避けるべき15の中毒性食品と『中毒の様な行動』への対処法
2022年02月04日(金) 記入者: Zoey Sky

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アルコールや薬物などの物質が依存症の原因となることが多いですが、ある種の食品も依存症的な行動を引き起こすことがあります。

 

雑誌「PLOS One」に掲載された研究によると、炭水化物、脂肪、砂糖を多く含む食品は、しばしば中毒と関連しています。

 

科学によると、最も中毒性が高く、不健康な食品15種

 


食習慣と依存症

 

この研究には2つのパートがあり、タイトルは「中毒性のある食品は? 加工、脂肪分、グリセミック負荷の役割」と、題した2部構成となっています。


第一部では、研究者は、どの様な属性が食品に中毒性を持たせ中毒的な食行動』を引き起こすのかを解明しようとしました。

 

その結果、精製された炭水化物、加工された脂肪添加された糖分を多く含む食品は、この種の行動に繋がる事が多いのが判りました。

 

(関連記事:たった2日間の砂糖摂取量の増加は、腸の健康に害を及ぼすと研究者は警告している)


研究者たちは、食品中毒を物質乱用と比較しました。水は依存性のある物質ではないが、5%のアルコールを含むビールは何らかの問題を引き起こす可能性がある。ビールと比較すると、ハードリカーはアルコール含有量が75パーセントに達する可能性があり、より危険な物質である。

この論理は食品にも当てはまります。生鮮食品のようなホールフードに比べ、不自然な脂肪や精製炭水化物、加糖が含まれる食品ほど、体に問題がある可能性があるのです。

研究の第二弾として、研究者はファーストフードがどの様に吸収されるかを調べました。

 

研究チームは、食品をコカインに例えた。

 

コカの葉を噛んでも中毒にはならないだろうが、精製度の高いコカインは、即効性があるストリートドラッグであり、中毒になる可能性がある。

 

その意味で、加工度の高い食品ほど、人工脂肪や精製炭水化物、人工糖分が多く含まれ、その過程で栄養素が失われている為、より中毒性の高い食品と言えます。

 


避けた方が良い15の中毒性食品

調査の結果、食べ過ぎてしまう事が多い人は避けた方が良い、最も中毒性の高い食品があると結論付けられました。

 

  1. ロールパン
  2. 朝食用シリアル
  3. バターポップコーン
  4. ケーキ
  5. チーズバーガー
  6. チップス
  7. チョコレート
  8. クッキー
  9. フライドポテト
  10. フライドチキン
  11. グミキャンディ
  12. アイスクリーム
  13. マフィン
  14. ピザ
  15. 炭酸飲料

 

又、チーズ、ベーコン、卵、ナッツ、ステーキ、イチゴ等、加工度が高くないとされる特定の食品もリストアップされました

 


『中毒の様な行動』にどう対処するか

 

お腹が一杯なのについ食べてしまう等「依存症に似た行動」が見られる場合は、罪悪感体の不調に悩まされないよう、食習慣を改めましょう。

不健康な食べ物や甘いものへの欲求を抑え、不健康なサイクルから抜け出せるよう、以下のヒントを参考にしてください。

 

 

タンパク質を多く摂る

 

タンパク質の摂取量を増やすと、満腹感が長く続くので、加工食品への欲求を抑える事ができます。

 

十分なタンパク質を摂取するのが難しい場合は、毎日プロテインシェイクを作ってみてください。

チーズ、卵、牛乳、サーモン、ステーキ、マグロなど、天然のタンパク質良質なタンパク質を含む食品を中心に摂取しましょう。

 

 

食事計画を立てる

 

間食は、前もって食事の計画を立て置けば、避ける事ができます。

 

又、食事の計画を立てれば、毎日ではなく、1週間分の食事とおやつを一度に作る事ができるので、時間を自由に使う事ができます。

前以って、食事を作って置けば食習慣も改善され、買い物中に、ファストフードを注文したり、ジャンクフードを買ったりする誘惑に駆られる事も少なくなります。

 

次週以降の食事計画を立てたら、それを守るようにしましょう。

 


水分補給をする

 

不思議に思うかも知れませんが、体が喉の渇きを空腹と勘違いしてしまう事が有るのです。

ポテトチップスやクッキーが食べたくなったら、コップ1杯の水を飲みましょう。

 

10分以上待って、未だお腹が空いて居る様なら、リンゴやナッツ類等のヘルシーなおやつを食べましょう。

 


時間通りに食べる

 

食事をしない時間が長くなると、不健康なスナック菓子を食べたくなる事があります。

3~4時間置き栄養価の高い食事やおやつを摂る事で、ドカ食いを防ぐ事ができます。

 

忙しい時や、気が散った時に食事をするのを長く待つと、食べた時の空腹感が強くなり過食の危険性が高くなる事を覚えて置いてください。

 

渇望

 

また、夕食を終えてから就寝時間まで4時間以上経ってしまうと、再び空腹を感じることがあります。

 

睡眠の妨げになる深夜の間食は避け、できる限り早く寝るようにしましょう。

 


食欲の代りに他の事に集中する

 

ポテトチップスやクッキーの事ばかり考えていると、他の事を考えるのが難しくなります。

散歩をしたり、本を読んだりして、気を紛らわせましょう。

 

楽しめそうな事を色々と試してみると、ジャンクフードへの欲求を忘れることができます。

 


十分な睡眠を取る

 

又、睡眠不足は強い欲求を引き起こす事もあります

 

研究によると、睡眠時間が足りない人は、8時間以上寝ている人に比べて太り易いと言われています。

食習慣を見直し、ポテトチップスやソーダ等の中毒性のある食品を避ける事で、全身の健康状態を改善しましょう。