「退職代行ビジネス」と「就労支援」?
「代行ビジネス」といっても今回の話題は、「退職代行ビジネス」です。最大手の「モームリ」が、弁護士法違反容疑で家宅捜索を受けましたが、そのうちくると思っていました。グレーゾーンを攻めて、とうとう一線を越えたという印象です。このビジネスがここまで成長し(なんと6人に1人:マイナビ調べ2024年)、「目をつけられた」「見せしめ」的な側面もあるかもしれませんね。グレーゾーンを攻めるビジネスだからこそ、ガバナンスを効かせてほしかったところですが、スタートアップ企業でちょっと脇が甘かったのかもしれません。実は、「退職代行ビジネス」は障害のある方も使っている人がいます。個人的にはよくできたビジネスで、最初はこういうビジネスもありかな・・と思いましたが、サービスが進化(過剰)になり、会社側との手続きじみたことや、交渉じみたこともやるようになりました。労働者にはほとんどストレスなく、全部やってくれます。今は、あまりの簡単さや、弁護士・医療・組合をチラつかされる事業主の身になると違和感を感じています。それともう一つ、気になるが同社とメンタルクリニックとの提携です。1回の通で診断書、そして休職、傷病手当金手続き、こちらはもしかして医師法違反がからむかもしれません。場合によってはクリニックにも捜査が入るかもしれませんね。「提携」の中身や診断の根拠が曖昧だと大問題になります。その場合は傷病手当金は健保に返還することになります。ふと気づいたことですが、実はベテラン就労支援者の中にはよく似た動きをする人がいます。もちろんお金をいただくことはありませんが、伴走するというよりは、本人に代わってこのあたりをまとめ上げます。こちらもちょっとグレーです、気持ちはわかるのですが気をつけてくださいね。