第二次世界大戦から学んだ13の有用な食料貯蔵の教訓
2022年3月31日(木) by Zoey Sky

 

 

第二次世界大戦から学ぶべき事は沢山有ります。

 

特に、SHTFの前に食料物資の保存方法を知っておきたいプレッパーにとっては、とても重要です。

第二次世界大戦中、人々は戦争配給品で生き延びなければならなかったので、特に予算がない場合は、大家族を養うことは困難でした。

 

米国では、砂糖コーヒー、乳製品、ドライフルーツ、ジャム、ゼリー、ラード、肉、油等、特定の食品の配給が開始されました。

しかし、困難な時代にも関らず、人々は耐え忍び、その例は現代のプレッパーに、サバイバルの教訓を与える為に使う事ができるのです。

 

第二次世界大戦の食料貯蔵の教訓

ここでは、現代のプレッパーにも役立つ、第二次世界大戦中の13の食糧貯蔵の教訓を紹介します。

食べ物を保存し、保存したもの食べる


家族が喜んで食べる食品を色々と保存して置く。

 

これにより、SHTFで数週間から数カ月間、自宅に潜伏しなければならない時、物資を食べ尽くし、食品が冷蔵庫の中で腐らない様にする事ができるのです。

好きな食べ物だけを保存するのではなく、SHTF後に体が必要とする栄養を摂取できる様に、栄養豊富な食べ物もストックして置く様にしましょう。

 

果物、野菜、全粒粉、、赤身の肉など、栄養価の高いものを買い溜めして置くと好いでしょう。


食事計画を立てる


物資の棚卸しをしながら食事計画を立てると、どの食材がどの料理に使えるのかが判ります。

 

こうする事で、十分な量の食料を確保し、毎日同じものを食べていない事を確認することもできます。

食事計画を立てる際には、高タンパク・高カロリーの食品を取り入れると、より長い時間、体を維持する事ができます。



缶詰を買い溜めする

殆どの缶詰のラベルには、USDAが推奨する賞味期限は2~5年程度と書かれていますが、正しく保存すれば、もっと長く持つ事もあります。

缶詰を買い溜めしようと思っている方は、お近くでケースロットのセールを探してみてください。

 

ケースロット・セールの期間中は、食品や日用品などの消耗品も買い溜めして置く事ができます。


家庭菜園を始める

第二次世界大戦中、市民は必要な食糧や物資を店や政府に頼ってばかりはいられない事を学びました。

 

家族を養いたいなら、家庭菜園を始めて自給自足に励みましょう。

スペースが無い場合でも、アパートでコンテナ菜園を始めたり、レイズドベッドに作物を植える事ができます。


食品は冷暗所に保管する

食品を保管する時は、冷暗所に置くと品質が保たれ、賞味期限も長くなります。

 

高温や湿度の高い場所で保存した食品は、より早く腐敗する可能性がある為、これは重要なことです。

密閉容器に入れ、涼しく乾燥した場所に保管した食品は、何カ月も何年も、もちます。

 

(関連記事:食品保存のヒント:6つの伝統的な卵の保存法



食品を適切に保存する

食品を保存する時は、酸素と湿気を排除する必要があります。

小麦粉は丈夫な金属缶や脱酸素剤入りの密閉容器に入れ、ゾウムシ等の虫が入らない様にしましょう。

 

豆類、パスタ、米なども密閉容器で保存する必要があります。

 

乾燥食品はマイラーバッグに入れ、密封容器に入れて保存します。



保存容器にラベルを貼る

食品保存容器には必ず内容物と包装された日付を書き、食品の保存期間を把握できるようにします。

又、食材が腐らない様に、定期的にローテーションをしましょう。

 

一番古い食品を最初に使い、使ったら新しい用品と交換します。

 

こうする事で、保存食品の鮮度を保ち、食品の無駄を防ぐことができます。



食品を数カ所に分けて保存する

全ての食料を、一か所に集めて保管するのは止めましょう。

 

そうする事で、SHTFで備蓄ができなくなった時に、別の場所で食料を確保する事ができます。



備蓄の場所を秘密にする

サバイバル用の備蓄がある場合、その場所は秘密にしておきましょう。

 

他の人が食料を持って居る事を知ると、自分たちの食料がなくなった時に、食料を奪おうとするかも知れません。

自宅の間取りを知らない人でも見付け難い安全な場所に保管してください。



食料が無い時の対処法を学ぶ

第二次世界大戦中、人々は一度に何日も食べ物がない状態になりました。

 

事態が悪化した場合、普段と同じように食料を持たずに過ごす必要があるかもしれません。

その様な場合でも、できるだけ長く生き延びる事ができるように、水や懐中電灯、電池など、食料以外のものを買い溜めして置くと安心です。



その他の備品を買い溜めして置く

SHTFの時には、食料と飲料水以外の物資も必要になります。

掃除用具、ペットフード、処方箋薬など、その他の必需品を置くスペースをストックルームに確保しましょう。

 

もし何かあって家から出られなくなった時、余分な物資があれば助かります。



物々交換の為の備品に投資する

第二次世界大戦中は、ガソリンやタイヤ等、他の品目も配給制でした。

家族が多い場合は、お酒や洋服、道具、木工や編み物などの技術など、物々交換に使える他の物資も買いだめしておくとよいでしょう。



バグアウトバッグ(72時間キット)の準備

SHTFになると、バグアウトや避難が必要になる事があります。

 

 

その場合、家族全員がバグアウトバッグ(BOBを必要とします。

 

 

ベストバグアウトバッグサバイバルバックパック
 

BOBには、72時間生き延びるのに十分な食料と物資が含まれています。

 

BOBには、保存食、飲料水、懐中電灯、基本的な救急箱等の必需品が含まれている必要があります。

 

SHTFの前に、家族全員のBOBを準備しましょう。

事態が悪化する前に、食料と物資を買い溜めして置けば、万が一避難する必要が生じた場合でも、家族を養う事ができます。



低コストで食料を保存するためのヒントを以下のビデオでご覧ください。

低コストで準備できる食品保存のヒント