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過去記事の再アップです。
(2019年12月30日)
自由でアカデミックな校風にしびれて、でも学部選びが微妙だった・・・
超難関に鳴り物入りで入学したら「あれっ?思ったのと違う」となったお話の続きです。
法学部は法律学科と政治学科に分かれていませんでした。というわけで、退屈な法律から逃げて、まだしも面白そうな政治学の講義を取るようになりました。
あとは、ですね…ここが京大(当時の)の面白いところですが
農学部に社会的関心の強い先生がいて、学部横断的な勉強会を開いていました。
和歌山県のミカン農家さんが、省農薬(完全無農薬ではないけど、標準に比べると、除草剤ぐらいにとどめる)みかんを栽培するのを支援しつつ、農業や環境問題を議論するゼミでした。農学部や理学部の学生さんと議論するほかに、蜜柑山に出かけて、摘果(摘果;実を間引く)や、害虫の調査、みかんの収穫などの楽しいイベントがありました。
みかん山には泊まれる小屋があって、みんなで雑魚寝して、薪で炊飯しました。キャンプみたいで楽しかった。夜は飲みながらあれこれ語り合うのですよ。
法学部の学生さんは、社会に問題意識がある人が少なくて、そんなこと考えても仕方ない、うまく世渡りすればいい、という感じで、面白くなかったのです。
というわけで、法学部では単位を稼ぎつつ、週一回の農学部通いが楽しみになってました。
もう一つは音楽サークルですね。ピアノや弦楽器でクラシック音楽を楽しむ人たちのサークルです。
とにかく弾いてました。上達しましたね~
ベートーヴェンのピアノソナタ第23番「熱情」を、サークルの定期演奏会で弾くという無謀なことも致しました。
若気の至りです笑
ピアノに繊細な性格が表れている、と言われるのが嫌でした。
冒険もしました。
農学部の先生は、カザフスタンの環境問題にも関心を持っていて、定期的にフィールドワークに通っていました。そこに同行して調査を手伝うはずが、私のお仕事がなくなりました。さてどうするか?そうだ、シベリア鉄道に乗ろう!
女は冒険だ笑
役に立つかどうかわからない、こういう経験がきっと一生の思い出になるのです。
振り返れば、どこかでいつも、
自分の存在意義に悩み続けていたと思います。難曲に挑戦するのも、シベリア鉄道に乗るのも、達成すれば違う世界が見えるのでは、と期待していたのかもしれません。
綺羅星のごとき秀才とご一緒しました。
素晴らしいことなんですが、すごすぎる人たちを見ると、理系はありえない、と思ったかもしれません。
まわり中賢い人ばかりで弱みを見せられない
繊細な自分が嫌い、強くなければと思う。
幼いころから、「妹の手前弱みを見せられない」と気張っていたことや、繊細な側面を抑え込んでいたことなどが、だんだん負担になっていたようです。。。
私がどうして内面の旅に出たか、語ると長くなります。
改めて自己紹介(リンク)
書くと癒されますね~
なんだかんだ言って、私はよくやった。
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