9月19日 杉津釣行 チヌ、再び
昨日の続き
ダンゴの投入を止めて1時間後、ボラの群れが小さく
なってきました。
そして時折、チャリコやフグが釣れて来ます。
こうなるとと柔らかいエサではもちませんのでサナギを
多用していきます。
比率的にはサナギ:オキアミ:シラサ=8:1:1
この時点で秘かに今日もサナギで仕留める!
と決め込んでいました。
丸貝も使いたかったのですが、今日は小粒の丸貝が手に
入らなかったので刺しエサには使わず撒きエサにしてました。
適度にボラ/コノシロが居残っていましたので
そのままダンゴは打たずに落とし込みで本命アタリを
待ちます。
するとサナギが取られるようになりました。
フグのカジリ跡が付いた状態もありましたが
大半は丸々取られていました。
直前のアタリ方からするとボラが吸って吐いてを繰返しいる
内にハリから外れたような感じです。
実際に1回だけボラをかけてしまいましたが、その時も
サナギでした。
そして夕方5時頃に潮向きが変わりました。
直前にはダンゴを打とうかなぁ~と思っていましたが
潮上ではYさんがダンゴ釣りしてましたのでほど良く
ダンゴが効いている感じでしたので相変わらず落とし込み
で様子を見ます。
結局、2時以降はいっさいダンゴを打たずに終えました。
もし、単独釣行なら少しはダンゴを打っていたかもしれませんが
これだけ長時間ダンゴを打たないのは初めての経験です。
こんな状態でゴールデンタイムを迎えましたが
秘かに何とかなりそうな気配を感じていました。
そして・・・・・6時になり薄暗くなりかけた頃に
フカセ仕掛けのロッドを片付けて、いつ迎えがきてもいいように
最低限のタックルで釣りはじめました。
最後まで諦めずにつり続けるとサナギで大きなフグを掛けました。
そしてそいつが海面でサナギを大量に吐いたの見た瞬間、
なぜか分かりませんが「チャンス!」と感じました。
根拠はなにもありません。
でも、チャンスの予感が的中するのでした。
次の一投、ぶっこみ仕掛けでサナギを投入して
着底後すぐに何の前触れもなく、
「ガツッ」と前アタリ!
明らかに今までのアタリとは違い節のある前アタリです。
すぐに手持ちに変えて待つと、「グッ、グー、グーーー」と
本アタリ発生!
すかさずフルスイングし、重量感を感じましたのですばやく
底を切るためにすばやくリトリーブ開始です。
中層までくるとコンコンと竿を叩く引きにチヌを確信して
慎重に取り込みます。
無事にタモ入れされたのは40cm級のチヌです。
銀ピカの回遊チヌです。
スカリに入れる手間がもったいなく、筏の上に放置プレイして
時合い連荘を期待して、次の一投です。
今度も同じように着底後すぐに同じようなアタリが発生し、
アワセも決まりますがサイズダウンを確信する引きこみでした。
案の定、上がってきたのは30cmのチヌ
ここで2匹のチヌをスカリに入れて、次を狙います。
すると今度はモゾモゾしたアタリが続きます。
もしかして良型のアタリかも?
内心ドキドキしながら押さえ込むアタリを待ちますが
なかなか押さえ込みません。
かなり、暗くなってきましたので焦りもあったのか
少しもたれるようなアタリが発生したときにフルスイングしますが
ス・バ・リ・・・・・・です。
やってしまいました・・・・
次も狙いますがどうやらフグに変わってしまったようで
本アタリが出ずに回収するとサナギが取られています。
こんな状態を3回ほど繰り返すと、迎えの船が来ましたので
これにて納竿となりました。
最後の時合いは1号中通しのぶっこみではなく
4Bぐらいのフカセ仕掛けのほうが良かったかと思います。
なぜなら、仕留めた2匹とも着底後、即アタリですので
少しでも違和感なく、着底させたほうが良かったはず。
もしかしたら3回目のアタリがホントに大型チヌなら
難なく本アタリが導き出せたかも・・・・・
タラレバですが・・・・・
夕方、薄暗かったので筏での写真はありませんが
お腹を裂くと胃袋にはほとんど何もありませんでした。
たぶん回遊して間なしのチヌだったのでしょう。
また、内臓にはけっこう脂肪を巻いてました。
身にも脂がのっていて刺身と塩焼きでおいしくいただきました。
翌日、タックルを洗った時の写真ですが
この時期は15~18kgぐらいのダンゴを用意して行きますが
今回はなんと11kg余りました・・・・・。
いつもなら残ったダンゴは冷蔵庫の野菜室に入れて次回の足しに
しますが、今回はなんとか冷蔵庫に収まりはしましたが、野菜が
入らなくなりました。
こうなったら一刻も早く、ダンゴを無くさねば!
嫁さんへの言い訳もできたので早急に釣行しようかな?