ながしでもトリガミなし。相手の取捨選択が明暗を分けそうなので強気に勝負は挑めないが中荒れ程度に収まるだろう。



◇昨日土曜の的中馬券
土曜札幌12R 支笏湖特別(3歳以上1000万下)
三連複⑥⑦⑩ 49.4倍×200


20140823札幌12



◇先週日曜の予想結果
■第49回関屋記念(GⅢ)
1着4人○⑬クラレント
2着1人△⑦ダノンシャーク
3着6人△①サトノギャラント
4着8人×⑤エクセラントカーヴ
5着10人×④ブレイズアトレイル
12着2人◎⑪マジェスティハーツ
三連複70.0倍不的中(予想21点)


■主な的中と過去2カ月の◎
14.08.03/アイビスS…三連複40.0倍的中(15点)
14.05.25/優駿牝馬 …三連複15.3倍的中(15点)
14.05.17/京王杯SC…三連複163.0倍的中(21点)
14.04.13/桜花賞  …三連複13.1倍的中(21点)
14.03.30/高松宮記念…三連複79.9倍的中(21点)
14.03.21/フラワーC…三連複77.5倍的中(21点)
13.11.30/金鯱賞  …三連複108.1倍的中(15点)
13.09.15/ローズS …三連複474.1倍的中(21点)
13.01.05/京都金杯 …三連複119.9倍的中(21点)
12.09.17/セントラ記…三連複261.9倍的中(21点)
12.07.08/プロキオン…三連複242.9倍的中(15点)

08.17×関屋記念 12着/2人…マジェスティハーツ
08.10×レパードS 5着/3人…アスカノロマン
08.03×クイーンS 7着/4人…ケイアイエレガント
08.03◎アイビス 1着/1人…セイコーライコウ
07.27×中京記念10着/1人…フラガラッハ
07.20×函館記念12着/4人…アドマイヤタイシ
07.13△七夕賞3着/1人…マイネルラクリマ
06.29×宝塚記念7着/2人…ウインバリアシオン
06.22×ユニコーン12着/1人…アジアエクスプレス
06.22×函館SS 11着/1人…ストレイトガール
06.15◎エプソムC 1着/2人…ディサイファ
06.08×安田記念 15着/7人…ホエールキャプチャ
06.01○東京優駿 2着/1人…イスラボニータ
05.25○優駿牝馬 2着/1人…ハープスター
05.24×平安S10着/3人…トウショウフリーク
05.18×ヴィクトリア4着/2人…ホエールキャプチャ
05.17△京王杯SC3着/7人…エールブリーズ
05.11◎NHKマイC1着/1人…ミッキーアイル
05.10◎京都新聞杯1着/3人…ハギノハイブリッド
05.04×天皇賞春4着/1人…キズナ
05.03○青葉賞2着/1人…ワールドインパクト
※◎1着,○2着,△3着

第49回関屋記念(GⅢ)

 中京記念の2次会メンバーが再び道悪で対決。盆休みで散布して更に痛手を負わないように。

■新潟11R(15:45)・第49回関屋記念(GⅢ)
◎⑪マジェスティハーツ
○⑬クラレント
▲⑯エキストラエンド
△①サトノギャラント
△⑦ダノンシャーク
△⑫ミトラ
☆⑭シャイニープリンス
☆⑧サンレイレーザー


三連複⑪軸 ①・⑦・⑧・⑫・⑬・⑭・⑮ 計21点


 ◎⑪マジェスティハーツ。本レース過去10年の勝ち馬のうち9頭が既に重賞を勝っている馬だったことから重賞未勝利の本馬は該当しないように見えるが、3走前の新潟大賞典2着と前走の中京記念3着の勝ち馬との着差はわずか1馬身差以内。例年、広大な新潟外回りが全面に活きる追い比べに見応えのある本レースだが、日曜も新潟は日本海側に滞留している低気圧の影響で道悪馬場が濃厚。安田記念や中京記念で馬場に泣いた面々が多数出走する中、晴雨不問で能力をフルに活かせる本馬には願ってもないチャンス。2走前のエプソムカップは代打ノリのポカ騎乗。主戦の森クンが今回も騎乗することで前回の騎乗を踏まえて仕掛けを遅らせるようなコメントが一抹の不安だが、緩さが取れて追い切りの動きも上々。中京記念の二次会となれば、京成オータムHまで続く三次会を前にサマーマイルシリーズの主役に立ちたい。


 ○⑬クラレント。こちらは最内枠と道悪がアダとなり前走の中京記念は不完全燃焼の8着。それでも左回りで挙げている3勝は全て東京マイルの重賞でコースが新潟に代わっても地力を考えればメンバー上位の実績を見直したい。別定戦の57キロは前走より斤量が0.5キロマイナスとなり、テン乗りだった七夕賞でメイショウナルトを見事に復活させた田辺の手腕にも注目。


