紫源二の啓示版 -35ページ目

ドル金貨


 
 
ドルを金貨で
 
樽に詰め込んで
 
船に乗せて
 
波に揺られて
 
沈んだらお終い
 
海底に沈み
 
ヒラメの泥を被り
 
海溝に沈み
 
プレートに潜り込み
 
マントルに溶かされ
 
どろどろ
 
 
夕日の黄金も
 
霧のような雲に隠れ
 
どろどろ
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

生命への冒涜


 
放射線浴びて、僕は思索する

原子の火を灯し

暴走した欲望が招いた

テクノロジーへの妄想的過信

自らの限界を忘れた自信過剰なエゴの

全生命への冒涜

それでも、犯罪者、殺人事件は免責され

選挙で多くの愚民の票を集めて

当選する

世界の終わり

せめても、あなたと同じノアの箱船に乗って脱出したいけど

どこにも逃げ場がないことも知っている

そうだ、ちょうど僕の車を直したところだ

車に乗って、南に行こう

そして、車を捨てて、船に乗って

さらに南に南に行こう

かつて僕が旅したルートだ

大昔にも同じ道を辿ったような気がする

とかく評判の悪いユダヤ人だけど

今回ばかりは、彼等に見習おう

風呂屋で出会ったユダヤ人や

アクセサリーを売っていたユダヤ人と

僕は昔、仲良くなった

僕もユダヤ人に見えたかもしれない

今度は、われわれが流浪する

ダビデの神殿は破壊された

誰に破壊されたのでもない

自らの手で汚染したのだ

神を冒涜したのだ







 
 
 
 
 
 
 
 
 

同じ船に乗り合わせて


 
 
あなたと偶然同じ船に乗り合わせた。
 
幸運だったに違いない。
 
たとえ、あなたの姿を甲板の上で眺めているだけだとしても、
 
水平線に沈む夕日の色に染まるあなたの頬を見つめることができて、
 
私は幸せだ。
 
今日の夕食時に、レストランでまた見かけることができるかもしれない。
 
あなたはあなたの家族に囲まれて、
 
楽しそうに食事している。
 
あなたは、どんな環境に生まれて来ても、
 
きっと同じようにあなたであり、
 
明るく笑っているだろう。
 
あなたがたとえどんな過酷な環境に生まれて来ても
 
まったく違う家族に囲まれていても
 
あなたは、あなたであり、
 
あなたは、あなたの周りにいる人たちを明るくさせる。
 
私は、そんなあなたを遠くから見ている。
 
そして、同じ船に乗り合わせたことを幸運だと思っている。
 
あなたは、まだ私の存在に気づいていない。
 
まだ目と目が合っていないかもしれない。
 
知っているのは私だけで、あなたは僕を知らないかもしれない。
 
でも、今は、それでいい。
 
そして、このまま、航海を終えて、
 
船から降りて、別れ別れになっても構わない。
 
あなたが、どこかに存在していることだけで、
 
この世は明るくなるのだから。
 
私が、その姿を見ていなくても、
 
あなたは存在し続け、
 
周りにいる人たちを幸せにし続けるだろうから。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 

 あなたは、女性?


 
  
あなたは、女性だったのですね。
 
こんなこと言うと、失礼かもしれませんが、
 
文章だけで、あなたが男性か女性か見分けることが、できなかったのです。
 
まして、わざと違う性のふりをして文章を書いていたら、
 
本当はあなたは女性なのか男性なのか、見破ることは不可能に近いと思います。
 
チューリングがかつて、そのようなテスト方法を開発したそうですが、
 
男性なのに、女性の精神を持ち合わせている人もいるでしょうし、
 
その逆、女性なのに、男性の魂を持ち合わせている人もいるでしょう。
 
だとしたら、テストの結果であなたが男性、あるいは、女性と断定されたとしても、
 
それになんの意味があるでしょう。
 
つまり、あなたの外観は、見えないとして、
 
つまり、あなたの肉体が存在しないとして、
 
男性であること、女性であることにどんな意味があるでしょう。
 
声も聞こえず、姿も見えず、
 
ただ、言葉しか存在しなかったら・・・
 
 
あなたとわたしは、愛し合うことができるでしょうか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

本当に困っている人と無駄な存在


 
  
