みなさま、おはようございます。
7年前、呆然としながら、テレビを見続けたあの日。
津波が街を飲み込む様を見て
泣けて、時が早く流れることを祈った・・・
時が悲しみを少しは
癒してくれるはずだから、、、
この日にどんなことを書けばいいんだろうと思いながら
毎年、この人のこの言葉を書くしかない。
伊集院静氏の本「別れる力」の中の言葉。
伊集院静さんは35才のとき、妻であった夏目雅子さんを
28才という若さで(急性骨髄性白血病)なくした。
本当に美しい人でした・・・
伊集院氏は、彼女の死後、表舞台から姿を消し
酒に溺れ、自暴自棄の生活を送った。

しかも彼は20才のとき
16才の弟を海で失くしている。
あまりにも辛い別れを
2度も人生で経験している人。
中身はエッセイで「別れ」とは関係ないことなども辛口に
たまには説教じみて書いてある。
でも、冒頭に書かれている言葉は重みがあり
そして心に響く。
「別れる力」より
別れることは切なく苦しいことだ。
時によっては非情にさえ思える。
しかし私たちが生きていく上で
離別は避けて通れるものではない。
人と人との別れもそうだが、かって私は
北海道の牧場でサラブレッドの子馬が母親と別れた夜を牧舎で見たことがあった。
子馬は一晩、母親を呼んでないていた。
哀切に満ちた声が牧草地に響いた。
辛いことだと思った。
しかし翌朝、子馬は他の若い競走馬たちと懸命に駆けはじめた。
そのとき、私は一夜の哀しさが子馬に
彼が生きるための力を与えたのだと思った。
それは母親の祈りでもある。
親しい人を失ったとき、もう歩き出せない程の悲哀の中にいても
人はいつか再び歩き出すのである。
歩き出したとき、目に見えない力が
備わっているのが人生の生と言うものだ。
その時は信じられないかもしれないが
確実にあなたにはその力が与えられている。
そしてその力こそが、生きる原動力であり
人間が持つ美しさでもある。
春風の中を飛ぶ草木の種は
遠くへ飛ぶものほどたくましい草木に成長すると言う。
それを知ったとき、私は、別れには
力と生きる尊厳があるのだと確信した。
私もいくつかの別れを経験したが
その渦中に遭った時はただ途方に暮れて悲嘆したが、歳月がすぎてみると大きな力を得ていたことに気づいた。
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大切な人をなくすことは
誰の人生にもいつかはやってくる。
ペットとの別れも、別れの練習の一つだと
聞いたことがある。
別れる力は生きる力でもある。
本当にそうですね・・・
震災で辛い経験をした方々の
心が、今は、幸せで穏やかなことを願います。
では、今日も元気に笑顔溢れる1日をお過ごし下さい。
すべてのことに感謝をこめて
今日の一枚
ママ、やっと帰ってきたねー