 ▲⑯エキストラエンド。安田記念は後方からの追い上げも馬場に泣かされ、リフレッシュの意味も込めて中間は山元トレセンで英気を養う。年明けの京都金杯でマイル路線に新たな活路を見い出し、重馬場で順延開催だった東京新聞杯も2着。ポン使いの効くタイプで休み明けは不安なし。鞍上のノリは昨日土曜の新潟で騎乗馬の放馬による落馬負傷があったものの、日曜の騎乗については制限なしの模様。自身の重賞全10場完全制覇にリーチが掛かっており、オチオチ休んではいられない。


三連複⑪軸 ①・⑦・⑧・⑫・⑬・⑭・⑮ 計21点


 サマーマイルシリーズの開催となった過去2年で中京記念から16頭が参戦して馬券に絡んだのは一昨年2着のエーシンリターンズのみ。上がりの掛かる中京から平坦のキレ味勝負となると異なる適性が求められるため、リンクしないことには納得ができる。しかし今年は雨で渋った馬場となれば上がりが相当に掛かる。例年の固定観念は捨てて、中京記念の同様の馬場になりそうなことは頭に入れておきたい。


 ⑤エクセラントカーヴは昨夏2戦が鮮烈。新潟日報賞は昨年本レースの1400m通過時より0秒8も速い1分19秒2。続く京成杯オータムHは52キロの恩恵があったが、今回出走するダノンシャークを退けて1分31秒8で後続に影も踏ませぬ快勝だった。しかし骨折明けの近2戦が0秒8、0秒6差の完敗。やや人気を落とすが、軽い芝が理想なだけに混戦メンバーなら狙いは他へ。また中京記念4着で拾えそうな④ブレイズアトレイルも止むなく消しの対象だが、陣営からは理想が良馬場。斤量も地味に1キロ増えており手を回さないほうが得策。


 3歳馬2頭については軽視。共に53キロで出走が出来るとは言え、6月~先週までのマイル戦以上で行われたオープン戦の3歳VS古馬の成績は対象全14レース(全てのレースに3歳馬が出走した訳ではないが)で3歳馬の馬券絡みが未だにゼロ。対象が5レースの1400m以下に限れば先々週のフクノドリーム@アイビスSD2着を筆頭にマイネルディアベル@パラダイスS、クリスマス@函館スプリントSなど3レースで馬券に食い込む活躍を見せており、距離が伸びると古馬とのレベル差が歴然である背景が後押しする。


 馬券は混戦人気であるだけに上位人気中心でも配当妙味が充分。半数が万馬券の組み合わせで安目でも三連複50倍以上の配当。来月の京成杯オータムHも中山開催から新潟開催の同条件で施行されることになるので、休み明けの各馬は含みを持たせた出走であることを考慮したい。



◇昨日土曜の的中馬券
土曜小倉12R 3歳以上500万下
三連複②⑬⑱ 54.1倍×100


20140816小倉12

◇先週日曜の予想結果
■第6回レパードS(GⅢ)
1着1人△⑬アジアエクスプレス
2着7人△⑨クライスマイル
3着9人×④ランウェイワルツ
4着2人○③レッドアルヴィス
5着3人◎⑦アスカノロマン
三連複418.4倍不的中(予想21点)

■主な的中と過去2カ月の◎
14.08.03/アイビスS…三連複40.0倍的中(15点)
14.05.25/優駿牝馬 …三連複15.3倍的中(15点)
14.05.17/京王杯SC…三連複163.0倍的中(21点)
14.04.13/桜花賞  …三連複13.1倍的中(21点)
14.03.30/高松宮記念…三連複79.9倍的中(21点)
14.03.21/フラワーC…三連複77.5倍的中(21点)
13.11.30/金鯱賞  …三連複108.1倍的中(15点)
13.09.15/ローズS …三連複474.1倍的中(21点)
13.01.05/京都金杯 …三連複119.9倍的中(21点)
12.09.17/セントラ記…三連複261.9倍的中(21点)
12.07.08/プロキオン…三連複242.9倍的中(15点)


08.10×レパードS 5着/3人…アスカノロマン
08.03×クイーンS 7着/4人…ケイアイエレガント
08.03◎アイビス 1着/1人…セイコーライコウ
07.27×中京記念10着/1人…フラガラッハ
07.20×函館記念12着/4人…アドマイヤタイシ
07.13△七夕賞3着/1人…マイネルラクリマ
06.29×宝塚記念7着/2人…ウインバリアシオン
06.22×ユニコーン12着/1人…アジアエクスプレス
06.22×函館SS 11着/1人…ストレイトガール
06.15◎エプソムC 1着/2人…ディサイファ
06.08×安田記念 15着/7人…ホエールキャプチャ
06.01○東京優駿 2着/1人…イスラボニータ
05.25○優駿牝馬 2着/1人…ハープスター
05.24×平安S10着/3人…トウショウフリーク
05.18×ヴィクトリア4着/2人…ホエールキャプチャ
05.17△京王杯SC3着/7人…エールブリーズ
05.11◎NHKマイC1着/1人…ミッキーアイル
05.10◎京都新聞杯1着/3人…ハギノハイブリッド
05.04×天皇賞春4着/1人…キズナ
05.03○青葉賞2着/1人…ワールドインパクト
※◎1着,○2着,△3着

第6回レパードS(GⅢ)

 台風11号が本州に上陸しているが、競馬は平常通りの3場開催中!

