嘆いても、自嘲しても、努力不足が許されるわけでも無いし、
技能が上がるわけではない。
何を提供できているのかわかんない。
人生を賭けて、転げ落ちないように頑張っている人たちを相手にしている職業。
例え非正規雇用であろうと。
主流から外れているからこそ、いわゆる世間一般の”転落”を恐れることはない。
多少はあいつだってそうなのかもしれない。
だが、連れて行かなきゃならない。目標まで。
それに比べなんて自堕落な生活を送っているのだろう。
またそれに腹を立てては日本酒をあおる。
すべて酒に流す。
お気楽すぎる。
結局親父と同じ穴の狢なのだろうか。
眠る気になれない。
現代文の授業で暴走した。
だからといって満足してもらえるようなレベルの商品では無かったと思う。
英語だって、しばらく単語テストができていない。
加えて、時間外とはいえ長文添削もできていない。
親御さんはどう思われるだろうか。
こちらが主導するのが筋なのに。
あいつに何を与えられているのだろうか。
不信感しか無い。
教室の出口まで送り出す。閉室までいる約束ではなかったか。
「ちょっと、もう少しわがままになっていいんだからね。
受験生なんだから。」
「はい。」
スルーする際の笑顔だろうか。
「もっと講師を利用してください。」
なんでこんな早い時間に帰りやがるかわからなかった。
いつかの授業中
「先生、今3年だっけ?」
「ううん。」
指で4のサインをする。
「あ、そういうこと言っちゃだめなのね。」
まごつく。
別に言ってはいけない規則は無い。ただ、学生を全面に出して仕事はしたくないだけだ。
誘導尋問に引っかかり、年齢のことを聞かれないかヒヤヒヤしていた。
「就活は?」
裏紙にoverと書く。
その後慌ててcompletedと書く。
be overで終了という意味を知っているか不安だったのと、
例え知っていてもオワタと捉えられかねないのが悔しくて書き直した。
その後もっと悔しくなって、"ここでは無い”と書いた。
「ふーん、そうなんだ。」
授業中である。
相槌はいらない。こっちが黙っていようと会話しているのがバレバレである。
「何になるの?」
紙に書く。文章を武器にするその仕事。
「だから言ってたんだ。ジャーナリストに向いてるって。」
その質問力、私なんかよりずっと素質がある。
こちらが隠そうとしているのに言いたくなってしまうように仕向ける、
その誘導力?と言うべきか、天賦の才能であるように感じる。
文字通り終わってしまわぬよう、
でもどうしたらいいのだろうか。
「ちょっと、もう少しわがままになっていいんだからね。
受験生なんだから。」
「はい。」
スルーする際の笑顔だろうか。
「もっと講師を利用してください。」
なんでこんな早い時間に帰りやがるかわからなかった。
いつかの授業中
「先生、今3年だっけ?」
「ううん。」
指で4のサインをする。
「あ、そういうこと言っちゃだめなのね。」
まごつく。
別に言ってはいけない規則は無い。ただ、学生を全面に出して仕事はしたくないだけだ。
誘導尋問に引っかかり、年齢のことを聞かれないかヒヤヒヤしていた。
「就活は?」
裏紙にoverと書く。
その後慌ててcompletedと書く。
be overで終了という意味を知っているか不安だったのと、
例え知っていてもオワタと捉えられかねないのが悔しくて書き直した。
その後もっと悔しくなって、"ここでは無い”と書いた。
「ふーん、そうなんだ。」
授業中である。
相槌はいらない。こっちが黙っていようと会話しているのがバレバレである。
「何になるの?」
紙に書く。文章を武器にするその仕事。
「だから言ってたんだ。ジャーナリストに向いてるって。」
その質問力、私なんかよりずっと素質がある。
こちらが隠そうとしているのに言いたくなってしまうように仕向ける、
その誘導力?と言うべきか、天賦の才能であるように感じる。
文字通り終わってしまわぬよう、
でもどうしたらいいのだろうか。
毎日の缶ビール、これ無くして帰路に着くのは難しい。
飢餓感を煙草への渇望感とわざと読み替え、肺を汚していく。
女を辞めたい。
うつつを抜かしているのは馬鹿らしく感じる。
別にドジでも無いし、天然でも無い。
一時的にネジが弛んでいるだけ。
もはやただの馬鹿。
講師を辞めたい。
やはり英語でさえ果たして生徒さんの弱点や課題点を見極められているか不安だ。
どうせ22時を過ぎれば酒をあおる。
なぜ間違えたか、なぜそう考えたか。分析できているとは言いがたい。
もし表面的な印象でその生徒さんについて語るともなったら、本当に講師を辞めるべきである。
受験勉強同様、仕事もやればやるほど課題が見えて行く。
だが、何なのだろう。
一方通行な授業にどん引いてないか?
