ご訪問ありがとうございます。

 

 

なんちゅうタイトルですねん笑

 

それなりの内容です。ご機嫌に過ごしたい方はスルーしてくださいね。

 

でも実は、主に50代以上の、特に既婚男性にこそ読んでほしいと思います。

 

「この人大丈夫かいな」と思う人が(特に健全な家庭で育った方)いると思います。

 

こうなることを見越して、正月明けにセラピーを予約してあります。

 

 

 

母の「お正月をちゃんとしないと」毒気に当てられてかなり参りました。

 

母は、お正月料理を手作りすることにこだわります。

 

ホテルや料亭の色んなお節が選り取り見取りなのに。

 

お節づくりは、彼女の「主婦としての腕前」を披露する、プライドをかけた戦いなのです。

 

 

ずいぶん前に、大統領補佐官になったゴンドリーザ・ライスという女性がいました。

 

確か、若くしてハーバードかスタンフォードの教授になった天才的頭脳の持ち主です。

 

母が、テレビを見ながらライスに

「でもあなたはお節を手作りしないでしょ」

と、いちゃもんをつけていました。

 

謎マウント。。。

 

 

 

作るだけなら本人の趣味でご自由にどうぞ、ですけど、

 

「私がこんなに苦労して作ったんだから、ちゃんと食べなさい」

 

という圧もすごくて。

 

別に頼んでないんですけど。

 

「大変ならやめれば」って言うと、また逆上します。

 

結局、いつも怒られなければいけません。

 

この辺、似たような母親がいる人は秒で分かりますよね。

 

 

食べる順番、おかずの取り方、取る量etc注文が厳しすぎます。

 

少しでも気に食わないことがあると、怒り炸裂。

 

最近は、学習能力が低い父に雷が落ちることがほとんどです。

 

子どもの頃は、私もしばしばとばっちりを食らいました。

 

食事時(そうじゃなくても)、いつ怒声が飛ぶかわからず、常に神経をとがらせていました。

 

生きた心地がしませんでした。

 

 

ちなみに、半年ぐらい前から、両親と食卓を囲んでいません。

 

両親が食べて、終わると私が一人飯をします。はっきり言って一緒に食べるよりずっと気楽です。

 

 

 

おそらく、母も自分の母親(つまり祖母)にそれなりに育てられたせいで、自律神経がおかしくなっているのでしょう。

 

過緊張と虚脱状態を行ったり来たりする状態なのだと思います。

 

過緊張とは「逃げる・戦う」、虚脱とは「凍りつき」ですが、この辺りは下記の本に詳しく書いてあります。

 

 

 

 

今でも母は、モーレツに働く、ぐったり寝込むの間を行ったり来たりします。

 

くつろぐというモードが存在しません。

 

親がくつろいでいることが、腹側迷走神経が育つのに必要らしいです。

 

腹側迷走神経は「社会的つながりのシステム」の神経と呼ばれています。

つながりモードです。

 

他者と心地よく一緒にいるためには、ある程度心拍が緩やかに下げられていないと快適ではないわけです。

 

この神経が働くことで、誰かといて「たたかう、逃げる」モードにならず、「つながる」ことができます。

 

(「今ここ神経系エクササイズ」浅井咲子著 梨の木舎 36ページ)

 

 

昔から、人と一緒にいるとざわざわしてくることや、疲れやすい一つの理由が分かりました。

 

ちなみに、様々なセラピーやカウンセリングのおかげで、10代や20代の頃に比べてだいぶましです。

 

 

話を戻すと、

 

食べ方の順番など、家族のあらゆる言動が母のトラウマの引き金を引くようです。そして、すさまじい反応を起こすようです。

 

 

幼い子供にとっていかに過酷か。

 

脈絡なくいきなり怒鳴りつけられるのは、本当に恐怖でした。

 

右矢印不適切な養育で傷ついた私の脳

 

 

母は1946年(昭和21年)4月生まれ、

 

女子の大学進学率一桁%の時代に上智大学文学部に進んだ秀才です。

 

大学ではバリバリ勉強したそうで、パラダイス大学生をやっていた私に苦言を呈したこともあります。

 

年中無休24時間頑張っている母には、私がダラダラすることは許せないのでしょう。

 

勘のいい方は、1946年(昭和21年)