■新潟11R(15:45)・第6回レパードS(GⅢ)
◎⑦アスカノロマン
○③レッドアルヴィス
▲⑩ノースショアビーチ
△⑨クライスマイル
△⑤ジャッカスバーグ
△⑬アジアエクスプレス
☆⑥ナンヨーマーク
☆②ファドーグ


三連複⑦軸 ②・③・⑤・⑥・⑨・⑩・⑬ 計21点


 ◎⑦アスカノロマン。重賞は初出走となるが、同世代とのレベルは2走前のオープンである鳳雛(ほうすう)Sで逃げて後のジャパンDダービー勝ち馬であるカゼノコの2着だった。前走の濃尾Sは古馬混合の1000万下の一戦ながら降級して準オープンでも上位に複数回入線しているキクノソルを相手に2番手からの競馬で先行抜け出して2馬身半の快勝。斤量面の恩恵はあったにせよ、馬体重が増えて実になってきたようだ。もともと施行条件の新潟ダ1800mは先行馬が有利のコース形態。昨日土曜新潟のダート戦は4鞍が行われて連対馬8頭のうち6頭が4角で3番手以内。また昨年2回新潟のダ1800mをみても全28鞍のうち23鞍で4角3番手以内の馬が勝利しており、信用できるデータの裏付けが充分。もちろん他馬と展開の兼ね合いはあるものの、前走のように控えて競馬ができることも証明済み。川村厩舎&鞍上の太宰のコンビは上級クラスでは全く無縁の陣営背景だが、それを跳ね返すだけのロマンを感じる。小倉記念に出走するミキノバンジョーより本馬を優先するなど鞍上も本馬に色気を持っており、まだ6年目とキャリアの浅い重賞だが、連対馬10頭に共通するジャパンDダービー出走or古馬1000万下で連対の条件もクリアしておりダート界の新星誕生に注目したい。


 ○③レッドアルヴィス。2走前の休み明けだった三浦特別は超ハイペースを2番手追走で4着に沈んでしまったが、東京マイル戦の走破時計1分34秒5は大威張りできるものだった。個人的に半信半疑だった前走でその疑問を完全に払拭。好位からの抜け出しで断然人気のアジアエクスプレスを尻目に2着コーリンベリーに2馬身半を付けて、初重賞制覇となった。東京と中京の左回りで3勝を挙げているだけに新潟コースも問題なさそうだが、東京マイルで完璧な競馬ができているだけに200mの距離延長と極端な前残りの馬場で目標にされる今回はどうか。重箱の隅を突くような予想になってしまうが、ゲートの駐立にも不安(3走前のヒヤシンスSは出遅れ)があるのも事実。先月の中旬から坂路とウッドコースを併用してキッチリ乗られているだけにデキに関しては不安がない。今季重賞で芝とダートを問わず8勝をマークしている鞍上蛯名の手腕にも期待。


 ▲⑩ノースショアビーチ。2000mだった前走のジャパンDダービーも逃げの競馬で最後は脚が上がってしまい4着だったが、ナイターや右回りの平坦馬場などユニコーンSや本レースと結果がさほどリンクしない同レースなだけに度外視できる一戦。2勝目の500万は中山9ハロンを逃げ切っており、距離に関しては不安がなく馬場を考慮すると評価を上げられる1頭。過去5回の開催で馬券に絡んだ関東馬は一昨年3着のイジゲンのわずか1頭と苦戦を強いられている関東勢だが、逃げ粘って馬券内の台頭まではあるのでは。


三連複⑦軸 ②・③・⑤・⑥・⑨・⑩・⑬ 計21点

 上記にもあるように歴史が浅い重賞ながら傾向としては先行脚質、関西馬中心が馬券的中の近道となるだろう。


ユニコーンSで単勝1.3倍の断然人気ながら12着に沈んだ⑬アジアエクスプレスの敗因は砂をかぶったり内枠で包まれたことよりも、久々のダート戦で嫌気を差してしまったものだと判断している。今回も人気になっているが、2000mがギリギリ守備範囲と春先に陣営がコメントをしていたように1800mへの延長はプラスにはならないだろう。外枠で前走のようにだらし無い競馬にはならないと思うが、馬券は押さえ程度で構わない。


 馬券は◎からのながしと配当面を考えて◎○の2頭軸からも厚めに。穴馬☆2頭が絡んでこないと万馬券には届かなそうだが、三連複の配当は30倍前後を予想。


 一方でハンデのローカルGⅢながらクイーンS同様にまずまずのメンバーが揃った小倉記念はこちらもかつては太宰が主戦だった⑤ミキノバンジョーから。当地で4勝をマークしている小倉巧者で昨年の小倉日経オープン(今回も叩きの可能性がある?)は逃げて勝利。55キロのハンデもメンバーを見渡せばまずまずで外枠に追いやられたディープ産駒6頭に立ち向かいたい。以下、今年の小倉大賞典の覇者で57キロのハンデがカギの⑭ラストインパクトや混戦だった中日新聞杯を制した⑬マーティンボロが本線。⑨サトノノブレス、⑫ダコール、①メイショウナルト、⑦タガノグーフォ、③タムロスカイまで押さえたい。


