日本では最近は ocean-view のホテルやマンションが人気を集めているが、元々海辺そのものには漁村が多く、普通の家が立ち並んでいる。海の景色を楽しむための大きな窓が付いているわけでもなく、むしろ質素な感じがする。でもアメリカでは海岸沿いは高級住宅が占領している。裕福になったら居間から海が丸見えの家に住むのがステータスになっている。それで、本来は公共のビーチであるはずの場所の多くが private beach になっている。なぜならそれらのビーチに行くにいは、個人所有の土地を通らなければならないからだ。私はある時、務めていた会社の社長の家の食事会に招かれた。日本から来た大切な顧客をもてなすためだった。玄関を通り抜け居間に案内された時、度肝を抜かれた。居間は縦2m幅30m程の総ガラスになっており、目に映った景色は大西洋とそこを航行する船だけだった。その家は海に突き出た絶壁の上に建てられいたので、さながら豪華客船のスイートルームからの景色であった。自然と気持ちが大きくなってしまう。その場所は日本では数百件建ちそうな海岸沿いの土地に、パラパラと似たような豪華な家が建っていて、おとぎの国に迷い込んだような気分だった。もうひとつ驚いたのは、トイレに入ったら6帖ほどの広さがあり、きれいなジュウタンが敷かれてあった。なぜか便器とは別に高級な椅子が部屋隅に置かれていて、居間の雰囲気と全く変わらなかった。そんな雰囲気の中で、なかなか用をたす雰囲気になれなかった。
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私達がボストン郊外で住み始めた大草原の小さな家は、元々は Fox Hunting 用の仮住まいで、森にハンティングに出かける前に1夜を過ごすための別荘みたいな家だったが、近所の人達がこぞって「あの小さな古い家」と呼んでいた。雨が降ると、家の中にいるのか外にいるのかわからなくなるほど雨漏りひどかった。でも毎日雨が降るわけではなかったの、なんとか生活は成り立った。でも一番困ったのは寝室の床がかなり傾いていたことだ。ベッドをそのまま使うと床に転げ落ちてしまうので、片側を10cmほどの角材で持ち上げる必要があった。それでやっと水平になった。でも困るのは朝目覚めて立ち上がる時だった。半分寝ぼけた状態でベッドから降りると、自分の意志とは関係なく窓際まで歩いてしまう。引力に逆らえないからだ。でも周りの自然環境は抜群で、ダイニングルームとして使った部屋には出窓があり、食事をしていると良く鹿の親子が現れた。ある夜ホタルの大群が現れた。何万匹いたか分からない。裏の森の中に入って行くとブルーベリーの木が群生していて、2時間ほど歩きまわると大きなバケツが一杯に成るほどブルーベリーを摘むことが出来た。又道端には野生のゴボウが生えていて、ゴボウ天ぷらを楽しむことも出来た。
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私が留学した当時、ボストンの大学院には独身寮はあったものの、既婚者用の住宅はなかった。住む場所も未定のまま、わずかなお金を持って大学院にたどりついた日の夜は、ゲストハウスに泊めてもらったが、翌日からどこに寝泊まりして良いのかわからなかった。本当に無謀な留学生活の始まりだった。翌朝学生課オフィスに行き住まいの相談をした所、たまたま数日前に誰かが学校に寄付した小さな家があるから、そこなら月額100ドル(光熱費込)の家賃で住むことが出来ると言われ、即断した。家賃100ドルは破格で、冬は極寒となるボストンで光熱費込は、家賃ゼロに等しかった。行って見るとかなり古い家だったが、家の前は野球場4コ分くらいの広さの草原、そして裏は延々と続く森で環境は抜群であった。でも家の中に入ってびっくりしたのは、冷蔵庫、料利用電熱レンジそして古いベッド以外は何もなかった。食器も布団も枕も椅子もテーブルも一切なかった。当然と言えば当然だが、そんな状態では生活が始められない。途方に暮れていると、大学院の地下に Give-and-Take Shop と呼ばれている部屋があるとの情報を得た。卒業生が不用になった物を置いて行き、新入生が使える物を自由に持って行くことが出来る仕組みなっていた。早速そこに出向き、必要と思われるものをなりふり構わず集めた。おかげでその日の午後から通常の生活を始めることが出来たが、全てが不ぞろいで、異常な光景となった。でもお金をかけずに快適な生活を始めることが出来た。
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