hozys blog -13ページ目

hozys blog

私hozys(管理人)の独り言のようなことを綴っています。
ネコの話題に限らず、
日々のいろんなことを気軽にアップしています。

22日、29日と「首相官邸前・抗議行動」に参加しました。
何かに対する反対運動のようなものは、負のエネルギーをぶつけることになるので、
基本的にはあまり好きではないのですが、
震災後、1年数ヶ月が経過しても全く変わらない政府や電力会社の対応に
いてもたってもいられない気持ちになり参加することにしました。
もちろん、大飯原発再稼働の撤回、原発の廃止を訴えたいのですが、
現状をただ否定するのではなく、その先にある新たなエネルギー政策への
転換を図って欲しいという思いでその場に立っています。
また、大半の人は声を大にして訴えていますが、
僕はただ静かにその場にいて、脱原発を訴える人としての頭数になっている感じです。
個人的な考えとしては、大きな声でアピールすること以上に
例えば、何十万とかの人が毎週一定時間ずっと静かにその場にいて
無言で訴える方がかえってインパクトがあるような気がしています。
一方、(ツイッターの情報によると)残念なことに、その怒りを
警備している警察官にまで向ける勢いで過激な「デモ」をしたがるような、
古いやり方を信念としてる人も一部いたらしいですが、
目の前にいる警察官と衝突しても全く意味がないこと、
何より、法的に問題があることをするとそれこそこの抗議自体が台無しになることを
参加者はよく理解していると思います。


参加してみて感じたのは、そこへ来ている人たちは
組織された集団のような人ではなく、僕と同じように「個」の人たちで
一人で参加している人も多く、みんな行儀がいいということです。
ベビーカートに乗った赤ちゃんからお年寄りまで、そして外国人の姿も多く見かけます。
こういう多くの人が集まる機会として、例えば、満員電車とか花火大会の会場とか
そういった似たような非常に混み合う状況がありますが、それらと完全に異なるのは、
お互いの体がぶつかり合う状態であってもほとんどストレスを感じないということです。
混んでる電車の中や駅のホームのように、我先にとぐいぐいかき分けて進む人や
肘や肩をよじって意図的に押し当ててくる人などがいないからです。
みんな配慮し合いながら歩いていて、気持ちのいい不思議な感覚です。


$hozys blog-総理官邸前抗議行動_01
開始時間の18:00を過ぎると国会議事堂駅はかなり混雑しますが、
想像以上に秩序が保たれた状態で列ができています。

$hozys blog-総理官邸前抗議行動_03

$hozys blog-総理官邸前抗議行動_02
まだ明るい18:00台。
この時間帯までは、6車線(片側3車線)のうち2車線(片側1車線)は
警官の誘導に従い、時々車が通行してました。


$hozys blog-総理官邸前抗議行動_05
19:00過ぎ。
人がかなり増えたこともあって、この後、この6車線の道路は封鎖され、
完全に抗議行動の人たちのために解放されました。


$hozys blog-総理官邸前抗議行動_04

$hozys blog-総理官邸前抗議行動_06
あくまで僕がいた周りの状況からの判断ですが、
今日は、先週(22日)の3倍くらいの人がいたように感じました。

それにしても、こんなにもすごい状況になっているのに
大手の新聞やテレビがほとんど報じないことに失望します。
読売(正力松太郎氏)は、中曽根氏と共に原発を米から日本に持ってきた張本人ですから
報じないのは仕方ないと思えますが、NHKには憤りを感じます。
少し前に東電の役員との兼務の問題が発覚した経緯もあり、
完全にその報道には恣意的なものを感じ、国民の義務のように視聴料を請求しながら
全く中立でも公正でもありません。
視聴者にB-CASカードの仕組みを公表していないことを含め、
メディアとしては非常に問題が多いです。

そんなメディアですから、新聞が読売新聞で、日々NHKのニュースを主に観ている人は、
原発問題を始めとする電力に関する問題や消費税増税の問題なども
かなり偏った情報で政府や官僚にとって都合がいいようにコントロールされている
可能性が高いと言えます。
インターネットがなかった時代に、特に(情報が少ない)地方で、
圧倒的に自民党が強かったのも今思えば納得できることです。
近年、インターネットの普及によって、政府が言っていることに嘘があることも
正しい情報を伝えていないことも多くの人にバレてしまったわけですが、
どういう訳か、依然として自分たちに都合が悪いことはごまかし通そうとしています。
同様に、小沢さんを嫌う新聞や雑誌の、偏った報道どころか陥れようとする記事に呆れます。
偽メールで自殺者まで出したことを民主党もメディアももう忘れたのでしょうか?
街頭とかでの市民へのインタビューでも、どういう質問を投げかけたのかは流さず、
小沢さんを指示しない発言の人ばかりを切り取って出している印象を受けます。
質問の仕方によって意図した答えを導くことは簡単ですし、質問の段階からバイアスが
かかっていることは明白です。まったくもって、ひどい状態です。

こういう状況においては、
もはや新聞やテレビの情報は話半分くらいで聞きつつ、
インターネットで収集した情報も合わせて、真実はどうなのかを
自らよく調べる以外に判断できないように思えます。
そういう意味でも、実際に抗議行動に参加して、その場をこの目で見て感じることは
とても大きな意味があると考えています。
首相官邸前においては、まさに「百問は一見にしかず」を実感します。

次回、7月6日はさらに参加者が増えるでしょう。
ドジョウにはなかなか人の声が届かないようですので、毎週粘り強く
多くのみなさんで訴え続けるしかありませんね。
お時間がおありの方は、是非、官邸前に行きましょう!