◇先週日曜の的中馬券
日曜新潟11R アイビスサマーダッシュ
三連複②⑩⑪40.0倍 ×300


20140803新潟11

◇先週日曜の予想結果
■第62回クイーンS(GⅢ)
1着2人○②キャトルフィーユ
2着6人△⑧アロマティコ
3着1人△⑥スマートレイアー
4着9人☆③アイスフォーリス
5着3人▲⑫ディアデラマドレ
7着4人◎①ケイアイエレガント
三連複28.8倍不的中(予想21点)


■第14回アイビスサマーダッシュ(GⅢ)
1着1人◎②セイコーライコウ
2着5人△⑪フクノドリーム
3着3人△⑩アースソニック
4着7人○⑨リトルゲルダ
5着8人☆⑧アンゲネーム
三連複40.0倍的中!(予想15点)

■主な的中と過去2カ月の◎
14.08.03/アイビスS…三連複40.0倍的中(15点)
14.05.25/優駿牝馬 …三連複15.3倍的中(15点)
14.05.17/京王杯SC…三連複163.0倍的中(21点)
14.04.13/桜花賞  …三連複13.1倍的中(21点)
14.03.30/高松宮記念…三連複79.9倍的中(21点)
14.03.21/フラワーC…三連複77.5倍的中(21点)
13.11.30/金鯱賞  …三連複108.1倍的中(15点)
13.09.15/ローズS …三連複474.1倍的中(21点)
13.01.05/京都金杯 …三連複119.9倍的中(21点)
12.09.17/セントラ記…三連複261.9倍的中(21点)
12.07.08/プロキオン…三連複242.9倍的中(15点)


08.03×クイーンS 7着/4人…ケイアイエレガント
08.03◎アイビス 1着/1人…セイコーライコウ
07.27×中京記念10着/1人…フラガラッハ
07.20×函館記念12着/4人…アドマイヤタイシ
07.13△七夕賞3着/1人…マイネルラクリマ
06.29×宝塚記念7着/2人…ウインバリアシオン
06.22×ユニコーン12着/1人…アジアエクスプレス
06.22×函館SS 11着/1人…ストレイトガール
06.15◎エプソムC 1着/2人…ディサイファ
06.08×安田記念 15着/7人…ホエールキャプチャ
06.01○東京優駿 2着/1人…イスラボニータ
05.25○優駿牝馬 2着/1人…ハープスター
05.24×平安S10着/3人…トウショウフリーク
05.18×ヴィクトリア4着/2人…ホエールキャプチャ
05.17△京王杯SC3着/7人…エールブリーズ
05.11◎NHKマイC1着/1人…ミッキーアイル
05.10◎京都新聞杯1着/3人…ハギノハイブリッド
05.04×天皇賞春4着/1人…キズナ
05.03○青葉賞2着/1人…ワールドインパクト
※◎1着,○2着,△3着

第62回クイーンS(GⅢ)

 先週のロスヴァイセは大出遅れが響き9着。今週は日曜小倉8Rにラブラバードが出走。500万の降級初戦で3歳馬には負けられないものの、昨年も体調不良で惨敗した小倉なだけに夏競馬の適性が?

■札幌11R(15:25)・第62回クイーンS(GⅢ)
◎①ケイアイエレガント
○②キャトルフィーユ
▲⑫ディアデラマドレ
△⑧アロマティコ
△⑪マコトブリジャール
△⑥スマートレイアー
☆③アイスフォーリス
☆④サンシャイン

三連複①軸 ②・③・④・⑥・⑧・⑪・⑫ 計21点

 ◎①ケイアイエレガント。先行逃げ残りが身上の本馬が開催2週目の馬場で1枠1番の絶好枠を引き当てた。520キロの馬体で掻き込みが強くダートでも勝っていることからスピードよりもパワー重視の馬場に適性があるのは証明済み。7月上旬からメンバーの誰よりも早く札幌入りをして調整。負荷の掛かりにくいダートでの追い切りだが、目標にしているレースなだけに陣営からは文句なしの太鼓判。5歳になってから準オープンを卒業すると中山牝馬S(53キロ)2着、福島牝馬S(54キロ)1着と9ハロン重賞で活躍。前走のヴィクトリアマイルにしても低評価を覆す0秒3差の6着に健闘した。洋芝適性は未知だが、馬格と春の荒れた中山を苦にしなかったことを考えれば不安なし。最内枠で立ち遅れさえ
なければ、上品に立ち回って北の大地でも重賞タイトル奪取となる。

 ○②キャトルフィーユ。本命馬と甲乙つけがたい対抗評価だが、格上挑戦した函館開催の昨年5着。ディープインパクト産駒ながらスマートレイアーとは違い、本馬は小回り適性が高い。12月の愛知杯は斤量の恩恵もあったが、重賞で3戦連続して2着とコースを問わずに安定している。しかし先行馬が揃った今回は道中で鞍上のユウイチが馬群を捌けるかどうかに一抹の不安がある。

