〜人間は外側とも関わっていく、
内側の感覚も広がって行く〜
人間は生きる過程で、
他人、住空間、知識、空気など
自分の外側のにある世界と関わっていきます。
五感で感じること、”分かる”物事、強度など
自分の内側で感じられることも発達していきます。
この外側と内側での
”分かる範囲”のことを二進と呼びます。
なんでも分かっているようで、
実は 自分が知覚できる範囲の中 で選択し、生きています。
なので、この分かる範囲が狭いだけで、人生が狭くなったりします。
子どもは経験も年数も少ないから知覚も狭いし確信はない。
大人になる過程で五感を使い、見聞を広め、他人と交わり
だんだん広がっていきます。
個性の表・資質表の左右と同じで
知覚:左側・成功系(未来・摂理・”なる”・精神力)
確信:右側・幸せ系(現在や過去・本質・”ある”・気力)
になります。
どうやって”自分のもの”になって行くのか
見てみましょう!
知覚外
聞いたことも見たことも一回もないし、想像でも考えつかないようなこと。
頭の中にないので人生の選択肢として検討・想定することもできない。
自分の世界には存在しないのと同じ。
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知覚
「うろ覚えだけど、見たことあるような〜」
一度でも五感に入ったもの。覚えてなくても知覚。
認識
「あー!テレビで見たことあるー!有名らしいよね!」
というような”知ってる”もの。
体験はしたことないので、どんなものか確証はない。
認知
「そこ行ったことある!美味しかったよ!高かったけど。」
というような”体験したことある”もの。
自分で実体験に基づきしっかり分かる。
認識が聞いただけ、見ただけに対して、
体験して認知になってることは感覚・体感・理解・納得を伴って
自分のものになっていることが多い。
確信
自分の中で「そうである」と分かっている、
自分の中では信頼できる物事。
自分に本質的にあるもの。
感性
直感で一目見れば似合う服が分かる、
感受性で見なくても分かるなど”分かる”力。
感覚
カレーの匂いがする、音が聞こえるなど
五感を通して現実的に分かること。
世の中から要るもの要らないものを選別する力。
思い込みや巷の情報に惑わされてしまうと
確信がつかめなくなってしまう。
確信を多く掴んでおくと、自分を信頼し
本来の自分でいやすくなる。
知覚と確信は
どちらかだけ広いのは逆次、
どちらの方向にも狭いのは二次。
知覚も確信も、どちらも広げて行くと
より自分を生かせる選択が可能になります。
どっちも広げていきましょう!
≪構造心理学入門記事一覧≫
構造心理学入門②:4つのハートポイントを知ろう・心を4つに分けて考える
構造心理学入門④:7つの制約条件・あなたを縛るものは何ですか?
構造心理学入門⑤:二進~知覚と確信(この記事)
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海外生活を経て、自然療法家として独立。分かりやすく型にとらわれないセミナーが人気となり、全国のべ5000人にセミナー・個人セッションを開催。
2015 年から大人の女子校をスタート、半年で650人のメンバーを有し、Synapse第2位のオンラインサロンを運営。”自分らしさと強みを生かす”セミナー・ キャリアカウンセリングを数多く行い、難しい理論も説明が分かりやすいと定評がある。強みセミナーの講師育成も行っている。