(障害者雇用)直ぐにできる「風土醸成」方法
人事担当者からのご相談で、なかなか障害者雇用の風土醸成が上手くいかない・・・。配属する部署探しが大変で頭を抱えておられました。先ず、隗より始めよと人事部門で数名採用し事務サポートチームを作りましたが、今度は、各部署へ仕事の切り出しの依頼をしても鳴かず飛ばずでさらに困っておられました。詳しくお聴きすると、わりと本社ではハイパフォーマンスの社員が多く、とにかく障害者雇用に関しては無関心とのこと。障害理解として、年1回、外部講師を招いて障害者理解の研修と、全社員向けのe-ラーニングを実施しているとのことでした。ちょっと、研修やe-ラーニングの資料を拝見すると、そう悪くない内容です。(というか全然いい内容)このような会社は多いのではないでしょうか。表面的には、「大事ですよね」「やらないといけないですよね」ですが、実は多くの部署では「そもそも障害者雇用はできたら避けて通りたい・・」が本音です。企業風土や文化は「本音を強化するシステム」が機能しています。ですから、そもそも研修やe-ラーニングでは変わるはずがありません。言い方を変えると、各部署または会社全体に「障害者雇用は避けて通りたい」の風土・文化があり、それを機能強化させるシステムが存在していることになります。そんな文化のあるところに配属しても上手くいくのは難しそうですよね・・それらを変えるためには、そのシステムに目を向ける必要があります。システムを変えるためには、以下の方法があります。・大きく制度・仕組みを変える。(ちょっと大掛かりです)・リーダーの言説・行動を変える。(企業トップ、又は各部門のマネージャー)個人的には、リーダーの言説・行動が即効性があり安価です。言説といっても建前でお茶を濁すような内容では、そもそもリーダーか?と見られます。人や組織を動かすにはリーダーが自身の考えを語ることが有効です。さらに、行動としては、社長が障害者に取り組む部署や特例子会社を訪問したり、障害のある従業員と座談会をするなどよいかもしれませんね。1年に数回でもこういう振る舞いをすることで企業風土・文化は変化します。企業風土・文化が変わると、障害者にとって働きやすい雰囲気となり、先の部署の受け入れにも変化が見られるようになると思われます。12月の障害者週間、今なら起案すれば間に合うかも。☺