大奥
着眼点は確かに面白いと思いますが、
マンガとしてはどうなのかなー。
あちこちで絶賛されていますが、そんなに結論を急いでいいのかと思う。
まだまだ始まったばかりという感じです。
なぜ男性名を名乗らなくてはならないのか」など、
どうお話が広がっていくのか。
それによっては続けて読まないかも。
美男子の顔がみんな似ていて、分かりづらい。
容疑者Xの献身
地味な数学の先生と、弁当屋のおばさんの話でつまらないと思っていたら、
後半からぐんぐん面白くなった。
「頭がいい」という理由で、どんどんトリックを解明するわ、
X氏が望んでいない大きなお世話はするわの湯川先生が
非常に邪魔だった(私にとって)。
評判どおり、X氏の献身が胸にぐっとくるものがあっただけに、
願いを成就させてあげたかったよ。湯川め。
長い長いさんぽ
猫を飼う前から面白く読んでいて、猫を飼うようになってからは飼育書でもあったマンガ「ゆず」の、
ゆずが死んだという話は去年、インターネットで知っていました。
そのゆずの最後の日を書いたマンガ
死なせてしまったハムスターせまもちゃんとか、
今の愛猫はなちゃんが思い起こされて、最初から最後まで泣きっぱなし。
作者も泣きながら描いたんだろうな。
でもマンガらしく、ゆずテイストな笑いもちゃんと入っていて素晴らしいです。
ゆずを見送る作者の行動に「そこまでするか!」と
びっくりすることもいくつかあるけれど
、二人の関係を知っているので充分納得できます。
公式サイト
に一周忌の話がのっていました。
「大切な大好きなゆずに、完全に幸せな生涯を送らせてあげることができなかったことに、
常に後悔を抱いて暮らしている」。
作者・須藤さんに対して、そんなコト(幸せな生涯を送らせなかった)を
思っているヒトは誰もいないのに。
でも誰が何言っても後悔する気持ちは変わらないんだよね。
バケツ
日本版・フィクションのトリイ・ヘイデンのようで、すごく良かったです
虐待の過去を持つ知恵遅れの少年と、
ともに生きていくことを決意したもう一人の青年のお話。
悲惨な話なのに、ユーモラスで強くて、
都合よくうまくいったり、大概はうまくいかなかったり…。
あっという間に読んでしまいました。
障害者に差別意識はないと思っていたけど、
知恵遅れのバケツと呼ばれる少年の風貌が、
「180センチちかくあり、か細い体は異常なまでに肩幅が狭く、
柳のように体を左右にゆらす。ほとんど生えていない眉毛の下の目は視点が定まっていない。
上を向いた大きな鼻からは一筋の鼻水が垂れ、下唇が突き出した口は魚みたいに半開き」。
実際に目の前にこういうヒトがいたら、引いてしまう私って、差別してるよなー。
エンブリオ
帚木 蓬生(いつも読めない)は「閉鎖病棟」 が好きだったけど、
以降の「臓器農場」もこのエンブリオ」 も独りよがりで面白くない。
不法な臓器移植や男性の妊娠実験など、
独自の倫理観でやりたい放題の医師。
悩める不妊夫婦にはものすごく優しいけど、
実は自分の精子を使って200人生ませてますよ。
読者おいてきぼりの難しい医療言語のられつや、
取材に行った筆者の感想としか思えない海外旅行場面など、
ホント独りよがり。
筆者の願望をそのまま本にした内容でした。