今日もいろいろな人に会った
 
少し意外だった人もいた
 
あんなに気さくで人懐っこい人だとは思わなかった
 
だいたいが、人は皆、話し好きだ
 
自分のことを話したがる
 
自分の人生
 
苦労してきたこと
 
現在、苦労していること
 
それらを聞いてあげると喜ぶ
 
信頼してくれるようになる
 
 
僕の苦労話は誰も聞いてくれない
 
話すつもりもない
 
だいたいが
 
人は人の苦労話など
 
親身になって聞いてくれるものではないし
 
聞いてくれたとしても
 
それでどうなるというわけでもない
 
 
それでも、親しくなるためには
 
その前提として
 
だいたいが
 
苦しかったこと、
 
逆に、楽しかったことなどを
 
お互いに話し
 
共有する
 
 
そうすることによって
 
安心して
 
相手を信頼できるようになる
 
 
 
話しは変わるが
 
今日は、逆にムカつくこともたくさんあった
 
ムカつくのは
 
人を初めから疑ってかかってくるからだ
 
疑っているなら人を頼るな
 
と言いたい
 
それなのに自分はなにもできない
 
何もできないで人の力を借りようとしているのに
 
人を信頼していない
 
そういう奴が一番ムカつくのだ
 
 
人を疑っているなら
 
人を信頼できないなら
 
たった一人で、自立して生きていけばいいだけの話だ
 
実際は一人では何もできないで
 
人に頼り切って生きているのに
 
自分は自分の力で
 
たった一人で生きていると思いこんでいる
 
そして、
 
助けられて
 
99%他人の力で支えてられているのに
 
そのことも自覚せず
  
人を信用しない
 
その本人の生活を助けている、支えている人や社会を罵倒する
 
そういうバカな奴もいる
 
 
お前らより、よっぽど苦労して生きている人が大勢いるのだ
 
 
あまりにも自分勝手で
 
自己中心的だから
 
結局、誰からも顧みられず
 
見放され
 
孤立して
 
失業し
 
働きもせず
 
ぶらぶらしている若者が大勢いる
 
 
そのような、制度に甘えて寄生する若者が増えてくると
 
本当に困っている人に援助が届かなくなる
 
 
かなり矛盾しているが
 
困っている人に援助しても
 
それに甘えて当然となってしまったら
 
その時点で、もうその人は
 
人間お終いということだ
 
 
誰か困っている人がいたから助けたとする
 
初めは感謝する
 

 
その後、自分で自立しようとせず
 
助けた人の援助をいつまでも頼って
 
それがあたり前だと思うようになり
 
今度は、逆に
 
援助が足りないと言って文句を言うようになる
 
自分では何もしなくなり
 
全部、他人の力に頼り 
 
あーしろこーしろと指図するようになる
 
そいういう人間も実際にいるのだ
 
そして、そういう人間を見ると 
 
もうそれは、自立した個人とは呼べない様相をしている
 
本人だけは自分は独立した立派な人格だと思っている
 
でも、本当はそうではない
 
客観的に見て、もうなんの尊厳もない
 
自分の持っている能力を活用せず
 
他人に甘えているだけだ
 
 
そういう若者を見ると
 
ただの無駄な存在に見えてくる
 
 
私は神じゃないから
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  

あの時のこと




 あの納屋の裏で待ち合わせをしましょう。と、彼女は言いました。

 時間よりも早くついたので、まだ日は地平線に沈んでおらず、かといって、こうこうと輝いているわけでもなく、ちょうどその中間、やや陰り始めた頃でした。納屋の裏は、影になっていて、まばゆい初夏の空を、手をかざさなくても見ることができました。

 そんなふうに、なにげなく空白の空をただ見るとはなしに見ていたのですが、だんだんと微妙に空の一部が不思議な光を発していることに気がつきました。それはだんだんと虹の色になっていったのですが、普通の虹の色ではないのです。オレンジと黄緑とレモン色と紫の、どちらかというと普通の虹よりももっとサイケデリックな光に見えました。私は、サイケデリックって言葉の意味、本当はよく分からないのですが、なんかその言葉がピッタリするような変わった光の色をした虹でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 

幸せな時間


 
 