 ▲⑫ディアデラマドレ。53キロだった前走のマーメイドSで母譲りの豪脚を武器に重賞初制覇。勢いだけならメンバー随一で55キロに斤量が増える点に不安はないが、差し込みが効くほどではない今の馬場が合うかどうか。我がキャロットクラブとしては1歳馬の募集時期寸前とありクラブの宣伝としては持って来い。器を考えればあっさりも。


三連複①軸 ②・③・④・⑥・⑧・⑪・⑫ 計21点

 3歳馬⑤マーブルカテドラルの52キロは魅力だが、春のクラシックはどうもチグハグで結果がついてこなかった。放牧先から直接札幌入り。帰厩後10日での競馬とあれば静観したい。

 ⑭オツウは年明けの500万(ダート)から6戦連続連対で格上挑戦。前走のかもめ島特別は翌日の巴賞よりも0秒4も速い勝ち時計だったが、先行脚質を考えるとオープン馬を相手に14頭立てでも大外枠は不利。テン乗り+騎乗停止明け+重賞100戦未勝利の松田(前走騎乗の秋山はマコトブリジャールに騎乗)を起用するあたりも勝負気配が低い。

 ⑥スマートレイアーはヴィクトリアマイルで1人気、前日オッズでも1人気だが放牧先から20キロ減っての帰厩。典型的な繊細牝馬で最終追い切りも15-15で上がり12秒の馬なり調整。馬体維持に必死で重い印は打てずに押さえまで。

 札幌開催の過去9年を見ると、札幌芝1800mはフルゲートが14頭ながら三連複60倍以上が7回と地味に荒れている印象。52キロで出られる3歳馬の1,2人気が3連勝しているが、該当していない今年は上位人気の決着でも中波乱を期待。

 馬券は◎からの均等ながし+配当のバランスから◎から②⑥⑧⑫を厚めに追加。先行2頭に差しが1頭突っ込んでくる展開が理想。

第14回アイビスサマーダッシュ(GⅢ)

■新潟11R(15:45)・第14回アイビスサマーダッシュ(GⅢ)
◎②セイコーライコウ
○⑨リトルゲルダ
▲③フォーエバーマーク
△⑪フクノドリーム
△⑫アンバルブライベン
△⑩アースソニック
☆⑧アンゲネーム

三連複②軸 ③・⑧・⑨・⑩・⑪・⑫ 計15点

 ◎②セイコーライコウ。軽量の牝馬を狙うのが定説の本レースだが、2走前の韋駄天Sが圧巻。今回と同じ2枠から持ったまま徐々に外に馬を併せると、先に抜け出していたフォーエバーマークを楽々と捕らえて差し切り勝ち。勝ち時計の55秒3は例年の本レースの走破時計よりも1秒程度遅いものの、初めての直線競馬とは思えない内容だったことから更なる上昇が見込める。7歳馬ながら2年の休養を挟んだ経緯もあり、全6勝が鞍上のヨシトミによるものでコンビの息はピッタリ。外枠の軽量牝馬たちとの相手関係がカギとなるが56キロで出走できるだけに、直線競馬に再び雷を轟かせたい。

 ○⑨リトルゲルダ。格上挑戦だった昨年は今回と同じ54キロで3着。直線競馬は5戦全てで馬券に絡んでいるように適性が高い。骨折による半年の休養明けがどうかだが、休み前はシルクロードSで3着に好走したようにこの1年で力を付けてきた。一昨年の覇者で同厩舎のパドトロワと最終追い切りでビッシリと併せ馬を消化し、リベンジに臨む。

 ▲③フォーエバーマーク。昨年は函館SS(54キロ)3着→本レース(54キロ)2着。対して今年は函館SS(55キロ)5着→55キロと1キロ増量で出走。前走時も感じたが叩き3戦目とは言え、社台系クラブではとっくに引退を迎えなければならない6歳牝馬が前年を上回るパフォーマンスを見せられるとは考えにくい。秋のスプリンターズSではハナを奪う宣言をしながら番手待機が一杯だったチキン村田が鞍上では厳しい。

三連複②軸 ③・⑧・⑨・⑩・⑪・⑫ 計15点

 土曜の条件戦で行われた直線競馬を見ても、スタート後は外に馬が密集するのがセオリー。過去10年は18頭のフルゲート施行が多く、今年は珍しいくらいの少頭数だが連対20頭のうち13頭が6枠より外枠。今年も6枠より外の馬たちには注目。

 馬券は人気馬が軸なので配当妙味は低いが、◎から均等のながしでも③フォーエバーマーク次第では三連複50倍前後の配当が見込める。


◇先週日曜の的中馬券

◇先週日曜の予想結果
■第62回中京記念(GⅢ)
1着7人×⑮サダムパテック
2着11人×⑭ミッキードリーム
3着5人○⑧マジェスティハーツ
4着6人△⑦ブレイズアトレイル
5着10人☆⑫オリービン
10着1人⑤フラガラッハ
三連複600.3倍不的中(予想21点)

