<前回までの目次>
① 自分らしさとは 〜 一次の概念
② 心を分解しよう 〜 4つのハートポイント
③ 自分を構成要素を知る 〜 7つの資質
構造心理学入門、4回目の今回は
自分を狭める色々な原因についてです。
前回自分を全方位生かすために
自分のスペック(7つの資質)を
学んだわけですが、、、
自分の持っているスペックを
全方位生かせてる人いますか?
・・・あまりいない思います。
ちょっと狭まってしまってるな、
と感じる方も多いのではないでしょうか。
狭めてる 元凶 7種類を
今日は見ていきましょう!
ブロック
過去の負の感情や痛みを避けるために作られたパターン。
スムーズに行くものを行かせない、ストレスがかかる。
感情に影響を及ぼしやすい。
例)
・昔、田中くんに振られたから、田中という名前を見るとザワザワする
・犬に噛まれたから、どんな犬も怖い
処世術
社会など外の世界で成果を出して行く時の常識的な物事に沿うパターン。
4つのハートポイントの心理と連動しやすい。”普通”にしようとする心理。
例)
・法人に行くならスーツで行ったほうがいいよね
・お母さんの地雷踏まないように行動しよう
このブロックと処世術が2トップ!
ほとんどの方がここでつまづいています。
環境設定
どんな人でも生まれた環境、今いる環境、周りの環境などに場で設定されてしまう。
良い環境でも悪い環境でも、制約はかかる。環境によって作られた枠。
例)
・王家に生まれたので平民の暮らしは知らない、知覚がない
・貧乏で育ったのでお金のある状態がイメージできない、知覚がない
リスク
リスクは正しい量を把握し、リスク対策する。
過剰に対策しないことが重要です。
1) 成果につながるリスクはとる
2) 対処するリスクは本当にリスクなのかを確認する
日本人はリスクを過大評価し、過大にリスク対策しすぎる傾向があります。
リスク対策している時は、可能性を取れなくなるので要注意。
貯金、保険、親御さん・お子さんの心配しすぎてる方、いませんか?
ご自身の人生を生かさずに、他人や未来の心配しすぎないように。
一貫性
長期的に一貫してしまっていることは
良いことも良くないことも一貫していると知覚が狭くなる。
例)
・ずっと同じ髪型をしているともっと似合う髪型があるかもしれないけど知り得ない
・一つの仕事しかしたことがないと仕事のバリエーションを知り得ない
一貫性で可能性潰してる人も多い!!
以前と同じなら安心というのは嘘ですよ。
知覚
近くとは、今まで脳に入ったことがある情報。
知覚が狭いと自分の適応範囲が狭くなる。
世界が狭ければ自分の使える範囲も狭くなる。
知覚が狭くて自分のフィールドを広げらない方も
多く見受けられます。
確信
見たことも教えられたことでもないのに、
絶対にこうだと知っているもの。”知ってた”という感覚。
それに至ったものが少なければ少ない自分の確信で
自分を進めていかなければならない。
この7個が、
現状・過去の経験・未来の心配・思い込み
などによって、出現してきます。
自分の不安はここからかな、
自分の怒りはここからかな、
自分の悲しみはここだよね、
自分がうまく行ってないのはここの制限からかな、
とか、一度考えてみてください。
制約条件をトラウマだったり
感情的な問題と捉えてしまうと
ずっと”心”に囚われてしまいます。
4つのハートポイントで一度心を整理し、
この7つの制約条件を見ていくと
少し紐解いていけるのではと思います。
構造心理学を知ると、
物事の原因や心を分析し、俯瞰し、
客観的に事実と照らし合わせながら
判断することができます。
感情モンスターになっている人はいませんか?
人生、損しています。
構造を学んで、
自分を生かす生き方にシフトしよう。
≪構造心理学入門記事一覧≫
構造心理学入門②:4つのハートポイントを知ろう・心を4つに分けて考える
構造心理学入門④:7つの制約条件・あなたを縛るものは何ですか?(この記事)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/09/otonanojoshiko/45/7a/p/o0415041514004594487.png?caw=800)
海外生活を経て、自然療法家として独立。分かりやすく型にとらわれないセミナーが人気となり、全国のべ5000人にセミナー・個人セッションを開催。
2015 年から大人の女子校をスタート、半年で650人のメンバーを有し、Synapse第2位のオンラインサロンを運営。”自分らしさと強みを生かす”セミナー・ キャリアカウンセリングを数多く行い、難しい理論も説明が分かりやすいと定評がある。強みセミナーの講師育成も行っている。