Startin' over… -45ページ目
2回連続の無言電話。
スタッフが慌てて駆け寄るも、忙しさに対処するほどのキャパを持ち合わせていない。

あいつが真っ直ぐ私の目を見つめる。
珍しくその目を見たまま。

現代文の要約の添削中。
口では何かほざいていたかもしれない。
ただただ、目で会話する。
あいつが何を読み取ったのか、また私は何を受け取ったのかわからないけど。
あいつの手が机の下にあったのは確かだ。

あたかも仕事のできなさを痛感しろとばかり、こんなタイミングを計れるのは、
私が知る限り一人しかいない。
だが、その意味不明な高圧的な態度。
私だって人間だ。
その上教室内では笑顔という平静を保つ。
穏やか、闊達、で破天荒。
と語られるが、向こうは生徒さんの目などどうでもいいから
おかしな空気が出来上がる。

それに気付き、気付かれるだけでも商売人としてこちらの負けだが。
やはり見抜かれてしまった。
嫉妬・・・3

だが、それを教室内、しかも生徒さん、すなわちお客様のお子様がいる前で露呈してしまうのは
金を頂く資格が無いと思う。
醜いという認識は無いのか?
その足下見ずに張り合う姿が。
己の器の小ささを曝したいならご自由にどうぞ。

と言い切りたいところだが、
喧嘩をするのが面倒な故、笑顔でかわす。
別にてめーが仕事できないというのを味あわせようと思っている訳ではないのに、
生徒さんへの挨拶、電話をとる、授業後のフォロー、自習フォロー、質問対応。
そのたびにムキになって、自分が”教室長(;糞社員)”の代理人アピールをするのも
どうなのだろう。
忙しさに耐えたことが無いのは事実なのだから、できて当たり前と思うのは
自分の精神衛生上良くないのでは?と助言したあげた方がいいのだろうか。