数学のロマンを愛する皆さんへ
数学のエンターテイメント教師ホモ・ルーデンスです。
縁あって、子育て講演会に行ってきました。
話し手は、インド系アメリカ人、シェファリ・ツバル博士です。
日本ではほとんど知られていない彼女ですが、子育ての専門家・作家としてアメリカでは広く知られた方だとか。
心理学の博士号を取得する知性と、東洋の叡智を併せ持つまれな方。←私はここに惹かれました。
以下、私個人の心に響いたことを書きます。主観や解釈が入ってしまいますから、そこはご了承ください。
そもそも、独身の私がこの講演会に行くことにした理由は
なぜ親がそういう言動をしてしまったのか、
あの時両親はなぜあんな言い方をしたのか
その謎を解くことにより、いまだ心にわだかまり続ける、親への恨みつらみを少し癒そうと思ったからでした。(「手放す」とか、かっこいいことは言うまい。)
謎はかなり解けました。
博士の言葉を借りれば、私の両親も世の例にもれず、
たくさんの「チェックリスト」、言い換えれば「この子をちゃんと育てるためにあれしなきゃ、これしなきゃ」に縛られて、必死に子育てしてきたようです。
子供をちゃんと育てることで、自分がちゃんとした親として、社会的文化的に承認されるのですね。
チェックリストがどこからくるかというと、文化的な規範のようです。
日本もインドも、この文化的な縛りがとてもきついと、博士は言っていました。納得です。
私がとても安心した言葉は、
女性は子供を産んで一人前だと強く思い込んでいる。そのように刷り込まれている。(それがチェックリストですよ)
それ、関係なかったんですね。いやー、子孫繁栄の努力をちっともしなかった身としては、心が緩みました。本当にありがとう!
余談ですが、これを着て行って自己PRしようかともくろんでいましたが、すぐ帰ったのであまり関係なかった汗
でもラマヌジャンですからね。その心は、インドの叡智と西洋の合理主義。
それはともかく
お話を聞いただけで、癒されました。
博士の深い精神性がなせる業なのかもしれません。お話がまた明快で面白くて、でも深くて。講演はTEDでたくさん見られるということです。インド生まれの人の英語って、なんだか聞き取りやすい。英語力について自信回復しました。世界言語なんだから、英米の発音や聞き取りに、そんなにこだわらなくていいと思う。
あ、話がそれた。まぁ、主観ですからね笑
子供のころ、こんな風に理解されていたら・・・
親がこんな風に育ててくれたら・・・
と思って、自分の内なる子供が癒されました。
すっかり大きくなった子供が指数・対数を勉強しています笑
博士はまた、文化的な条件付けからの解放、のようなことも言っていました。
文化はおそれに基づき、私たちにチェックリスト(行動規範のようなものですね、それも心の奥深くに刷り込む)を渡します。
おそれとは・・・
みんなに好かれないといけない。生きていけない。お金が無くなる。などなどです。
2011年から2014年にかけて、自己解放、自分を見つめることにかなり傾倒しました。(今も続く)
博士の言葉を聞きながら、瞑想していた時の感じがふと思い起こされました。
やはり、インドの方なのですね。
博士のご著書(訳書)は絶版とのことですが、原書を取り寄せてみるのも手ですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
数学が少し身近になればうれしく思います。
****************************
HSP気質の私が塾講師を好調に務めている
40代からの数学Ⅲ独学 に役立てた
ビジネスの現場はストレスがいっぱい。セルフケアの方法を知っていると、かなり違います。
ビジネスマンのためのブレインジム/脳の筋トレ
1,080円
Amazon |
編集に協力しました。
東洋の陰陽五行をベースにした、心身のバランスを整える健康法
完全版 タッチフォーヘルス―誰でもが使えるホームケアの決定版!指圧を使った自然健康法の実践ガイド
10,584円
Amazon |
翻訳に協力しました。
最近の人気記事