伝家の宝竿 「帆ノ介」 ブログ -131ページ目

9月19日 杉津釣行 チヌ、再び

昨日の続き


ダンゴの投入を止めて1時間後、ボラの群れが小さく

なってきました。


そして時折、チャリコやフグが釣れて来ます。

こうなるとと柔らかいエサではもちませんのでサナギを

多用していきます。

比率的にはサナギ:オキアミ:シラサ=8:1:1


この時点で秘かに今日もサナギで仕留める!

と決め込んでいました。

丸貝も使いたかったのですが、今日は小粒の丸貝が手に

入らなかったので刺しエサには使わず撒きエサにしてました。


適度にボラ/コノシロが居残っていましたので

そのままダンゴは打たずに落とし込みで本命アタリを

待ちます。


するとサナギが取られるようになりました。

フグのカジリ跡が付いた状態もありましたが

大半は丸々取られていました。


直前のアタリ方からするとボラが吸って吐いてを繰返しいる

内にハリから外れたような感じです。

実際に1回だけボラをかけてしまいましたが、その時も

サナギでした。


そして夕方5時頃に潮向きが変わりました。

直前にはダンゴを打とうかなぁ~と思っていましたが

潮上ではYさんがダンゴ釣りしてましたのでほど良く

ダンゴが効いている感じでしたので相変わらず落とし込み

で様子を見ます。


結局、2時以降はいっさいダンゴを打たずに終えました。

もし、単独釣行なら少しはダンゴを打っていたかもしれませんが

これだけ長時間ダンゴを打たないのは初めての経験です。


こんな状態でゴールデンタイムを迎えましたが

秘かに何とかなりそうな気配を感じていました。


そして・・・・・6時になり薄暗くなりかけた頃に

フカセ仕掛けのロッドを片付けて、いつ迎えがきてもいいように

最低限のタックルで釣りはじめました。


最後まで諦めずにつり続けるとサナギで大きなフグを掛けました。

そしてそいつが海面でサナギを大量に吐いたの見た瞬間、

なぜか分かりませんが「チャンス!」と感じました。

根拠はなにもありません。


でも、チャンスの予感が的中するのでした。


次の一投、ぶっこみ仕掛けでサナギを投入して

着底後すぐに何の前触れもなく、

「ガツッ」と前アタリ!

明らかに今までのアタリとは違い節のある前アタリです。


すぐに手持ちに変えて待つと、「グッ、グー、グーーー」と

本アタリ発生!

すかさずフルスイングし、重量感を感じましたのですばやく

底を切るためにすばやくリトリーブ開始です。


中層までくるとコンコンと竿を叩く引きにチヌを確信して

慎重に取り込みます。

無事にタモ入れされたのは40cm級のチヌです。

銀ピカの回遊チヌです。


スカリに入れる手間がもったいなく、筏の上に放置プレイして

時合い連荘を期待して、次の一投です。


今度も同じように着底後すぐに同じようなアタリが発生し、

アワセも決まりますがサイズダウンを確信する引きこみでした。

案の定、上がってきたのは30cmのチヌ


ここで2匹のチヌをスカリに入れて、次を狙います。


すると今度はモゾモゾしたアタリが続きます。

もしかして良型のアタリかも?

内心ドキドキしながら押さえ込むアタリを待ちますが

なかなか押さえ込みません。


かなり、暗くなってきましたので焦りもあったのか

少しもたれるようなアタリが発生したときにフルスイングしますが

ス・バ・リ・・・・・・です。


やってしまいました・・・・


次も狙いますがどうやらフグに変わってしまったようで

本アタリが出ずに回収するとサナギが取られています。

こんな状態を3回ほど繰り返すと、迎えの船が来ましたので

これにて納竿となりました。


最後の時合いは1号中通しのぶっこみではなく

4Bぐらいのフカセ仕掛けのほうが良かったかと思います。


なぜなら、仕留めた2匹とも着底後、即アタリですので

少しでも違和感なく、着底させたほうが良かったはず。


もしかしたら3回目のアタリがホントに大型チヌなら

難なく本アタリが導き出せたかも・・・・・


タラレバですが・・・・・




夕方、薄暗かったので筏での写真はありませんが

今日の釣果です。
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お腹を裂くと胃袋にはほとんど何もありませんでした。

たぶん回遊して間なしのチヌだったのでしょう。


また、内臓にはけっこう脂肪を巻いてました。

身にも脂がのっていて刺身と塩焼きでおいしくいただきました。



翌日、タックルを洗った時の写真ですが

ダンゴが大量に余りました。
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この時期は15~18kgぐらいのダンゴを用意して行きますが

今回はなんと11kg余りました・・・・・。


いつもなら残ったダンゴは冷蔵庫の野菜室に入れて次回の足しに

しますが、今回はなんとか冷蔵庫に収まりはしましたが、野菜が

入らなくなりました。


こうなったら一刻も早く、ダンゴを無くさねば!

