伝家の宝竿 「帆ノ介」 ブログ -166ページ目

エビ玉網のネット

エビ玉網を製作していましたが、しばらく作業が止まっていました。

まずは一番悩んだネット部ですが、今日100均でお風呂用品の

収納ネットを買ってきました。

そして、格闘すること90分・・・・・・。


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すべて手縫いです。

実は・・・・お裁縫も得意だったりもします。

でも、強度には自信がありません・・・・・(汗)

破れたらまた作ればいいさ!


あと、タモ枠は頭の中に構図が浮かびましたので明日にでも製作してみます。


また、グリップですが今日は赤漆を塗りました。

もう1回塗ったら、虫食い研ぎ出しの塗りを始めます。


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透き漆はあと7~8回は塗ります。


ダンゴ勺もそうですが、ここから時間がかかりますので

完成は6月中旬になりそうです。

帆ノ介(〇〇五号)

今日は帆ノ介(〇〇五号)のご紹介です。


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全長 157cm(元竿85cm+穂先72cm)

重量 130g

特徴 下向きリール用

    黒竹(22mm)グリップ

    螺鈿細工

    ローライダーガイド


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竿尻は黒ベースで茶/銀の虫食い模様です。


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わかり難いですが、螺鈿のベースは黒/茶2色塗りです。

我が子は黒地の茶色模様をじっくり観察して

「ぞうさん発見!」「キリン発見!」「カブトムシ発見!」

・・・・と違った目線で楽しんでいました。


螺鈿は余った貝を使いきりましたのでいつもより高密度でした

が、これがケッコウいい感じです。


黒竹は斑模様でこちらもなかなか味があります!



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見てください!

リールレール上部のスレッドに段差がありません。

これは製作途中の思いつきでやりましたが結果良し!

帆ノ介の自慢できるポイントです。



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ガイド固定部は黒(銀ラメ)仕様でシャフト部は黒/茶の

研ぎ出しです。どちらも最近の帆ノ介では定番の配色になります。


シャフトは市販チューブラでカーボン製よりは柔らかいですが

その分、きれいは弧を描きます。

最初はフルスイングで合わせたときに腰抜け感があり、

物足りなさを感じていました。

でも良型とのやり取り時にはこのしなりがケッコウいい具合です。


この帆ノ介(〇〇五号)は最近のメインロッドになっています。


1回目と8回目

エビ玉網のグリップ部に透き漆を塗りました。


ホントは何色にしようか?と悩んでいましたが、ダンゴ勺

に塗っていた透き漆が色皿にたくさん余ってしまいました

ので、もったいなくって思わずエビ玉グリップに塗ってしま

いました(汗)

これも貧乏性が故・・・・・。


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↑ダンゴ勺の透き漆(8回塗り)


ついでに良いサンプルができましたのでご紹介します。

↓透き漆8回目と1回目


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同一の布袋竹に塗装しております。


写真では分かりにくいですが・・・・。

透き漆は塗れば塗るほど表情が変わっていきます。

もちろん、薄く薄く塗り重ねないといけませんヨ!


今回、エビ玉はこの透き漆と赤漆ベースの変わり塗りに

しようかと思います。

なんせ赤系漆もケッコウ余っていますので・・・・・・。