■主な的中と過去2カ月の◎
14.05.25/優駿牝馬 …三連複15.3倍的中(15点)
14.05.17/京王杯SC…三連複163.0倍的中(21点)
14.04.13/桜花賞  …三連複13.1倍的中(21点)
14.03.30/高松宮記念…三連複79.9倍的中(21点)
14.03.21/フラワーC…三連複77.5倍的中(21点)
13.11.30/金鯱賞  …三連複108.1倍的中(15点)
13.09.15/ローズS …三連複474.1倍的中(21点)
13.01.05/京都金杯 …三連複119.9倍的中(21点)
12.09.17/セントラ記…三連複261.9倍的中(21点)
12.07.08/プロキオン…三連複242.9倍的中(15点)


07.27×中京記念10着/1人…フラガラッハ
07.20×函館記念12着/4人…アドマイヤタイシ
07.13△七夕賞3着/1人…マイネルラクリマ
06.29×宝塚記念7着/2人…ウインバリアシオン
06.22×ユニコーン12着/1人…アジアエクスプレス
06.22×函館SS11着/1人…ストレイトガール
06.15◎エプソムC 1着/2人…ディサイファ
06.08×安田記念 15着/7人…ホエールキャプチャ
06.01○東京優駿 2着/1人…イスラボニータ
05.25○優駿牝馬 2着/1人…ハープスター
05.24×平安S10着/3人…トウショウフリーク
05.18×ヴィクトリア4着/2人…ホエールキャプチャ
05.17△京王杯SC3着/7人…エールブリーズ
05.11◎NHKマイC1着/1人…ミッキーアイル
05.10◎京都新聞杯1着/3人…ハギノハイブリッド
05.04×天皇賞春4着/1人…キズナ
05.03○青葉賞2着/1人…ワールドインパクト
※◎1着,○2着,△3着

第62回中京記念(GⅢ)

 日曜中京10Rにロスヴァイセが出走。初の対古馬戦でどこまで踏ん張れるか。


■中京11R(15:35)・第62回中京記念(GⅢ)
◎⑤フラガラッハ
○⑧マジェスティハーツ
▲⑩ダイワマッジョーレ
△①クラレント
△⑦ブレイズアトレイル
△⑬サトノギャラント
☆⑫オリービン
☆⑯ダノンヨーヨー


三連複⑤軸 ①・⑦・⑧・⑩・⑫・⑬・⑯ 計21点


 ◎⑤フラガラッハ。施行条件がマイルに変更となった一昨年に本レースを制し、その後の6戦は見せ場ない敗退が続いたが昨年も後方一気で連覇を達成した。加齢とともに2000mまで守備範囲を広げて、前走の鳴尾記念ではインコースを突く末脚で上がり最速34秒3で3着。勝ち馬のエアソミュールとはタイム差なしだったが、メンバーが揃ったこともありハンデは57.5キロに収まった。今開催の中京も開幕週から圧倒的差し有利の馬場。最終週となり昨日土曜の競馬では内の荒れ馬場が目立ち、距離適性も一介のマイラーでは太刀打ちできそうにない厳しい馬場になっているが、昨秋以降は2000mのレースに積極的に参戦して上々の末脚をマークしている本馬には心配無用である。直近で同一重賞3連覇はタップダンスシチー@金鯱賞(03-05年)やエリモハリアー@函館記念(05-07年)、マツリダゴッホ@オールカマー(07-09年)に次ぐもの。後世に語り継がれる新中京のマイル王と名を刻みたい。


 ○⑧マジェスティハーツ。前走のエプソムカップは単勝2.4倍の支持を集めながら、ノリの不可解すぎる騎乗が災いして6着に敗れた。好調時のデキには一息と陣営からの後ろ向きなコメントとこちらも久しぶりのマイルへの対応がカギとなるが、昨年の7月に1000万下とは言え同条件を勝っているのはプラス。鞍上を主戦の森に戻して、時計の掛かる馬場と展開を味方に付けられれば。


 ▲⑩ダイワマッジョーレ。爪の不安で2月の中山記念以来となり、春競馬を棒に振ってしまった。目標レースがない中での参戦とあって状態については様子見と判断するのが妥当だが、左回りは6戦5連対で輸送時間の短い中京ならばノーマークにはできない。昨年のマイルCS2着や京王杯SCがあるように格ではGⅡクラス。小柄な馬体に57.5キロだが、ローカルGⅢのメンバーならば格好をつけたいところ。


三連複⑤軸 ①・⑦・⑧・⑩・⑫・⑬・⑯ 計21点


 一昨年からサマーマイルシリーズの一環で施行条件が替わった。近2年は上記にあるようにフラガラッハが連覇するも共に5人気での勝利で三連複の配当は463倍(5-6-10人気)、494倍(5-13-3人気)と波乱気味。


 1人気の単勝が5倍前後で10倍以下が5,6頭いるように本命不在の混戦メンバーのハンデ戦。夏場の開催とあって軽量馬の人気薄を狙いたいところだが、GⅠ馬サダムパテックや57.5キロ以上が4頭いるようにまずまずのメンバーが揃った印象。


