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関門海峡にワイヤを架け、最高時速100キロ超で滑り降りる
国内最大級のアトラクション「メガジップライン」をつくる構想があるようです。
利用者はうつぶせの状態でつるされ、ワイヤについた滑車で下関側から門司側に頭を向けて一気に滑る
最高時速は約110キロに達し、約1分半で到着する
想定する料金は1人2万8000円
事業費は十数億円見込み
だそうです。
バブル時代みたいな構想ですね。
時代錯誤やな。頓挫しそう
関門海峡は地理的、歴史的にとても興味深い場所です。
一番狭いところで約650m
一番深いところで水深約47m
多い時には一日に約1000隻の船舶が航行
潮の流れが速いことで有名です。
<潮位>
関門海峡内ではその地形から非常に複雑な潮汐変化が生じています。潮の干満の差は周防灘が大きく約3.8メートル、響灘側は約1.5メートルで、この潮位差が海峡内の急潮流や複雑な潮汐の原因となっています。
<潮流>
関門海峡は響灘と周防灘の潮汐の影響を受ける狭く細長い海峡であり、両側で生じる潮位差により関門海峡の一番狭い早鞆瀬戸(はやとものせと)では約9.4ノット(※1ノットは時速1.852Km)の潮流が発生します。
みち潮時は西流れ、ひき潮時には東流れとなり、1日4回約6時間ごとに向きを変えます。
響灘は海峡の西側、周防灘は東側です。
門司側から関門海峡を見物したことがあります。
潮流を示す大きな電光掲示板があります。
西流れのときはW、東流れのときはEがともります。
大小さまざまな船がひっきりなしに行き来していました。
対岸はすぐ近くに見えます。
狭いところに巨大な船が通るのは壮観です。
ここが壇ノ浦の合戦の場だと思うと、本当に感慨深い。
赤間神宮 壇ノ浦の合戦で入水した安徳天皇を祀る
源氏は潮流を味方につけて勝利したようです。
確かに、潮の向きで有利不利が全然違うのが、見ているとわかります。
ところで、古戦場跡は「出る」という噂です。
そんなところを面白半分に滑空したら、事故が起こるかも。。。
地理と歴史の知識があると、出かける先で深く楽しめますよ。
裏メニューあります。
こちらの生徒さんには英数理(理科は物理と化学)を教えています。
理科と英語は現在中学レベル
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滋賀県出身 京都大学法学部卒
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ここはかつて、壇ノ浦の戦いの舞台になったところです。
潮流を利用して源氏が勝利したようです。