に、時代背景を感じたかもしれません。
 

当たり。

 

戦後の混乱期です。

 

文字通り、生きるか死ぬか。

 

食糧が不足して、母方の祖母は、着物を農家にもっていって引き換えに野菜をもらってきたそうです。

 

「はだしのゲン」という漫画に描いてあったな・・・

 

祖母が常時サバイバルモードで日々を過ごしていたことが想像されます。

 

それが母に受け継がれ、そして私に・・・

 

戦争が継続しているということです。

 

毒親問題は、時代背景、社会構造を抜きには考えられません。

 

 

ちなみに、母は三人姉妹の長女、そして私は四人姉妹の長女です。

 

最初の子どもは、親が子育てに不慣れだから、どうしてもメンタルが不安定になりやすいようです。

 

負の遺産を受け継ぎやすいということでしょうか。

 

三人の妹も、それぞれ精神面に不調をきたしましたが、何と家庭を築いて子供も設けています。

 

私には到底考えられません。


妹は、それでもまだましなのかなと思います。

 

 

さて、母は結婚を機に、生まれ育った神奈川県からど田舎の当地に引っ越してきました。

 

父の会社が当地に新しい事業所を設けて、そちらに配置になったからだとか。

 

 

50年前の都市地方格差は今よりはるかに大きく、教養ある女性には恐ろしい環境でした。

 

回りは高卒や中卒の女性ばかり、もちろんいじめのターゲット。

 

あちらも「大卒女性」に恐怖して、「攻撃は最大の防御」だったのかもしれません。

 

明治生まれでコチコチ頭のお姑さんと同居!

 

嫁姑関係についてはご想像の通りです。

 

夫すなわち父は企業戦士で不在!

 

母子家庭で育った父は、嫁姑の揉め事があると自分の母の側に付くのが普通。

 

 

家庭に緊張感が満ちていることが伝わるでしょうか。

 

敏感な気質をもって生まれた子供が育つ場所としては、(以下略)

 

 

 

母は、異郷の地で孤立無援、歯を食いしばって結婚生活を遂行しようとしたようです。

 

料理は、父やお姑さんに自分の存在意義を示す手段だったと思います。

 

 

いつもイライラしながら手作りするなら、ご飯なんか出来合いのお惣菜で、母がご機嫌でいてくれた方がよかったけど。

 

「そんなに怒るなら料理作らなくていい」とでも言おうものなら、「好きで作ってる!」とキレました。

 

たぶん、「好きでやってる」と自分を納得させていたんでしょう。

 

そうでもしないとやってられない。

 

 

四人姉妹を一人できりきり舞いして育てている「戦場」で、

 

そんな時、気位が高いお姑さんは「お琴を弾いていた」と言うから、修羅場です。

 

 

若い母親がこんな状況で子育てするとどういうことが起こるか、最近では広く知られてきました。

 

でも1970年代は「母親神話」全盛期。

 

母親なら、こんな壮絶な環境でも

「子どもが可愛いから全然大丈夫」

と言うのが当たり前。

 

不平不満を言うのは愛情不足だと叱られます。

 

今でも年配の人を中心にそういう風潮はありますが、当時は鉄壁だったでしょうね。

 

 

母親も人間だから、キャパを超える負荷がかかると、そのストレスは弱いもの、つまり子供に向かいます。

 

愛情は有限です。

 

当たり前の事実が、母親と言う存在を神聖視・特別視することで覆い隠されてきたと思います。

 

「母の愛」を男性が唱える時、私は胡散臭い気がします。

 

 

 

私の母についていえば、

 

「こんなはずじゃなかった。もう嫌だー❕」

 

って何もかも放り出して実家に帰ったらよかったのに。

 

 

二人の妹(私から見て叔母)に対する面子が潰れる、自分の親にも弱音を吐けない関係だったから、無理だったのかな。

 

 

この辺り、妹や親に弱みを見せられない私と共通しています。

 

まぁ、家族以外に弱音を吐ける人がいるからいいけど。

 

 

お正月って毒家庭のHELLみが増すわ。。。(しみじみ)

 

 

 

 

まとめ

 

母親が自己犠牲をやめることが、子供の幸せの第一歩。

 

男性は知らんふりしないように。

 

 

暗くて長くてオチがない話を、最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

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