 馬券は◎から均等配分のながしでもオッズが割れているため、魅力的な配当。200倍以上の配当は見込めないが、上位人気同士の組み合わせでも万馬券に近い配当を狙える。


 札幌開幕週のエルムSは馬場が悪くなりそうで先行勢のスピード決着が濃厚。骨折明けの58キロでも斤量苦を気にしない⑧ローマンレジェンドが不動の軸。相手は4歳+先行勢。対抗の②ブライトラインは太めが気になるが、以下⑦エーシンモアオバー、⑬ジェベルムーサ、③ソロル、⑩クリノスターオー、①フリートストリートまで。

◇先週日曜の的中馬券

◇先週日曜の予想結果
■第50回函館記念(GⅢ)
1着2人△③ラブイズブーシェ
2着8人×⑨ダークシャドウ
3着7人△②ステラウインド
4着9人×①アドマイヤフライト
5着12人×⑧シゲルササグリ
12着4人◎⑯アドマイヤタイシ
三連複161.3倍不的中(予想21点)

■主な的中と過去2カ月の◎
14.05.25/優駿牝馬 …三連複15.3倍的中(15点)
14.05.17/京王杯SC…三連複163.0倍的中(21点)
14.04.13/桜花賞  …三連複13.1倍的中(21点)
14.03.30/高松宮記念…三連複79.9倍的中(21点)
14.03.21/フラワーC…三連複77.5倍的中(21点)
13.11.30/金鯱賞  …三連複108.1倍的中(15点)
13.09.15/ローズS …三連複474.1倍的中(21点)
13.01.05/京都金杯 …三連複119.9倍的中(21点)
12.09.17/セントラ記…三連複261.9倍的中(21点)
12.07.08/プロキオン…三連複242.9倍的中(15点)


07.20×函館記念 12着/4人…アドマイヤタイシ
07.13△七夕賞3着/1人…マイネルラクリマ
06.29×宝塚記念7着/2人…ウインバリアシオン
06.22×ユニコーン12着/1人…アジアエクスプレス
06.22×函館SS11着/1人…ストレイトガール
06.15◎エプソムC 1着/2人…ディサイファ
06.08×安田記念 15着/7人…ホエールキャプチャ
06.01○東京優駿 2着/1人…イスラボニータ
05.25○優駿牝馬 2着/1人…ハープスター
05.24×平安S10着/3人…トウショウフリーク
05.18×ヴィクトリア4着/2人…ホエールキャプチャ
05.17△京王杯SC3着/7人…エールブリーズ
05.11◎NHKマイC1着/1人…ミッキーアイル
05.10◎京都新聞杯1着/3人…ハギノハイブリッド
05.04×天皇賞春4着/1人…キズナ
05.03○青葉賞2着/1人…ワールドインパクト
04.27×マイラーズC6着/5人…カオスモス
04.26×福島牝馬S5着/7人…トーセンアルニカ
04.20○皐月賞2着/1人…トゥザワールド
04.19×アンタレスS5着/7人…グランドシチー
04.13◎桜花賞1着/1人…ハープスター
※◎1着,○2着,△3着

第50回函館記念(GⅢ)

 明日月曜日のマーキュリーカップ(交流GⅢ・盛岡)にランフォルセが出走!


 函館は早いもので開催4週目となり今週が最終週。来週からは新装・札幌開催が2年ぶりにスタート。

■函館11R(15:25)・第50回函館記念(GⅢ)
◎⑯アドマイヤタイシ
○⑫トウカイパラダイス
▲⑪アスカクリチャン
△③ラブイズブーシェ
△②ステラウインド
△⑬グランデッツァ
☆⑧シゲルササグリ
☆⑥ゼロス

三連複⑯軸 ②・③・⑥・⑧・⑪・⑫・⑬ 計21点


 ◎⑯アドマイヤタイシ。前走の鳴尾記念で重賞6度目の2着となる珍記録を達成。もたついている間にその翌週のエプソムカップで2歳下の半弟ディサイファに先に重賞を勝たれてしまったが、重賞でも堅実な戦歴を評価して三連複の軸には持って来い。長期休養明けだった2走前の新潟大賞典は先行して一杯の内容だったが、叩き2戦目の前走で粘り腰も蘇り一変した。出走馬16頭のうち自身の56キロ(重賞未勝利なので当然だが)よりも重い57キロ以上が6頭もいるのは好材料。大外枠が不利に感じるが、スタート地点が4角のポケットからでコースを一周。先手を奪いたい1角までは約470mあり、先行脚質の本馬にとってはインコースで下手に揉まれるよりは大きなマイナスにならない。むしろ枠順が嫌われて人気を落とすようなら、より狙う価値がある。洋芝適性については500万クラスの時代に札幌で3戦して全て2着。ここでも勝ち切るには至っていないが高値で安定している。54キロの軽量勢とポジション争いになりそうだが、最終週でも函館は外差しより好位抜け出しで粘る形が理想的。能力が足りているだけにあとは鞍上のゲキに応えられれば。


