経口『抗生物質』が、パーキンソン病のリスクを高めるとの研究結果
2022年02月02日(水) by: ラモン・トーミー

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最近の研究で、抗生物質の内服が、パーキソン病のリスクを高める可能性が有る事が明らかになりました。

 

 

フィンランドの研究者らは、抗生物質を服用している人が何らかの症状を示す迄最大15年 掛る可能性がある事を指摘し、抗生物質の内服が腸内細菌に及ぼす影響がこのリスク上昇に寄与している事も付け加えている。

 

 

この研究結果は、学術誌「運動障害」に掲載されました。

 

一部の抗生物質がパーキンソン病のリスク上昇と関連するとの研究結果
 

ヘルシンキ大学の研究者らは、様々な種類の経口抗生物質に注目した。

 

 

フィンランドの全国的な医療データを用いて、1998年~2014年に掛けて、パーキンソン病と診断された人々を特定しました。

 

 

また、1993年~2014年迄の、個人の経口抗生物質の購入記録も入手した。

 

そして、研究著者らは、パーキンソン病と診断された13,976人と、そうでない40,697人のフィンランド人のデータを調べました。

 

 

研究者によると、マクロライド系リンコサミド系を経口摂取している人は、パーキンソン病リスクが最も強かったという。

 

  

 

医師は、微生物感染と闘う為に、これら2種類の抗生物質の量を処方する事が多い。

 

更に、分析を進めると『広域抗生物質』を服用している人は、変性疾患のリスクが高い事も明らかになった。

 

    

 

パーキンソン病 - 原因、副作用、治療法
 

又『抗嫌気性薬』や『テトラサイクリン系抗生物質』を、10〜15年服用した人は、パーキンソン病を発症する確率が高い事も判明した。

 

  

 

一方『スルホンアミド』『トリメトプリム』『抗真菌薬』を1〜5年服用したフィンランド人においても、同様の関連が観察された。

 

  

 


研究者は、パーキンソン病の初期、及び発症における腸内細菌叢の変化を考慮し、抗生物質の使用が長期的に腸内細菌集団に影響を及ぼす可能性が有る事を明らかにした。

 

 

この研究結果は、パーキンソン病と診断された人は通常、腸内細菌が変化しているとするこれまでの研究結果と一致している。

 

 

 

「ある種の経口抗生物質への曝露は」

「『パーキンソン病』の」

リスク上昇と関連している様である」

 

「関連性のパターンは」

腸内細菌叢への影響が」

「抗生物質を『症状』に関連付ける」

可能性が有ると云う仮説を支持しているが」

「これを確認する為には」

「更なる研究が必要である」

 

と、著者らは結論付けている。

 


パーキンソン病と腸の健康との関連性が明らかになりつつある

 

パーキンソン病は、脳の運動を司る部分が損傷する病気です。

 

 

その結果、体のこわばりや震え、平衡感覚障害などの特徴的な症状が引き起こされます。

 

 

便秘過敏性腸症候群炎症性腸疾患を持つ人は、この変性疾患を発症する確率が高いと言われています。

 

      

 

炎症性腸疾患-クローン病・潰瘍性大腸炎


又、これまでの研究で、パーキンソン病の患者さんによく見られる腸内細菌叢の変化が、この病気と診断される20年前に起こる可能性がある事が分かっています。

 

(関連記事:パーキンソン病を予防する漢方製剤が発見される)


神経科医で研究の共著者である、フィリップ・シェパージャン博士は、以下の様に述べて居ます。

 

抗生物質への曝露と」

パーキンソン病の関連は」

「かなりの割合の患者において」

「パーキンソン病の病態が」

腸に由来するのではないかと云う」

現在の見解に合致します」

「『これは』恐らく」

典型的な運動症状の発症何年も前に」

微生物の変化に関係しているのです」

 

 

しかし、この研究以前には、抗生物質への暴露がパーキンソン病と関係があるか否か、実際に調査した人はいませんでした。

 

研究チームは、この2つの間に関連性がある事を発見しましたが、それを確認する為には、更なる調査が必要であると指摘しています。

もし、その後の研究で同じ結果が得られた場合、感染症に対して抗生物質を処方する医師は、長期的なリスクとしてパーキンソン病への罹患率の上昇に注意する必要があります。

 

「この発見は」

「今後の抗生物質の処方方法にも」

影響を与えるかもしれません」

 

抗生物質耐性の問題に加えて」

抗菌剤の処方は」

腸内細菌叢特定の疾患の発症に」

長期的に影響する可能性が有る事も」

「『考慮』する必要があります」


と、シェパージャン博士は述べている。

 