「先生、命狙われるよ。」
「は?なんで?」
「だってさっき英語なんか無くていい、って言ってたじゃん。」
某S大学の過去問。英語が世界言語になりつつある状況と問題点に語った英文。
論点を抽出し、日本語に直す授業であった。
文法事項にはあまり触れなかった。
「別にやりたい奴はやればいいよ、外国語なんて。
だけど日本語もままならないのに、小学校から英語教育なんてふざけてるよね。」
「命ね・・。」
講師生命は断たれるのだろうか。この崩壊した教室の現状。
もうすぐ私に対するネガティブキャンペーンが始まるだろう。
正社員の無能と、非正規雇用の無能。
その大きな違いは、保身のための権力行使が可能か否かである。
例え私が吊るし上げられようと、他の講師にデメリットは無い。
万が一生徒さんに影響が出ることを考慮しても、生徒さんのことはともかく
売上げさえもどうでもいい会社だ。
自分なんかどうでもいい。
そんな思いで今まで強くなってきた。
だがそんな風に思う機会に恵まれなかった人間は、
必死に自分を守ろうとする。
慎吾に言われた。
「仲間つくれ。お前のことわかってる奴引き込まなきゃ。」
そんな処世術、みんなどこで学んでくるのだろう。
「よく言われるけどね。」
「え、命狙われるって笑」
「うん笑」
暗示だったのか、直喩だったのかはわからない。
理由は違えど、人間性を言い当てられた心地。
飢餓感を煙草への渇望感とわざと読み替え、肺を汚していく。
女を辞めたい。
うつつを抜かしているのは馬鹿らしく感じる。
別にドジでも無いし、天然でも無い。
一時的にネジが弛んでいるだけ。
もはやただの馬鹿。
講師を辞めたい。
やはり英語でさえ果たして生徒さんの弱点や課題点を見極められているか不安だ。
どうせ22時を過ぎれば酒をあおる。
なぜ間違えたか、なぜそう考えたか。分析できているとは言いがたい。
もし表面的な印象でその生徒さんについて語るともなったら、本当に講師を辞めるべきである。
受験勉強同様、仕事もやればやるほど課題が見えて行く。
だが、何なのだろう。
一方通行な授業にどん引いてないか?
「先生、命狙われるよ。」
「は?なんで?」
「だってさっき英語なんか無くていい、って言ってたじゃん。」
某S大学の過去問。英語が世界言語になりつつある状況と問題点に語った英文。
論点を抽出し、日本語に直す授業であった。
文法事項にはあまり触れなかった。
「別にやりたい奴はやればいいよ、外国語なんて。
だけど日本語もままならないのに、小学校から英語教育なんてふざけてるよね。」
「命ね・・。」
講師生命は断たれるのだろうか。この崩壊した教室の現状。
もうすぐ私に対するネガティブキャンペーンが始まるだろう。
正社員の無能と、非正規雇用の無能。
その大きな違いは、保身のための権力行使が可能か否かである。
例え私が吊るし上げられようと、他の講師にデメリットは無い。
万が一生徒さんに影響が出ることを考慮しても、生徒さんのことはともかく
売上げさえもどうでもいい会社だ。
自分なんかどうでもいい。
そんな思いで今まで強くなってきた。
だがそんな風に思う機会に恵まれなかった人間は、
必死に自分を守ろうとする。
慎吾に言われた。
「仲間つくれ。お前のことわかってる奴引き込まなきゃ。」
そんな処世術、みんなどこで学んでくるのだろう。
「よく言われるけどね。」
「え、命狙われるって笑」
「うん笑」
暗示だったのか、直喩だったのかはわからない。
理由は違えど、人間性を言い当てられた心地。