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帆ノ介(〇〇参号)

今日は帆ノ介(〇〇参号)について書きます。


帆ノ介(〇〇参号)

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長さ  158cm (元竿86cm+穂先72cm)

重さ  126g

カラー 黒竹 黒漆 螺鈿細工

特徴  黒竹部は外径18mmの細身

     ルビーガイド

     チューブラは市販タイプ(柔らかめ)


帆ノ介(〇〇弐号)で使用した黒竹でもう1本!

ってな具合で製作しましたが、今回のほうが原価は高いです。

なぜなら今までバスロッドから部品とりして使っていた部材が

無くなり、チューブラ、ルビーガイド、リールレールは新たに購入

したからです。

でも、あとは帆ノ介(〇〇弐号)の残材を使いました。


今回は下向きリール用にしたため、黒竹は27cmでカット!

やはり、チューブラとの接合部には桐材を削って使用しました。


また、この頃は市販の貝粉を使って螺鈿してましたので

貝は小粒になっています。

でも、質より量!ってことで今回は2ヶ所に螺鈿をほどこしました。


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↑貝入れ直後です。


帆ノ介(〇〇参号)は細身で柔らかめのため、

私の中ではチンタ数釣り用のライトモデルの位置づけですが

たまたま・・・・45cmのチヌを釣り上げた時も難なく取り込めました。

秋に重宝する1本です。



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帆ノ介(〇〇参号~〇〇八号)はいまでも所有しておりますので

画像も多めにUPしております。






今年のノッコミは?

いよいよ、敦賀/美浜地区でもノッコミが始まったようですネ!

先週ぐらいからネット上の釣果がにぎやかになってきました。

私も乗り遅れてはいけない!とあせる今日この頃です。


私の予想ではゴールデンウィークぐらいがピークになるのでは?


しかも、今年のゴールデンウィークは嫁さんと子供が親戚の家に

遊びに行く!との噂が・・・・・。

もしかして、釣り三昧!が可能かも!


今のうちに節約して少しでも多く釣行できるように計画中です。


とりあえず、今週末こそは紀州つりができるコンディションでありますように。


もし、北風が強ければ・・・・・。

小浜泊の筏も選択肢になるかなぁ・・・・・(独り言です)

帆ノ介(〇〇弐号)

帆ノ介(〇〇壱号)が案外うまくいったので調子にのって

〇〇弐号はどんなんにしようかなぁ~と考えていた頃・・・・。


私の自作ウキ作りの師匠から、「黒竹やろか?」と思いもかけない

お誘いがありました。

師匠はへら師で自作ウキ、自作タモ柄、自作釣座など

ありとあらゆる釣り道具を自作されている匠です。

私も紀州つり用の自立ウキを作るときにはいろいろとアドバイスを

いただきました。


黒竹は外径18mmほどの細身で若干曲がりがありましたが

色合いが良く一目ぼれしました。


さっそく、携帯コンロに網をのせレンガで囲い「火入れ」と「矯め」

をしました。

火入れをしてにじんできた油をすりこむとますます黒竹の模様が

際立ってきます。


黒竹を長さ40cmでカットし、いよいよ帆ノ介(〇〇弐号)の製作開始です。

私が竿を作るときに一番重要視していることはチューブラと竹材の接合です。


単にエポキシで接着するだけでは強度に不安があります。

そこでチューブラと竹材の隙間を埋めるために筒状の桐材を

削り、チューブラと竹材をぴったりと接合し、エポキシで接着する

方法をとっています。

非常に時間がかかりますが、これも巨チヌのためです。

手を抜くわけにはいきません。


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また、帆ノ介〇〇弐号の竹材は18mmとスレンダーなため、

滑り止めの籐をたくさん巻きました。


あと、今回初めて螺鈿細工にも挑戦しました。

名塩さんのブログ 」をはじめて拝見したときに螺鈿細工ってキレイやなぁ~

これやりたいなぁ~と安易に考えさっそく挑戦!


今みると単に「貝殻を貼り付けてみました!」みたいな代物です。

でも、これがきっかけで以降の帆ノ介には螺鈿を施すようになりました。



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帆ノ介(〇〇弐号)は今・・・・・。


会社の釣友のところへ養子にでました。

Yさん「不束な息子ですが、末永くよろしくお願いします。」


いつか「Yさん」と「デカチヌ」と「帆ノ介」が一緒に写った写メが届く日を

心待ちにしています。