仕返し | Startin' over…
2回連続の無言電話。
スタッフが慌てて駆け寄るも、忙しさに対処するほどのキャパを持ち合わせていない。

あいつが真っ直ぐ私の目を見つめる。
珍しくその目を見たまま。

現代文の要約の添削中。
口では何かほざいていたかもしれない。
ただただ、目で会話する。
あいつが何を読み取ったのか、また私は何を受け取ったのかわからないけど。
あいつの手が机の下にあったのは確かだ。

あたかも仕事のできなさを痛感しろとばかり、こんなタイミングを計れるのは、
私が知る限り一人しかいない。