BrightSignのマルチチャンネル音声出力はHDMIまたはS/PDIFから出力されますが、HDMIの場合は出力確認をする手段が会社になかったのでHDMI マルチチャンネル・アナログ音声コンバータを探して購入してみました。
※AVサラウンドアンプでは機材そのものが大きすぎるので単なるプリアンプを探していた。
参考リンク:
BrightSignでDolby Digital AC-3 5.1ch音声を再生する
大変安価で、納品するには不安な機材です。
※確認用途ですので問題はありません。
内部基板写真
この価格の製品の基板写真を撮っても仕方がありませんが、趣味なので撮りました。
HDMI音声デコーダ EP92A3E HDMI/MHL 1.4 3-IN 1-OUT Repeater suitable for Home Theater and Bar Speaker applications
http://www.epmi.com.tw/sayapro03.php?id=134&t=32
アナログ出力オペアンプ Cirrus Logic CS4354
https://www.jp.cirrus.com/products/cs4354/
出力レベルは0dBFS = 5.4dBV でした。(後述しますが、MAGIX Sound Forge Pro13からDirect Sound サラウンド マッパー出力をし個別確認)
BrightSignとこれを繋いでも絵的に大変地味ですので、PC(Windows10、インテルHDグラフィックス)とつないでマルチチャンネル出力が可能なのか試しました。
パソコンのHDMI出力に本機器を接続します。
このままでは2ch出力のままでした。
スピーカセットアップを開き、チャンネルを7.1に変更します。これで8ch出力が可能になります。
パソコンからみたHDMIオーディオプロパティ。
参考までにEDIDのオーディオ情報。
但し、Direct Sound サラウンド マッパーに対応していないとならず、8chマルチチャンネル出力が可能なソフトウェアが手持ちではMAGIX Sound Forge Pro13、MAGIX Vegas Pro15とMAGIX(旧SONY)系のみでした。(Grassvalley EDIUS Pro 9でも8ch出力は可能でしたが、オーディオ設定の確認が出来ませんので除外)
MAGIX Sound Forge Pro13で8chプロジェクトを新規作成する。
オーディオデバイスで「Direct Sound サラウンド マッパー」を選択すると8ch出力が可能になる。
コンバータ機器側でLFEはローパスフィルタが掛かっておらず、フルレンジで出力されます。
とりあえずはBrightSignのサラウンド出力確認用として活躍してもらいます。