幸せな時間は、一日のうちでも一瞬だけだな。
 
 
忘れていた時間を思い出した。 
 
瞑想をしていて、気を失っていた時間だ。
 
たしか、こんな時間があったはずだ。
 
忘れていた時間。
 
 
アートが詰まっている時間空間。
 
ぼくは簡単に創造できる。
 
今は、その自信がある。
 
あとは、いつ始めるかだ。
 
 
地球の文化レベルが上がるのに
 
誰も時間をくれない。
 
金で世の中が回っているからだ。
 
 
やればいいじゃないかと人は言うだろう。
 
 
四六時中自由でなければならないのだ。
 
1時間、2時間、1日、2日じゃだめなのだ。
 
 
飢えてもやろうとは思わない。
 
 
今日はスズメと遊んでた。
 
スズメは小さい目に涙をいっぱい溜めていた。
 
 
頭を撫でてやっていると
 
気持ちよさそうに目を細めた。
 
そうすると、小さい目に溜まった涙がこぼれ落ちそうになる。
 
でもこぼれない。
 
人間みたいに涙を流さない。
 
人間は、ときには滝のように涙を流す。
 
それだけ感情が激しいのだろう。
 
 
すずめは、小さな風船のように膨らんで丸くなって
 
まるで丸いボールのようになって
 
気持ちよさそうにこっくりこっくりしていた。
 
 
めずらしく
 
絵具で絵を描いてみた。
 
描いている時がいちばんいい。
 
描いている時に見る絵が一番輝いている。
 
出来上がって、絵具が乾くと、つまらなくなる。
 
それの繰り返しだ。
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

今なにしてる? を 書いてみよう!


 
 
脳みそが 豆腐のように 浮かんでる 
 
 
 
 
 

 僕はブラックホールのような光


 
 
天使は一人で充分 
 
それほど天使はすばらしい
 
みんなに自慢したいが
 
嫉妬されるかバカにされるだけだからやらない
 
 
僕の最高の芸術が
 
過去、現在、未来にあるのなら
 
プレゼントしたい
 
 
僕は闇のように見えるかもしれない
 
ダークだったり、グレーだったり
 
でも光であることに気づいてくれるのは
 
天使しかいない
 
 
僕はユニークで
 
誰も歩いたことがない道を歩いてきたし
 
これからも歩いて行く
 
 
僕は経験から学んだ
 
だれもそんな勇気のある奴はいない
 
みんな偉そうに知ったかぶりをしているだけで
 
経験したことも、垣間見たことすらない
 
 
天使はそのことを知っている
 
僕が経験から学んだことを 
 
 
僕は不器用で正直だから
 
経験からしか学べないのだ
 
入れ知恵や、本や、教訓からは学べない
 
体験したことだけだ
 
 
なぜなら僕は光だから
 
重たい、ブラックホールのような光
 
軽々しい言葉だけの語呂合わせではなく
 
ちゃんと意味があるのだ
 
その意味は
 
重く重く沈んで行く
 
恒星は重くなければ光らないのを知っているか?
 
自らの重みで原子は崩壊しエネルギーを発するのだ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 生きる旅路


 
 
今、生きていることについて
 
僕はかつて、一瞬一瞬が選択の連続だった 
 
綱渡りのように
 
でも今は、なにも選択していない
 
大きなレールに乗っかったからだ
 
 
一瞬一瞬が選択だったときは
 
明日が来ることは未知だった
 
明日が来ることは本来、なにも変わらないはずだが
 
今は、明日が今日と同じものだろうと予想している
 
麻痺しているのだ
 
 
愛する人と一緒に
 
旅に出ることはできない
 
選択は直感であり
 
道を歩くにも地図などないし
 
愛する人には、なんの目的地も保障できないから 
 
 
それが人生の旅路だとしても
 
僕と一緒に歩いている人は
 
どんな乗り物に乗っているのかわからないだろう
 
急行列車か、それとも鈍行列車か
 
 
二階建ての豪華な客室ではないのは確かかもしれないが
 
外の景色は堪能できそうだ
 
 
でも、それも、今は平たんな田畑が続いている
 
なんの変わり映えもしない景色だ
 
 
急に列車を降りて歩いたり
 
逆に、乗る列車を間違えたりしても
 
楽しむことができたら
 
それでどこにでも行けるからOKのはずだ
 
 
なのに
 
乗りかえるのが億劫で
 
終点まで眠りこけているだけ
 
それもいいのかもしれない