従来のパワコンとは違い、活線挿抜可能な新パワコンのTRUE1シリーズのレセプタクルタイプ・パワーインレットの作成方法の紹介です。
作成方法、と言っても圧着して差し込むだけですが、周辺パーツ含め説明します。
作成方法、と言っても圧着して差し込むだけですが、周辺パーツ含め説明します。
左から、ノイトリック SCNAC-MPX ダストカバー(保護等級IP65)、NAC3MPX(TRUE1パワーインレット)、SCDR DLXシリーズ用ソフトプラスチックカバーです。下段は圧着端子のニチフ端子工業 TMEDN 630820-FAです
強電なので、メーカから提供されている保護パーツを使い、出来る気遣いをやってみます。
NAC3MPXと旧タイプのNAC3MPA-1との比較。カラーが黒になった事により、ポップな印象から変わりました
こちらはインレットのコネクタです。差し込み、回転させてロックが掛かります。
差し込んだ瞬間にアースがコンタクトし、回転させるとNLがコンタクトする仕組みで、この仕様は旧パワコンから変わっていません。活線接続が可能になった理由は明記されていませんが、刃のコンタクト方法が、単なる面接触から挟み込む形になった事に秘密がありそうです。
タブサイズは幅6.35mm、奥行き10.5mm、厚み0.8mmです。これはファストン250と呼ばれる規格です。こちらにニチフ端子工業 TMEDN 630820-FAを使用します
20A用コネクタですので、15A使用を想定し、VCTF 2.0-3C(Y/G アース色仕様)を使用します。通常品は黒白赤の配色ですが、赤を黄/緑に変更する事が可能です
SCDRを切り、ケーブルを通し、端子を圧着して差し込めば完了です!
※ダストカバーは写真には収めていませんが、真鍮スペーサが付属しています
SCD-Wと構造は全く同じですが、表記されている文字が異なるのがSCNAC-MPXです
※SCD-Wも問題なく使用できます
NAC3MPXを留めるビスはステンレスを選ぶと錆びずに良いと思います。