家づくりって家自体を建てる事以外に
いろんなことがあるんですね~
例えば外構工事・・・ということで
先日、土間をコンクリートにする
という内容のブログを書きました
コンクリートを打設する前準備の
お話でしたね・・・
こちらからどうぞ
こんな風にレンガや伸縮目地で
打設する面積を小分けするのでした
今日はその続きです
ただ単に自然素材を
使うだけではなく
独自の工法と本物の素材を使い
いわば「超自然素材の家」
を手づくりします
こんにちは!
「人と自然にやさしい家づくり」
さくらホームの宮永和幸です
実際に生コンクリートを打設する前に
こんなワイヤーメッシュという
太い針金のようなものを敷きます
車が乗るのか?人だけなのか?
トラックが乗るのか?
状況に合わせて
鉄筋を入れる場合もあれば
何も入れないい場合もありますね
それからこんな一輪車で
生コンを運び込みます
この一輪車・・・ネコって言いますよ
左の人の右手で持ってるのを
「鏝(コテ)」って言いますが
見たことあるでしょ
いろんな種類があるんですよ
これは土間に使うコテです
最初は均すために右の人のように
長い棒を使うんですね
これを定木(ジョウギ)って言います
生コンを流し込み
均したらこんな感じです
寒い時期なので
少し時間をおいて・・・
こんな感じにコテで
押さえていくんですね
これ・・・
見た目より結構、力が必要です
そうすれば表面に
ほんの少し水が浮いてきて
デコボコをキレイに均せるんですね
この画像がわかりやすいかな?
手前が一度押さえたところ
こんな作業でもコテは2種類
オレンジの樹脂のコテで押さえて
金属のコテでキレイにする
これをもう一度行います
ツルツルになった状態で
仕上げる方法を
「金ゴテ押さえ仕上げ」
って言うのに対し
今回は滑らないようにするために
それから刷毛(はけ)で
滑らないように目を入れます
これを「刷毛引き仕上げ」
って言いますね
住宅の駐車場は
この刷毛引き仕上が多いですね
この寒い季節
忘れてはいけないのが
温度の事です
コンクリートというのは
簡単に言えば気温が低すぎると
硬化するのに良くないんです
なので生コン自体の強度を
最初から上げていたり
早く乾く薬剤を入れたりします
そしてコレ・・・
夜には零下になるかもしれないので
養生をしておきます
コンクリートに布団を
掛けてあげるようなものですね
土間をコンクリートにするだけでも
こんなにいろんな工夫があるんですね