 ○⑫トウカイパラダイス。昨年、一昨年と共に56キロで参戦して4着(一昨年1人気)、5着(昨年4人気)とあと一息だが、アドマイヤタイシと同様にこちらも先行して粘る形が得意な脚質が大きなアドバンテージとなりそう。8ヶ月ぶりだった3走前の中日新聞杯やキズナに食い下がった2走前の大阪杯を見ても展開一つ。前走の鳴尾記念こそ、早めに前を捕らえに行ったことで脚を使ってしまい余力が無くなってしまったが、7歳になっても衰えは感じられない。奇しくも直前の10Rは同じ田所厩舎に所属していて05年から本レースを三連覇したエリモハリアーの冠レースが行われることで陣営も中途半端な仕上げをして来ないことは明白。当地で誘導馬をしている大先輩の前で好走を期待する。


 ▲⑪アスカクリチャン。昨年は新潟大賞典8着→函館記念3着(8人気)→札幌記念2着(函館開催・8人気)のローテーションで函館競馬に参戦。その後に初重賞制覇を飾ったアルゼンチン共和国杯でも7人気と典型的な穴馬タイプ。今年は昨年の56キロより+1.5キロ重い57.5キロとなるが、適性の異なる近2走(天皇賞春、目黒記念)は度外視できる。また3歳のバウンスシャッセを除き、出走馬のうち近1年で重賞を勝っているのは意外にも本馬のみ。更なる人気急落は狙って損がなく、高い洋芝適性を評価したい。


三連複⑯軸 ②・③・⑥・⑧・⑪・⑫・⑬ 計21点


 札幌開催を除く過去9年のうち1人気の馬券絡みはわずかに4回(1勝のみ)。しかし2桁人気の台頭もわずかに1回のみで三連複万馬券は4回とイメージほど荒れていないが、直近3年がいずれも万馬券決着であるのには要注意。


 オークス3着で3歳馬の参戦そのものが7年ぶりとなる⑭バウンスシャッセは藤沢厩舎の変化球ローテ。斤量51キロが魅力も古馬とは当然初対決。男馬相手の競馬では勝利経験があるものの、ハンデ重賞ながら骨っぽいところが揃い過剰に人気を集めている点に納得がいかず静観する。また昨年の当地で軌道に乗った⑦アンコイルドは55キロ(昨年の本レース)から2キロの斤量増と鞍上が引き続き勝浦の時点で陣営からやる気が感じられない。香港帰りから叩き2戦目であることを考えても変わり身が薄くマイナス要素が多いため消し。


 馬券は◎からのながしで半数以上が200倍以上の組み合わせとなっており、配当妙味十分。◎に騎乗する岩田には先月の宝塚記念@ウインバリアシオン、函館スプリントS@ストレイトガールで沈められたので多額の利息を付けて先行する穴馬と共にキッチリと持ってきてもらおう。


◇先週日曜の的中馬券

◇先週日曜の予想結果
■第50回七夕賞(GⅢ)
1着5人×②メイショウナルト
2着10人×④ニューダイナスティ
3着1人◎⑦マイネルラクリマ
4着3人△⑧ダコール
5着12人×①ミキノバンジョー
三連複153.1倍不的中(予想15点)


■主な的中と過去2カ月の◎
14.05.25/優駿牝馬 …三連複15.3倍的中(15点)
14.05.17/京王杯SC…三連複163.0倍的中(21点)
14.04.13/桜花賞  …三連複13.1倍的中(21点)
14.03.30/高松宮記念…三連複79.9倍的中(21点)
14.03.21/フラワーC…三連複77.5倍的中(21点)
13.11.30/金鯱賞  …三連複108.1倍的中(15点)
13.09.15/ローズS …三連複474.1倍的中(21点)
13.01.05/京都金杯 …三連複119.9倍的中(21点)
12.09.17/セントラ記…三連複261.9倍的中(21点)
12.07.08/プロキオン…三連複242.9倍的中(15点)


07.13△七夕賞 3着/1人…マイネルラクリマ
06.29×宝塚記念7着/2人…ウインバリアシオン
06.22×ユニコーン12着/1人…アジアエクスプレス
06.22×函館SS11着/1人…ストレイトガール
06.15◎エプソムC 1着/2人…ディサイファ
06.08×安田記念 15着/7人…ホエールキャプチャ
06.01○東京優駿 2着/1人…イスラボニータ
05.25○優駿牝馬 2着/1人…ハープスター
05.24×平安S10着/3人…トウショウフリーク
05.18×ヴィクトリア4着/2人…ホエールキャプチャ
05.17△京王杯SC3着/7人…エールブリーズ
05.11◎NHKマイC1着/1人…ミッキーアイル
05.10◎京都新聞杯1着/3人…ハギノハイブリッド
05.04×天皇賞春4着/1人…キズナ
05.03○青葉賞2着/1人…ワールドインパクト
04.27×マイラーズC6着/5人…カオスモス
04.26×福島牝馬S5着/7人…トーセンアルニカ
04.20○皐月賞2着/1人…トゥザワールド
04.19×アンタレスS5着/7人…グランドシチー
04.13◎桜花賞1着/1人…ハープスター
※◎1着,○2着,△3着