曇天の霹靂 4 | Startin' over…
嘆いても、自嘲しても、努力不足が許されるわけでも無いし、
技能が上がるわけではない。

何を提供できているのかわかんない。
人生を賭けて、転げ落ちないように頑張っている人たちを相手にしている職業。
例え非正規雇用であろうと。
主流から外れているからこそ、いわゆる世間一般の”転落”を恐れることはない。
多少はあいつだってそうなのかもしれない。

だが、連れて行かなきゃならない。目標まで。
それに比べなんて自堕落な生活を送っているのだろう。
またそれに腹を立てては日本酒をあおる。
すべて酒に流す。
お気楽すぎる。
結局親父と同じ穴の狢なのだろうか。

眠る気になれない。

現代文の授業で暴走した。
だからといって満足してもらえるようなレベルの商品では無かったと思う。
英語だって、しばらく単語テストができていない。
加えて、時間外とはいえ長文添削もできていない。
親御さんはどう思われるだろうか。
こちらが主導するのが筋なのに。

あいつに何を与えられているのだろうか。
不信感しか無い。