嫁さんへの言い訳もできたので早急に釣行しようかな?


9月19日 杉津釣行 ボラ襲来

3連休中日の昨日は杉津/丁持屋へ行きました。


3時に自宅を出発してYさんを迎えに行き、

道中にエサ屋によってオキアミ、シラサ、サナギ、アケミ貝

を購入します。


5時に丁持屋に到着し、駐車場から一輪車でタックルを

桟橋に運びます。


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5時でも薄暗く、肌寒いので秋の気配を感じました。

しかし、日中は29℃の予報ですのでまだ夏釣りの予感が

します。


5時30分に出船ですが、1番船は私たちだけでしたので

1号筏に渡してもらいます。

丁持屋さん曰く「一番釣れている筏やから今日も釣ってや!」

「がんばるわ!」と返事をしていよいよ実釣開始です。


いつもなら1号オモリの「ぶっこみ仕掛け」でモーニング

を狙いますが、今日は杉津にしては珍しく無風のベタ凪

ですので「フカセ仕掛け」に5Bガン玉で落とし込みます。


まずはシラサ、オキアミで落とし込みますが、着底後に

アタリが多発します。

瞬殺されませんのでフグではなささそうですし、1ヶ月前に

たくさん居たマハタでもなさそうです。


そこでサナギで落とし込んでみると弱いアタリが発生しますが

サナギは無傷で生還してきます。


とりあえず、瞬殺されませんし間合いの長い釣りができます

のでチヌが居ればそのうち食ってくるはず!

しばし、ダンゴは打たずに落とし込みに専念します。


30分後にとなりのYさんがダンゴを始めますが

私はもうしばらく落とし込みで様子を見ることにしました。


それから30分ぐらい経って、となりのYさんが竿を曲げています!

しかし、中層ぐらいで痛恨のハリはずれ!

回収後にハリについてきたウロコをみると

正体はボラでした・・・・・。


朝からのへんなアタリの正体はボラとコノシロの

仕業だったのかもしれません


前から杉津はボラ/コノシロの魚影が濃いと思っていました

が今回は朝から大群に襲われ結局、納竿まで途切れること

がなかったので改めて実感しました。


わたしもダンゴ釣りに切り替えてチヌの居場所を

探ります。


まずはボラ群の中に居るかどうか?

ダンゴが割れてもしばらくダンゴ煙幕の中に

刺しエサを留めて様子を見ますがボラのスレアタリ

ばかりで押さえ込むチヌアタリは発生しません。


今度はボラ群の外側に居るかどうか?

ダンゴが割れてからラインを出して刺しエサを

煙幕の潮下に流して行きますがここでもチヌアタリ

は発生しません。


次にダンゴは別打ちして煙幕の2,3m外側を

落とし込みで探りますがここでもチヌアタリが

発生しません。


前回の釣行でチヌは浮き気味でしたので3Bガン玉で

ゆっくり落とし込んだり、ダンゴを中層で割ってから

ゆっくり落とし込んだりしてみましたがそれでも

チヌアタリが発生しません。


どんなつり方をしても相変わらずボラアタリは頻発してます。

海底びっしりとボラの大群で覆われているかのようです。


いろいろな釣法を試している間にとなりのYさんが

なんと5匹もボラを掛けていました。

しかもかなりの巨ボラです。


巨ボラの大群・・・・・

もしかしてチヌもビビって近寄れないのか?


そこで・・・・

遠投して様子を見ますが結果は同じ・・・・。


ホントどこにチヌがいるのでしょうか?


あれこれ試していると・・・・・

いつの間にか2時になっていました。

Yさんはお昼寝ねタイムです。


私はダンゴを打たずに広角に探りながら

ボラが散らないかなぁ~と淡い期待をしていました。


するとさすがに1時間近くダンゴを打っていないので

ボラが若干減ったようです。

ここからが勝負です!

時合いを逃さないよう集中しながら釣り続けます。


今日はここまで。

明日の釣行

今日、第一希望の渡船屋に予約をいれると・・・・

満員でした。さすが3連休の中日!


そして、先ほど第二候補の筏に連絡すると・・・・

OKでした。とりあえずホッとしました。


明日はYさんとの釣行です。

いい釣りができますように!


今からヌカダンゴを練って早めに就寝し、

3時に出発します。