 

Brain.newsでは、パーキンソン病と、時間の経過とともに発症するリスクを高める要因についての記事をもっと紹介しています。

 

 

※Gen

 

記事の内容をよくよく観ると

可也、遠慮した書き方をしてるが、発表する位なのだから

実際には裏付けるデータを持って居るのかも知れない。

ものがものだけに製薬会社に気を使って居るのかも。

 

・・・にしても、この線で行けば

 

自分も将来的にパーキンソン病に成る可能性は有る。

 

今でこそ通院しない様に心掛けては居るが

小さい頃は、ショッチュウ、扁桃腺炎だなんだと

病院に連れて行かれて居たし

記憶の限りは、そんな頃から(具体的種類は知らないが)

抗生物質の処方は受けて居た。

 

こんな状態で、ワクチン接種を受けていたら

脳血栓がなんかで、即死んでいたかも知れない。

 

(やはり1にも2にも免疫力向上と維持だ)

 

腸内環境と健康、そして脳との関連は

専門家じゃなくても、その手の情報に当れば

割と直ぐに出て来る事例だ。

 

(特に東洋医学では重視してた筈)

 

普通に繊細過ぎる人が、胃潰瘍に成ったり

大腸の潰瘍になったり、その延長線で癌になったり

身近でも割と聞く症状じゃないだろうか。

 

脳と腸の関連に触れた記事は、

ここでも挙げる事ができて居る。

 

 

 

パーキンソンについて、

自分が知人から聞いた例がある

 

特に興味深い事例を記憶している。

 

その方の、お爺さんが、若い頃から、

「気が短く」て、怒りっぽかったそうだ。

 

『義憤』とは全然違う。

 

兎に角直ぐキレる。酷い時には物を投げる。

可也、激しい怒り方をしていたそうだ。

 

『火病?』と思ったが、一応、混じりっ気なしの

在来種の日本人のようだ。

 

(まぁここまでなら殆ど変わらないだろうが)

 

そのお爺さんが、パーキンソンになってしまい

皆、働いて居るから、介護が必要になったそうだ。

 

そこで、施設を当たったが、全て断られたとの事。

 

(場所によるのかも判らない)

(本人から体験談で聴いた話だ)

 

理由は『手が付けられないから』だそうだ。

 

認知症とは、似て非なる症状らしい。

 

その方、役所経由で相談もしたそうだが

役所でも、施設には入れない旨を伝えられたらしい。

 

で、結局、家族で世話をするできるように

色々、調整をする事にしたそうだ。

 

これ、実は最初は、家族がパーキンソンになって

とても大変だと云う話から始まったもので

 

若い頃から怒りっぽいと云うのは後付けの話だった。

 

『もしかして短気だった?』と聞いたのは自分だ。

 

「そうだ」と云う事で内容を話してくれた。

 

何故、そんな事を聞いたかと云うと

 

自分が、見聞きした例は

『短気な人』は、それがズッと続くと

『パーキンソン』に成り易いと云う話を

色んな人から聞いて居たからだ。

 

なんでそうなるのか?と都度会話すると

表現は違え共、大体、皆同じ事を言う・・・

 

●短気:

 ⇒ 思考しない

  ⇒ 単細胞化

   ⇒ 脳細胞の異常発生

 

これ・・・、余りにも単純化して

素人同士の考えの寄集めではあるが・・・

 

あながち間違っていないだろうと

自分も支持している。

 

当然、思考方法や感情面での要因だけでなく

化学的な要因もあるだろう・・・。

 

今回の様な、ケミカル品や

過剰農薬・遺伝子組み換え・バイオスラッジで

収穫した農作物、及び加工品。そして飲み物等。

 

こうして・・・

腸から脳細胞からダメージを負わすものは

世の中、溢れて居るのは間違いない事だ。

 

残念ながら、基地外沙汰の罠だらけだ。

 

年齢によって、身体の衰えは多少出て来る。

鍛えなければ特にそうだ。

 

又、年齢に関係無く色々な動きを避け続けると

神経系の構築が止まり、その延長線上は

身体がダメになる期間が短くなるだろう。

 

(泣きそうなくらい辛い)

(リハビリに取り組んでる人を観ると)

(それがよく判る)

 

そして、一番避けたいのは、

怠慢から来るものだろうが、

世の中の罠に嵌り続けようが

 

自分の身体が

自分の意思でコントロール不可能に成る

 

周囲には迷惑を掛けるだろうし

何より自分自身が一番辛い目に遭う。

 

・・・これだけは回避したい。