本当におもしろい本は(少)ない -20ページ目

一杯のかけそば、ならぬ、一冊のエッチコミック

エイプリルフールのネタのような気もしますが…。

一杯のかけそば、ならぬ、一冊のエッチコミック (中年我報) 
(情報源:ある編集者の気になるノート

「東京タワー」と似た、あったかい感動を感じてしまった。
お母さんってすごいよね。素敵よね。ありがたいよね。

虚貌

雫井 脩介
虚貌〈上〉

20年前の凄惨な一家殺害事件。
仲間の口裏によって主犯とされた男
彼が出所した時から共犯者が次々に殺される。

末期癌に犯された刑事とその娘、部下、心理カウンセラーなど
登場人物が複雑にからみあうわ、謎はどんどん深まるわで、
ぐいぐい読める。上巻までは。

下巻の犯人登場とトリック解明には
「それはないだろ~、お前はルパン三世か!」
とつっこみたくなりました。

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本好きな私のために知り合いが「面白いよ」と貸してくれた本。
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プリズン・ボーイズ 奇跡の作文教室

マーク サルツマン, Mark Salzman, 三輪 妙子
プリズン・ボーイズ―奇跡の作文教室
強盗や殺人を犯して、出所は難しくて未来のない少年達に
作文を教えることとなった小説家のノンフィクション。

誘われて、教室を開くまでの小説家の葛藤が面白かった。

ギャングが書くであろう、マシンガンの詩にコメントできないし
おれ、強盗に入られたことあるし
他にもボランティアやったし
被害者には無料作文教室ないのに、なんで加害者に
残忍なやつは何か書いたって変わらないだろう


こう思うよね。 

少年達が作文によって変わっていくのと同時に(変わっていかない子も、もちろんいる)
小説家も大きく変わっていく。
その過程には、なかなか読み応えがありました。

未来のない少年に、豊かな感性を育てても残酷なだけだ
という意見の人もいて、「うーむ一理あり」と考えてしまいました。

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男と女、本の好みはどれだけ違うのか?アンケート

「本のある生活」 さんで知った、おもしろ企画。

男と女、本の好みはどれだけ違うのか?アンケート (読者大賞blog)

リストアップ自体が女性向き?と思われましたが、
投票しました。結果が楽しみです。

ちなみに、私と夫の間で最近意見の分かれた本は
「砂漠」 伊坂幸太郎
「シャングリ・ラ」 池上 永一
男の人って、仲間でがんばるって話が好きなのかも。

ワイルドハンズ

内田 春菊
ワイルドハンズ

私は全く苦手なのだが、
「手づくり」できる人は生活が楽しめていいなと思う。

「手づくり」が趣味な内田春菊の
珍しくエッチっぽくないエッセイコミック。
子供と一緒に、ケーキ焼いたり洋服作ったり編み物したり
楽しそうでうらやましい。

ななめがけバッグの作り方が載っていたので興味がわいたけど、
「表布」「裏布」の意味が分からない、家庭科の成績が「2」の私。

あとがきにユーヤ(夫。あ、離婚したから彼氏か)へのグチが。
結婚した当初は「こんなに素晴らしい人はいない!」ってほめまくりで
良かったね、と思っていたのに、
だんだん悪口をが増えてきた。この先の展開が恐ろしいです。

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終末のフール

伊坂 幸太郎
終末のフール

地球滅亡まであと3年。パニックによる混乱残虐強奪状態から脱し、
やや落ち着いた状態になった仙台の人々の
残りの人生を巡る短編連作集。

映画等で使われまくった設定を、伊坂幸太郎流に料理。
相変わらずの軽いテンポとユーモアのなかに、
これまで以上にぐっとくる味付けがしてあって
いい!!!

3年しか生きられないのに
子供を産むか?
憎んでいるヤツに復讐にいくか?
愛する人が死んだら、自分も死ぬか?
誰かに優しくできるか?
返却していないビデオを返すか?

個人的には、天文学者の章「天体のヨール」が好きでした。

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ウェブ進化論

梅田 望夫
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

web2.0とか今後どーなるとか、もういいの。
親切な人がまわりにいっぱいいるから、教えてくれるから、
ついていけなくても、もういいの。

前半の、グーグル社のお仕事拝見が面白かったです。

世界政府があると仮定して、そこで使うシステムを作るのがグーグルのミッションだ
脳神経外科医がシステムを構築した
優秀な人間が泥仕事をいとわず、自分で手を動かす
就業時間の20%はオリジナルの仕事にあてなければいけない


すごいのね。

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はるがいったら

飛鳥井 千砂
はるがいったら

両親の離婚によって別々に暮らしているが、仲の良い姉弟。
おしゃれ大好きで、完ぺき主義な姉と、
なにごとにも淡々としている老成した弟の
それぞれの視点から見える、自分を取り囲む世界を
交互に描いていくのが面白かった。

老犬(ハル)の介護という設定がベースにあるのも温かみがあって良し。
犬は死んでいくのだけれども、あえて「泣ける」ように
もっていかなかったのも好感が持てました。

泣ける本ではないのに、同じくらい心が洗われた気がします。

イマドキ風の語り口調も気にならず、すっと馴染んだのは
筆力のなせる技なのでしょう。

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おけいこ日和

以前読んだ「話し方のマナーとコツ」 で、かわいいイラストだ思ったイラストレーターさんの

おけいこごと体験記がWEBで公開されていました。


おけいこ日和 (ポプラ社)

書籍と変わらないテイストのものが無料で読めるなんて…。

はなうた日和

山本 幸久
はなうた日和


凸凹デイズ幸福ロケット も楽しめたので
期待して読み始めた短編集。

東急線、特に世田谷線をからめた人生劇場で、
毒っ気は全くなく、カラリと爽やか。

ちょっぴりつらい事や不思議なデキゴトもあるけど
自分の人生、そう捨てたもんじゃない…というテーマを
作家さん達は好きなのだろうか。


シンプルであっさりしすぎて
読後感は何も残りませんでした。

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