「利用していい」罠から始まった罪作り【#63】37歳で留学 | 日韓年の差夫婦☆バイリンガル☆脱ステ

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元ホステス、その後ハワイへ。同じ大学だった、12歳年の違う韓国人旦那と結婚。子供をおうちでバイリンガルにすることを成功しました。『相手の好きに触れる』このテクニックがホステスも育児も同じだな~と思う今日この頃。独自の育児法や家庭学習のことなどを綴ったブログ


 夜の世界に見切りを付けて

ハワイに留学するまでのお話を

書いています!

 

以前のものはザックリ書いたので

詳細を足しながらの再投稿です

 

ホステスを20年間してきた私が

 37歳の時にすべてを手放し

ハワイに留学したお話 

 

いつも読んでくださり

 ありがとうございます

気軽にコメントくださいね 指差し


初めからはコチラになります下矢印



彼のことは好きだった。


でも、未来を見据えて

自分からお別れをした。



 だけど、時間が経つにつれて

心がどんどん苦しくなっていく...


その『苦しさ』の

正体がわからず、困惑する私。


そんなお話の続きです。



あの時、自分の
『心の苦しさ』の意味が
本当にわからなかった。


会えない寂しさとかじゃないし

未練とか、喪失感でもない。





直樹と別れたあとも、私は
メーキャップをして
ハイヒールをはき

お店のドアを開けた瞬間
自然とスイッチが入って

『ホステス』としての私に
切り替わる。


お店に来てくれたお客さんを
楽しませて、場を盛り上げて

 お腹が痛くなるほど
笑うことも多い。


 毎日がまるでパーティのように
にぎやかな時間を
過ごしていたんだけど...





営業が終わるとね

『はぁ...』ってため息が出るような

胸の辺りが苦しいの 悲しい



あぁ... 自分の気持ちが
よくわからない...だけど...

直樹のことを記憶から消せたら
この苦しさがなくなるのかな

何も感じない心になるのかな

そんなことを思ったりしてた。



そんな心境の中
直樹が夜中に電話をしてきたり
(無視するけど...)


お客さんを送り出す時に外出たら

『よっ 』とか言って
直樹がビルの前に
立ってたりする...



(いい加減、やめて...)




直樹と別れてからは
そんな心で毎日を過ごしていて

ある日の夜....


よくお店に来てくれていた
直樹が大嫌いな先輩
望月(仮名もちづき)君が

私達が別れたことを聞いたらしく


この時の喧嘩の原因の男性下矢印
俺は、この店に来た時から
ママの事をずっと気になってる
俺、ずっとそう言ってただろ?

ジョーダンに
聞こえてたかもしれないけど
惹かれてたのは、本当だから。


そんなような言い方をされて
食事に誘われたの


直樹と付き合っている時は
さすがに誘えなかったけど

ママのことを食事に
連れていきたいって
ずっと思ってた

って。




望月君は既婚者で
子どもがふたりいる。 

お父さんの会社で専務を務めていて
奥さんは元ホステス。


 自分の会社の従業員を
大勢連れてきてくれて

 新年会や送別会など
なにかあるたびに
うちの店を使ってくれてね

 金払いも良くて、オシャレで長身
そしてイケメン。



そんな感じで誘われて

もう直樹とは終わってるし
望月君と食事に出ても
なんの問題もないよね...

という、軽い気持ちで
同伴出勤前に食事に行ったの。






数回の食事に付き合った、ある日

その日は、小料理屋さんで
煮魚やら、天ぷらなんかを
食べていたんだけど

望月君が、いきなり
少し怒った口調で言った。



ママの食事の仕方を見てると
イライラしてくるんだよ。


 この前も、その前もそうだったけど
ちょっとだけ食べて
当たり前のように残す。 

自分で好きなものを注文したのに
少しつまんで、あとは食べない



ママの食べ方を見てるとさ
直樹がこうやってママに
してあげてたんだろうなって
思うんだ。


ママを見てると
あいつの存在を感じて
嫌な気分になるんだよ


俺のこと、セコいなって
思うかもしれないけど

自分でもカッコ悪いこと
言ってるなって思うけどさ

でも… ママの食べ方を見てると

直樹に
甘やかされてきたんだろうなって
どうしても思っちゃうんだよ。



それを言われたとき
ものすごく衝撃的だった。


言われてはじめて
気づいたというか....。 



 直樹はいつも
私にいろんなものを
食べさせたがる人だったから

食事に行けば
『食え食え』 と、うるさいほどで

そんなに食べれないと言っても
『残せばいい』と注文する




 まさか自分の『食べ方』が

元彼、直樹の
影響を受けているなんて
思ってもみなかった...し....


 確かに!って思って
本当にびっくりしたんだよね
(今では残った2切れの漬物だって
ラップをかけて冷蔵庫へ入れるyo知らんぷり)




そんな事があったあとも
望月君はよく来てくれたんだけど


ある日、言われたの


まだ、直樹のこと
忘れられないんだろ?

ママと居ると
それを感じる

5年も一緒にいたんだもんな

そう簡単に忘れなれないよな

って。



そして続けて



俺の事、利用してよ

直樹のこと忘れるまで
俺を利用すればいい


って。




そして、私は
その言葉を真に受けてしまい
彼との関係をスタートさせます。



その時、私がどんなことを感じ
なにを考えていたのか

彼との間にあった出来事の数々を
書いていこうと思います


老婆の昔話を
読んでくれてありがとう キメてる飛び出すハート