オーストラリア:新たなワクチンの義務化が発表され、更なる抗議活動が発生
2021年10月6日(水) by: JD Heyes

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1年前に誰かが「COVID-19を巡ってオーストラリアの民主主義政府が専制的になる」と言ったとしても、恐らくその言葉を信じなかっただろう。

しかし、まさにその通りになってしまったのです。

オーストラリアでは、ウイルスが問題になっていないにもかかわらず、何ヶ月も事実上のロックダウンが行われています。

 

しかし、仮にそうだとしても、オーストラリアの指導者たちは、欧米の左派と同様に、ある時点で「専制的すぎる」という恐れを手放し、自分の中の真の権威主義を暴走させてしまった。

その結果。かつてイギリスが最も悪名高い犯罪者を収容していた収容所だった大陸で、かつて自由だった人々が実質的な囚人となっているのです。

詳しくはEpoch Timesに掲載されています。

 

 


政府が全ての「認可された労働者」にCOVID-19ワクチンの接種を義務付けることを発表したことを受けて、オーストラリア人は土曜日にビクトリア州のメルボルンで別の抗議活動を行いました。

ビクトリア州の住民は、メルボルンのダウンタウンにあるサウスバンク・ブルバードと王立植物園周辺のトラックを行進しました

 

 

参加者はFreedom(自由)」と書かれた大きな白い旗を持ち、ワクチン義務化や監禁、現州政府に対する反対の声を上げました。

市民ジャーナリストのRukshan Fernando氏は、一部のデモ参加者が平和的に行進しmy body, my choice』『freedom now!などのフレーズやスローガンを叫んでいる様子を撮影したビデオを投稿しました。

 

また「強制は同意ではない」という言葉を刺繍した黒い傘を持っている人もいれば「独裁者」という指導者を突き放している人もいます。


ビクトリア州ダニエル・アンドリュース首相は先週、同州の「認定労働者」リストに載っているオーストラリア人が雇用を維持する為には、コロナワクチンの1回目10月15日迄に、2回目11月26日迄に接種しなければならないと発表しました。

 

 

エポックタイムズ紙は、この義務化は「ビクトリア州の100万人から125万人に及ぶ広大な範囲の職業を対象としている」と述べています。

「このワクチン接種の期限は」

「高齢者介護、医療、建設、教育、貨物などに」

「従事する人々に課せられている別の期限とは別のものです」

 

と、ニュースサイトは続けている。

動画を見ると、比較的控えめなデモ参加者たちは、最終的に非常に激しい警察の動きに遭遇しています。

 

ある時、約20人の警官のグループが、デモ参加者を追いかけている様子が見られ、誰かが警官に向かって

 

「暴言を吐くな!」

「ビクトリア警察!」

「恥を知れ!」

他の部分では、警官が何人ものデモ参加者にタックルし、地面にレスリングしてから逮捕している様子が映っています。

 

他の警官は馬に乗っていて、ヘリコプターの音が聞こえる中、公園で抗議者を追いかけている様子も見られます。

 

フェルナンドのビデオのライブ版によると、このグループは約40分間一緒にいましたが、最終的には警察の行動によって散らされました。

警察が群衆を排除した後、フェルナンドはカメラに映らない女性と話しているのが聞こえてきます。

 

彼女はフェルナンドに、

 

「私は仕事を失うことになる教師です」

「子供達に別れを告げなければならない」

「そこに居る全ての教師......」

 

と、話すと、泣き始めた。

彼は、カメラに映ることを嫌がった女性に「なぜ今日は感情的になっているのですか」と尋ねた。


「なぜなら、私のクラスに」

「別れを告げなければならないからです」

「彼らは十分に辛い思いをしてきたのに」

「私が注射を受けないと云うだけで」

「彼らに別れを告げなければならないのです」


涙を流しながら、彼女はこう言いました。

「文字通り、彼らの為に」

「ワクチンを打つ事を考えているなんて」

「フェアじゃないわ」

「それは私を守る為ではなく」

「9歳の子供達に教える為なのよ」

「それが、どうして好いの?」

オーストラリアがCOVIDの義務化をめぐって権威主義を強め、市民が「コンプライアンス違反」で職を失いそうになっているように、アメリカでも同じことが起こっているのである。

文字通り何百万人もの市民が、義務化の為に数週間処か数日で職を失う危険に晒されているのです。

 


「私の体、私の選択」に何が起こったのでしょうか?

 

或いは、単純な自由と開放感はどうなったのでしょうか?