参考:
[ 7.6緊急!大飯原発3号基を停止せよ!首相官邸前抗議 ]
[ さようなら原発1000万人アクション ]




ムサ美の藤川先生が経営されている吉祥寺の「モノギャラリー」にて
小嶋伸さん・サチコさんの個展が開催中とのことで、
大学の帰りに覗かせて頂きました。

最近、短編ストップモーションアニメ「ネコマチッタ物語・ゼブラさんの手紙」を
リリースされたばかりということもあって、そのDVDや映画に使用された猫たちが
今回の展示の目玉でしたが、久しぶりにお会いした小嶋さんと
原発に関する話題ですぐさま話が盛り上がり、
気がつけば、1時間以上もずっと話してしまっていました。


$hozys blog-ネコマチッタ_01
「スーパーニャントリウム」をめぐる話が、ゼブラさんの手紙に乗せて展開します。
まさに、世相を反映したストーリーです。

$hozys blog-ネコマチッタ_02
「ウォルナット」「ブラックエボニー」など、登場猫たちの名前には
(一部を除き)木の名前が付けられています。

約20分の短編映画故に、見ているとすぐに終わってしまう印象ですが、
木を削って作った猫たちを使って1コマずつ撮影をしていくことは
クレイアニメとはまた違った難しさがあったでしょうね。
乱暴な言い方をすれば、「機関車トーマス」に近い作りですが、
全体的にトーマスよりももっと細かく動きがある感じです。
DVDにはメイキング映像も収録されていて、その背景を制作するだけでも
かなりの日数がかかっていることがわかります。
こういったDVDならではの特典映像は面白いですね。

難しい問題を題材にしたストーリーですが、
子供から大人まで楽しめる内容になっていますので、
興味をお持ちの方は是非、こちらからどうぞ。




$hozys blog-2012上半期_ヒット商品番付

早くも、日経MJによる上期のヒット商品番付が発表されました。
東の横綱は予想通りの「東京スカイツリー」です。
開業後5日間で100万人を超える来場者があったとかで、
東京ディズニーリゾートの2,534万人(2011年度)を超える
年間3,200万人の来場者を見越しているらしいです。

一方、西の横綱がいないことが象徴しているように
「東京スカイツリー」に続く話題(商品)がないことには同感です。
番付の他の商品を見ても、自分の生活の上で何か関わったり話題にするものが
ほとんどなく、(「ダルビッシュ」と「金環日食」はわかりますが)
全体的にピンと来ないというのが正直な印象です。
それだけ、ヒットする商品が出づらい世の中になっているんでしょうね。
この、市場の停滞感といったものは、単に景気が悪いという理由だけではなく
消費に対する人の考え方の変化とか、他にもありそうな気がしています。



$hozys blog-ハウスみかん

そうそうそう、これこれ。
大好きな、青くて小さくて酸っぱいみかんの時期になりました。
(毎年書いてるような気もしますが...。)
7個入りで598円は、1個あたり約85円とかなりお高いですが、
思わず買ってしまいました。
何せ、食べれる期間が非常に短いんですよねぇ。
青いみかんは夏場過ぎもあるんですが、
その頃のものは小ぶりなものではなくなってしまって
また、味も、甘さが強いものになるので、
好みの状態のものは、ホントに短い期間しかありません。
僕なりのちょっとした贅沢なこだわりです。




梅雨に入り、紫陽花が鮮やかな時期になりましたね。
ピンクや赤紫、青紫や紫、鮮やかな青など、いくつかの色味がありますが、
こういった変化は、Wikipediaによると...
『花(萼)の色はアントシアニンという色素によるもので、アジサイにはその一種の
デルフィニジンが含まれている。これに補助色素(助色素)とアルミニウムのイオンが加わると、
青色の花となる。土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わり、一般に「酸性ならば青、
アルカリ性ならば赤」といわれている。これは、アルミニウムが根から吸収されやすいイオンの
形になるかどうかに、pHが影響するためである。すなわち、土壌が酸性だとアルミニウムが
溶け出し、吸収されて花が青色となる。逆に中性やアルカリ性であれば、アルミニウムは
溶け出さず吸収されないため、花は赤色となる。』...らしいです。

$hozys blog-紫陽花_01

$hozys blog-紫陽花_02
代々木公園の紫陽花。
僕は、青~青紫の色味が好みですね。
より色味が濃いものの方が好きです。

$hozys blog-紫陽花_03
梅雨の合間の公園はクリアで、思いの外清々しいです。

$hozys blog-紫陽花_04
この売店あたりにいるスズメは、人に慣れてる印象があります。

$hozys blog-紫陽花_05
いったい誰が置いて行ったのでしょうか?
公園内の道の脇にライオンのオブジェが置き去りにされてました。
顔の表情が甘い(あいまい)なのが気になってしまいます。(目はどこ?)

梅雨は憂鬱で嫌いですが、
紫陽花のようなこの時期ならではの花が目を楽しませてくれるのは
四季が楽しめる故のことなんでしょうね。
自然の恵みとはバランスが取れてるものだなぁと感じます。