本当におもしろい本は(少)ない -19ページ目

泣かない女はいない

長嶋 有
泣かない女はいない

のんびりとした物流会社への就職。
他人と少し距離をおく、「泣かない女」睦美。
次第に会社の人達を好きになっていき、次第に倉庫で働く「樋川さん」を好きになっていく。
そこに親会社の圧力が…。

平凡な主人公と平凡な会社で、最初は何が面白いんだろうと。
だけど、不思議と睦美と一緒になって、毎日が楽しくなってくる。
「泣かない女」が泣いてしまうラストがせつない。

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ひなた

吉田 修一
ひなた

吉田修一は、「パレード」の空恐ろしい結末に感激して以来
たまに読むのだけれど、「パレード」が良すぎたのか、
他の作品はいまひとつ響かない。

「ひなた」は「パレード」に似た設定(複数男女の共同生活)。
本音と秘密を出さない、やさしく大人な人間関係について問いかけます。
「ねぇ、何が言いたいわけ?」
「JJ」で連載されていたせいか、
主役の女性ふたりの職業がファッション誌の副編集長と
有名ブランドの広報で、どちらもバリバりかっこよく働く姿…。
対象読者を意識しすぎか?と思うと入り込めなかった。

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チーズスイートホーム

こなみ かなた
チーズスイートホーム 3 (3)

今回はちょっと泣ける(ノ_・。)

チーズスイートホームのいいところは
かわいいだけじゃなくて、ちゃんと猫の体型・しぐさが描かれているところだと思う。
猫のぽってりとして、ぐにゃぐにゃ柔らかい感じがよく出てる。


出版社の策略にまんまとのって、
ストラップ付きの限定版(1500円)をお買い上げ。

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ココロミくん

デイリーポータルZ の「べつやくれい」が大好き。
いい具合に脱力した感じの絵と、どうでもいいチャンレンジ内容と。
「こんな人になりたかった」うちの一人で、尊敬しているイラストレーターです。

「べつやくれい」についてはこのブログ が詳しい。

ネタのピックアップもしてくれています。いいセレクト。

そんな彼女の本が出るらしい。

ココロミくん

しかしamazonではまだ予約ができない。
niftyBOOKSに登録するのも面倒くさい。
でも「著者直筆サイン入り!」かあ。

うーん。悩むなあ。

妻は多重人格者

花田 深
妻は多重人格者

2時間ドラマは滅多に見ないのだが、
ふと見た松下由樹の演技に目が釘付けになってしまったドラマ「妻は多重人格者」
これが実話だと知ってさらにびっくり。

ドラマは原作をほぼ忠実になぞっていましたが、
やはり原作のほうが壮絶さ120%。

多重人格が発覚する前から、「妻」には不思議な能力があったとか、
(探し物が見つかる、病気を治せる、霊が見えるとか)
足裏シートの発明者だったとか、
ドラマで出てきた人格以外にもう一人不思議な人間が入っていたとか。

「夫」からの視点でしか書かれていないので
「妻」が本当はどう考えていたかは不明。そこらへんがちょっと消化不良。

で、いまはどういう状態なの?統合されたの?

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モーニング娘。に教わる ふつうカワイイ免許皆伝

牧田 健太郎
モーニング娘。に教わるふつうカワイイ免許皆伝

7mの巻物。これが写真集ですって!
内容はこちら (新潮社)

開くといきなりこんなコピーが。

あなたは幸せですか。
自分に問いかけてから開いてください。

この形状と、このコピーと、モーニング娘。と、
(よく分からないが)ファンのツボをつきまくっているのでしょう。

本屋大賞2006 本の雑誌増刊

昨日、本屋で見てびっくりしました。

本の雑誌編集部
本屋大賞2006

大賞の受賞者リリー・フランキーの喜びの声をはじめ、
一次投票から発掘本にいたるまで、本屋大賞の結果のすべてを大公開!

(本の雑誌WEBより)

って、大賞の結果が発表されたのって先週でしょ。
なんでもう本がでちゃうの!?

企画→受賞者インタビュー→編集・レイアウト・校正→印刷→配本
という流れだとして、企画から配本まで数ヶ月はかかるとして
(本の作り方ってよくわからないけど、こんなもの?)
いったい受賞者はいつ決まっていたのだろう。

リリー・フランキーのインタビューだけ、やっつけで入れたとしても
一週間かそこらでできるものなのか。
かん口令が出ていたのか、出来レースだったのか。
と、かんぐってしまう私なのでした。

グロテスク

桐野 夏生
グロテスク

あすみんさんのブログ を読んで、読みたくなりました。
「グロテスク」というタイトルから、スプラッター系かと思っていたら、
“心のグロテスク”なお話だった。

東電OL殺人事件をモチーフに、でも事件の謎を追うというよりは
皆がひた隠しにしている「悪意」「ねたみ」「コンプレックス」などなどを
思いっきりオープンにすると、読んでいる人はどう反応するのかな
と実験されている印象を受けました。

読後感が非常に悪い。しばらく他人が怖くなる。
次は「凸凹デイズ」のようなからっとしたものを読みたいな。
でも借りているのは「妻は多重人格者」。

ところで、ユリコの子供の名前が「百合雄」って笑うところなのかしら?

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風味絶佳

山田 詠美
風味絶佳

4、5日前に読み終わっていました。
仕事もひと段落したから、ブログに書こうっと思ったら
内容を全く思い出せません。

いま手元に持ってきてパラパラめくっているのだけど
それでもどんな話かさっぱり。恐ろしい。
読んでいるときは、まあ面白いと思った気もするのだが。

この本のあとに「グロテスク」を読んだから
その衝撃で記憶がふっとんだのかもしれない。

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ハルカ・エイティ

姫野 カオルコ
ハルカ・エイティ

ハルカ、80歳。
伯母であるハルカの生涯を、小説家である姪が語るというスタイル。

同じようなスタイルで、大叔母の戦争体験を書いた
光さす故郷へ  (朝比奈 あすか)
の衝撃と感動を期待してしまったため、期待はずれだった。

大正・昭和初期・戦争時代の文化や、
その時代の女性の考え方などは興味深いと思ったが、
ハルカに魅力が感じられなかったし、
こういう人は他にもいっぱいいただろうと思えて
小説として楽しめなかった。

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