仕事柄、切っても切れない制御プロトコルであるRS232Cですが、その端末処理に使用するD-subシェルにこれだ!というものが無いまま数年経ちました。
会社では秋月などで購入できるUseconn Electronics Ltd.のD-sub9ピンシェルを使っているのですが、安い反面、パーツ数が多く、マイナスドライバが無いとシェルの蓋閉めも、嵌合時の締め込みも出来ない為、現場での組み立てに向きません。※脚立の上で、空中で、作業する事を考えてみてください。
他に何かないものかと調べるうちに、これは!と思ったものがMH Connectors MHDPPK9シリーズです。
DHA-09PSとMH Connectors MHDPPK9-I-K
DHA-09PSと違い、嵌合時の抜け止めビスを手回しで行えます。やっぱり手回しですね・・・楽です。
部品数の比較
そして極めつけはパーツ数の少なさです。MHDPPK9-I-Kはなんとシェルがビス不要のスナップフィットです。これは驚きました。
外形仕上がりの比較
部品数、手回し、スナップフィットのシェル・・・価格と端末処理のストローク以外ではMHDPPK9-I-Kの勝利です。
例えば、現場で端末処理を行い、制御がうまく行かない・・・Tx Rxの間違いかも知れない・・・シェルを開けてピンアサインを確認しよう・・・となったとします。両者を比較してみます。
例えば、現場で端末処理を行い、制御がうまく行かない・・・Tx Rxの間違いかも知れない・・・シェルを開けてピンアサインを確認しよう・・・となったとします。両者を比較してみます。
シェルがスナップフィットなので、開けるだけで確認が出来ます。工具不要です!これは楽!!!
DHA-09PSはビスを2点外し、ナット2つを回収・・・パカっと開けた瞬間に全てがバラバラに・・・もう嫌になります
なんとカラーバリエーションもあり、国内ではRSコンポーネンツで手に入りますので、ぜひ試してみてください。