BrightSignで透過PNGが扱えるという事で試してみました。
さらっと説明しますが、画像を透過させるといった場合、古くはブルーバックやグリーンバックで人物を撮影した「クロマキー」、黒地の紙に白で文字を書き合成した「ルミナンスキー」から始まり、画像合成がコンピュータで行われるようになって、RGBの3値の他にもう一つ値を増やし、これを透過として扱う「アルファチャンネル」があります。
映像編集ソフトウェアであるなら、クロマキー、ルミナンスキー、アルファチャンネルのどれもが扱えますが、BrightSignはデジタルサイネージプレーヤですので、このうちのアルファチャンネルが扱えます。
さらっと説明しますが、画像を透過させるといった場合、古くはブルーバックやグリーンバックで人物を撮影した「クロマキー」、黒地の紙に白で文字を書き合成した「ルミナンスキー」から始まり、画像合成がコンピュータで行われるようになって、RGBの3値の他にもう一つ値を増やし、これを透過として扱う「アルファチャンネル」があります。
映像編集ソフトウェアであるなら、クロマキー、ルミナンスキー、アルファチャンネルのどれもが扱えますが、BrightSignはデジタルサイネージプレーヤですので、このうちのアルファチャンネルが扱えます。
今回の手順はいたってシンプルで、BrightSignで全画面の映像コンテンツを作り、その上に同じ大きさの透過PNG画像を乗せ、一部分をマスキング(キーイング)するやり方です。
BrightAuthorでフルスクリーンコンテンツを作成する。※BrightAuthorは4.6です。
Layoutを選択し、Add Zoneをクリック。フルスクリーンコンテンツにNew Zoneを足し、Imagesレイヤを作成する。
Imagesレイヤはマウスのドラッグで領域を最大に持って行っても、なぜか水平垂直1ピクセル不足するのでSizeは数値で入力する。XY軸の基点は左上なので(0,0)でOK。
透過PNGを作成する。2階調以外もOK。一番下の画像は実際に使用できる透過PNGです。
作成した画像をImagesレイヤに登録する。ここではインタラクティブコンテンツでなく、起動したらマスキングは終始有効な設定にしたいのでプレイリストを採用しました。これで下層レイヤに映像を登録し、パブリッシュすれば完成です。もちろんインタラクティブコンテンツ映像でもOKです。
実際にマスキング(キーイング)された映像をカメラで撮ったもの。この場合は丸い部分だけに映像が流れます。
これをプロジェクタ投影すれば・・・応用が利きますね。
具体的な応用編として、透過PNGをブレンディング機能がないプロジェクタに対してBrightSign側でブレンディングを掛ける事や、ロゴの範囲だけBGVをひたすら流す・・・なんて事も可能です。
この最大の利点は、映像に対してリアルタイムにマスキング(キーイング)出来る事です。マスクを少し変えたいから再レンダリング・・・なんて事が発生しません。
今回初めて試しましたが、なかなか応用が利き、コストを下げられる方法だと感じました。
この記事がどなたかの役に立ちましたら幸いです。
この記事がどなたかの役に立ちましたら幸いです。
参考リンク: