今日はいい一日だった
今日はいい一日だった。
隣が休みでいなかったから。
マウスをガンガン机に叩きつける音を聞かずに済んだ。
まったくストレスを感じない一日だった。
夜、帰るときは寒かった。
買い物もしないでまっすぐ帰った。
帰ってから、散歩がてら、徒歩で買い物に行った。
100円ショップでノートを何冊か買い、
ドンキで単一電池とトイレットペーパー、ティッシュ、オレンジジュースを買った。
帰るときはとても寒かった。
トレーナーにGジャンだけしか着て来なかったから、もっと着てくればよかったと思った。
夜でもう閉っていたが、北野神社でお参りした。
死の匂い
僕が最近やっているのは、死の匂いを嗅ぐこと。
どうやってやるかって言うと、簡単。
ダンベルを持って100何十回も振り回し、腹筋も100回以上やる。
絵を描くのが趣味の僕にしては、とても苦しい運動だ。
昔よく朝早く起きて、仕事に行く前に、ジムでウエイト・トレーニングして、
プールで泳いで、オーバーワークで、必ず便所で吐いていた。
つまり、苦しくて吐くまで運動したってこと。
吐くまで止めなかった。
今回は自宅でやってるし、吐くまではやらないが、とっても苦しい状態になるまでやる。
そうすると、死の匂いがしてくる。
苦しい苦しい死の匂い。
それが最近の僕にとっては、とても価値あることで、
毎回、真剣勝負のような気持ちで運動を始める。
始めたら最後までやる。
ダンベルを前に10回、後ろに10回、横に10回、前に10回、上腕だけで10回、持ち上げて10回、左右に10回、上下に10回。これで何回? 80回。
ダンベルを置いて、腹筋を100回。背筋を30回。
ここまでやると、汗がポタポタ垂れてくる。
今度は、立ちあがって、首をやる。
しばらくヨガのポーズで思いっきり腕、上体を曲げる。
最後は再びダンベルを持って仰向けに寝て、ベンチプレス50回。さらに脚を上げ下げして腹筋をしながらベンチプレス40回。最後に苦しい状態であと10回ダンベルを持ち上げる。通算100回。
これで、全部終了。
ぼくにとってはかなりハードな運動。
苦しいと、甲状腺の異常分泌で倒れていた頃のことを思い出す。
健康な今となっては、逆にそれがなつかしいから、続けている。
ときには、できない日もあるが・・できるだけ毎日続けている。
今日は時間がなくて、始めたのが夜中の3時。
身体を鍛えるというよりも、僕の場合、死の匂いを嗅ぎたいからやってる、極めて精神的なエクササイズ。
愛し方もわからないのに
愛し方もわからないのに、愛し合う
なぜ必要なのかも分からず
なにが愛なのかも解らず
本当のやり方も判らず
施行錯誤するわけでもなく
愛を追求するのでもなく
ただ傷ついて
それでもあきらめず
愛し方が上手くなるわけでもなく
ますます不器用に
ますます純粋に
ますます一途になって
跳ぶのが怖い?
歯が痛い
目玉が痛い
そして
どうしてだめなのだろう
地上に張り付いて蠢いている
たかだか数センチなのに
どうして鳥のように舞い上がれないないのだろう
たったの数センチも
日本列島なんてちっぽけな島だと思っていた
でも随分大きな島だったんだ
上空から見ると
これじゃあ見つからないわけだ
そう簡単には見つからない
それなのにあなた一人を捜し当てたなんて
奇跡だ
もし捜すのが地球全体だとしたら
けっこう広い
いくらアストラル飛行が得意な僕だって
南極から北極まで飛行するには体力がいる
まして宇宙となると・・・
火星にいるかもしれない
兎も角
太陽系内ならいけそうだ
でも冥王星までなんて
かなりの冒険だ
でも、その冒険、楽しそう
ね、そう思わない?
宇宙船なんて必要ない
身体から抜け出せばいい
そして時間を逆に追いかければいい
やり方わかる?
教えてあげようか?
裸になって
真っ白いシーツの上に横たわる
目を閉じて
膝を立てて
両手をお腹の上に組んで
できれば昼間がいい
なにも聴こえない静かな午後
ゆっくり呼吸する
だんだん眠くなってくる
気を失って、眠りに落ちる瞬間
ガバっと起き上がる
抜け出している
肉体から
でも、気をつけないと
もしかしたらまだ抜け出していないかもしれない
だから窓から飛び降りてはいけない
化け物が見えるかもしれない
できればそっちを見ない方がいい
でもよく見ること
起きていることを
その象徴を
見て認識すること
否、認識して見ること
眠っていたことに気づくまで
自由に行動していい
夕方までには帰ってくること
夕方の郷愁は人を迷子にさせる
地球が太陽光線から隠れるとき
宇宙の闇が見え始める
僕はスター・チャイルドだから
あの針の先のような光が何なのか
生まれたときから分かっている
いつかあそこに還るのだ
それまで
一緒にいよう
そしてたまには
あなたに会いに行く
つまり
天の川をはさんだあの男女の星のように
きみとぼくは
時を待ち続ける
苦しみ
病気で寝ていた時
息をするのも苦しかった
だんだん良くなり
今ではすっかり健康になって
そんなことすら、すっかり忘れていた
ところが腹筋をしていたら
苦しかったことをリアルに思い出した
あんな苦しみを味わっていたんだ
身体が全然言うことを聞かない
動くこともできない
なにもできなかった
いつこの苦しみから逃れられるのだろう
そう思いながら
ただ、苦しみと同居し
ただ、苦しみに耐えていた
何秒経っても
何分経っても
何時間経っても
何日経っても
逃れられなかった
その苦しみをリアルに思い出したから
腹筋を続けることにした
20回でやめるわけにはいかない
限界まで苦しむことにした
健康になったから
苦しみを思い出すことにした
健康になったから
そして
いつまた
死に取り憑かれるかわからないから
身体を
限界まで苦しめることにした
とっても
健康になったから
私の楽しみ
きもちいい
窓から冷たい風が吹いてくる
ありえないことだけど
小説Aと小説Z
同時に読んでると
全然違うのに
おんなじ年頃
おんなじ人間だから
ぜんぜん違うのに
本当はあり得る
あるときはAで
あるときはZ
あるときは善良な市民で
あるときは恐ろしい凶悪者
同居しているから
それが思考の不思議
人間の人生って
なんの意味があるんだろう?
ところで私の楽しみは何?
たぶん自己完結はしていない何か
窓が開いていて
冷たい風が入ってくる
ときには雨が吹きつけてくる
しまいには
暴風雨で窓が破壊され
部屋の中は水浸し
小さな人間の力ではどうしようもなくなって
お手上げ
たぶんそんなのが
私の楽しみ
花はすぐに散るから
人間って面白い
たかだか数十年で老いぼれて死んでいくのに
老人は若さにあこがれ
若さを保とうとする
そのくせ若い者には
倫理を説いて
自由に恋愛することを許さない
つまり肉体とは
どうしようもないほどアウト・オブ・コントロールで
危険極まりないものだから
セックスを利用しても、されてもいけないし
セックスを買っても、売り渡してもいけない
肉体は精神と常にひとつでなければならないから
愛がない相手と交わってはいけない
しかし若さとは
傷つくこと
それを恐れて倫理を説くなら
その倫理は臆病者の言い訳
しばしば
恋愛は肉体以上に精神を傷つけ
あるいは破壊する
そして
しばしば
恋愛は矛盾する
もっとも激しいときに
もっとも優しくすべきだ
破壊したくなるほど
高まった時に
創造するのだ
もっとも傷ついたとき
もっとも満たされるときもあるし
もっとも汚いものが
もっともいとおしいときもある
ところがやがては
老いぼれて死んでいく
生物として
たかだか数十年で
肉体はエネルギーを失い
ただ美しい思い出は
まだつぼみだった頃
まだ花がほころび始めた頃
その花の香り
陶酔するような色彩
熱
あなたは誰?
あなたは誰なの?
目には見えないし、地球の裏側にいるみたいに隠れてる
言葉だけしゃべれるなんて不思議だけど、
それもとぎれとぎれ
ぼくはあなたの身体がほしい
簡単だろ?
ここに来ればいいんだから
それなのにそれがとっても難しい
なぜなら、見たことも聴いたこともないから
手を伸ばせば届く距離って
とっても近いよね
でも、遠くにいたら
どんなに手が長くったって届きやしない
だから逆に安心していられるって訳?
確かにそうかもしれない
そして
身体だけは欲求不満になっている
ぼくは言い聞かせる
別に他に誰だっていいじゃないのって
それなのに
別の自分はこう言う
他に誰がいる?
言葉を交わしたアブストラクト
形而上が肉体をまとって現れなければならいって
自分勝手に決め込んで
あれこれ
架空の言葉の配列 並べ替えて
なんかとっても特殊な意味ができて
ハートの奥に届き
それを燃え立たせるように
投げかけている相手は
いったい誰?
あなたは誰なの?
窓の外
いつでもここにいる
抜け出すことなんてできやしない
自分自身から
だから仲良く付き合っていくしかない
このつまらない存在と
夢見てまどろんでいるときが一番幸せだなんて
どんな夢を見るんだろう
忘れる夢
見ている夢
だれかが覗き込んでいる
見知らぬだれか
あなたは誰?
たった一人で寂しそう
OK
今から行くよ
あなたの所へ行くよ
何もかも捨てて
そうしたら卒業できるだろうか?
このつまらない自分自身から
リピート
もうすぐ秋も深まって
木の葉が香ばしく薫り
透き通った蒼い空が
肌寒い空気を地上に吹き降ろす頃
銀色の太陽光線に射し抜かれ
聖堂のオルガン曲
あなたが異性であるようにも
ぼくは一個の生物として
鑑賞することが許されるのなら
洋館の床を踏み
階段を昇り
ドアノブを握り
回し
扉を開け
抱きしめ
接吻し
息ができないほど
荒々しく