(障害者雇用)「障害」=「リスク」という認識自体が「リスク」 ~ ニュースより ~
発達障害であることを告げた後に解雇…横浜地裁「障害者差別で違法」会社に80万円賠償命令(引用:弁護士ドットコムニュース、2026.01.29)発達障害であることを告げた後に解雇…横浜地裁「障害者差別で違法」会社に80万円賠償命令 - 弁護士ドットコムニュース発達障害を理由に不当に解雇されたなどとして、元従業員の男性が横浜市内の会社を相手取り、慰謝料など計300万円を求めていた訴訟で、横浜地裁(高木勝己裁判長)は1月29日、計80万円の支払いを命じる判決を言い...www.bengo4.com個人的には結構、重要な判決だと思いました。実は、手帳を使って障害者雇用枠で働く人だけでなく、いわゆる障害を伝えないで働く「クローズ」の方もたくさんいます。まだまだ障害者枠での働き方が、職域が限定、待遇面の差、キャリアの機会の不利などがその理由です。この判例では、クローズで働く人が、障害をオープンにしても不利益を被ることはないことになります。今後、もし障害を伝えたことが原因で契約が更新されなかったり、重要な業務から外されたりしたら、はっきりNGになりそうです。クローズで働く障害のある方の中でも、やはり障害を伝えて適切な配慮得たいと悩む方も結構いて、相談を受けることがあります。ただ、今の職場で安定して働けているので、勇気をもって伝えたら会社側の態度が急に変わったなんてことがあります。ラインの上司がいい方でOKでも、さらに上司や人事が「障害」=「リスク」と認識してしまうことがあるからです。(黙っていたことを責める感情も入っているかもしれませんね)個人的には、特に大企業は上手くいかないことが多い印象です。クローズで特に困っていなければ、伝えない方がよいと思いますが、どうしても配慮を得る必要がある場合は十分に戦略を練って臨むことをおススメしています。※支援者としては、こういうイレギュラーな事態に、企業の格、人の器をちらっと見ることができます。一方で企業の言い分からすると、安全配慮義務上、社員の障害や疾病はきちんと伝えてもらわないと・・という側面もあるかもしれません。しかしながら「障害」=「リスク」という認識自体が「リスク」になる時代になります。「障害」は属性であり、病名や「疾病性」でなく「事例性」において判断していくことが必要になります。もし、欧米の支社で同様の訴えがあった場合は、80万円にとどまらず0が何個もつきそうです。💦